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dexは要らないステータスじゃありません!  作者: 天色紅葉
第2章
83/86

風雲は転じ急を告げる、王を戴くは汝なり

誰だよ「お前ごときが魔王に勝てると思うな」はタイトルからしてまったり系だとか言った奴、最終章読めねぇわ、「精霊幻想記」読めなかったんだぞまったく……

 place:王都バルバニエスタ:バルバニエスタ城

 潤と重騎士がぶつかり合ったあの日から1週間が経った、戦闘の合間を掻い潜り無事に脱出したオスメンの手により前王の死への証言及び執事長の手記は届けられ、それからの展開は早かった。

 証言に従い行われた不正の調査、手記が示した暗殺の真相の在処、次々と暴かれていったそれらは王位継承戦の鄒勢をひっくり返すには十分すぎる力を孕んでいた。


 そして、今…【シェルニエスタ=バルバニエスタ】の戴冠式が行われようとしていた。


 リンゴーン、リンゴーン、と鐘が壮大に鳴らされ、城下には花びらが舞う、狂人達の激突の痕が残るなか、人々は新たな王の即位を寿ぎ、盛大に行われる祭りは新たな時代の到来を誰にも予感させ……そしてその時がやって来た。


「シェルニエスタ王女殿下の、お成りである!」


 宰相の声は魔法により拡大され、賑わう王都を駆け巡る。人々は次々城下広場へと集まり、新たな王を一目見ようと期待を昂らせる。


「大変、悲しい事がありました」


 声に従いバルコニーへと進み出た王女は、聖女の証である聖衣に身を包み、その透き通った声を、発した。


「王太子の陰謀により謀殺されたお父様、それを突き止めた組織により王太子は暗殺され、全てを知った王子達は過激なまでに全てを粛清しました」


 悲劇を語る王女に応えるように王都に雲がかかる、始めは薄く、小さく、白く…やがて厚く、大きく、涙を湛える灰色に。


「国は荒れ、悲劇は悲劇を呼びました、けれど、全ては今日を以ておしまいです、私が、新しい世へ導きます」


 毅然と顔を上げ、言い切る王女へ拍手と歓声の嵐の中、王冠が授けられる、立ち上がり、再度広場へ目を向けた王女…女王は戴冠式の最後の儀式、()()を触れた。


「『総員、ただ受け入れよ』」


 実際に力を持つ言葉が放たれ、国民達の体をその場に縛り付ける、浮かべた笑みは邪悪の一言につき、ただ自分へ酔いしれるように独白を始めた。













『聖女は堕ちた』


[聖女の剣]を失いました

[堕ちた聖女の剣]を獲得しました

ほろ酔いで書いてるので括弧おかしくなってるかもです、報告いただければ幸いです……




73話~76話へと割り込み投稿してます

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