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爆縮と体温の機知(12)

弁えていただきたい

カタカナ用語を見た時に

少しだけ印象が変わるのは何故だろうか

「心が強くないと」

「ハートが強くないと」


大体の意味は同じだが

何かが違う色合いになる

場合によっては

騙されているのかもしれない


巷には

そういう言葉達が溢れている

ニュースに雑誌

誰かの話し言葉に映像作品


ニュアンスがズレて

意味が離れていくこともあれば

使い方を間違えて

ソリューションが

見つからないこともある


ずっと気を張る人間は居ないから

適当とテキトーも曖昧になった

僕等は自然体の傲慢さを出し続け

周りの助けを借りながら生きている


弁えていなければ

更に他人の助けを必要とする存在になる

その存在達は

どうやって

他人への責任を取っていくのだろう


周りを疲れさせる存在に対して

存在は大切であると言い切れて

助けに入る人間は弁えている

自分の利益を削ることで

人としての道理を保っているのだ


それを利用しながら生き続けることに

何も思わないのだろうか


存在することの責任は誰にでもあるし

その責任を負わなくていい時は

意思が消えて

身体が

棺桶の中に入っている状態のみである


いつか返すと云ったところで

返せる期間は決まっている

一生変わらないのであれば

その傲慢さを

少しは弁えていただきたい









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