軍議ですか?
お待たせ致しました、これにて補完投稿終了でございます、後程纏めたものを活動報告にてアップさせて頂きます
place:王都バルバニエスタ:シェルニエスタ邸:軍議室
騒々しいほどに交わされていた議論がぴたりと止み、こちらを見つめる、その視線に半歩、知らず下がった潤に構わずカルナは言葉を続ける。
「こちらが王女殿下より直々に、そう直々に迎え入れられました、閏様でございます」
潤をチラチラと見ながら周囲の人間と小声で話す声が聞こえてくる。
「コホン…ご紹介にあずかった、閏です、一応斥候やってます」
「…あ、ああ、イベントの時見させて貰ったよ、凄まじいとしか言いようが無かったが……ああ、俺はオスメン、暴漢をしているよ」
あまりの居心地の悪さに取り敢えず自己紹介を行った潤に応えたのは暗躍を謳っていたプレイヤー、【オスメン】、差し出された手を取り握手を交わしていたところ…彼女はやって来た。
「全員、揃っているようですね、なによりです、それでは、始めましょうか」
軍議室の中を一通り見回した彼女…【シェルニエスタ=バルバニエスタ】はその場に居た全員へと声をかけ、いたって自然な様子で上座へと腰掛けた。
「それでは、最初に報告から行って起きましょうか、私は、無事【聖女】の証を戴くことが出来ました」
その言葉に軍議室内がにわかにざわつく、それは喜色に満ちたものであり、やがて全員が視線を王女の方へと向ける。
「それでは、それぞれへ順に指示を下して行きますわ」
◆◇◆◇◆◇
place:王都バルバニエスタ:シェルニエスタ邸:軍議室
王女はそれぞれへ指示を与えた後、部屋を出ていき、それを合図とするように他のプレイヤーも順に去っていく中、潤はぼんやりと天井を見上げていた。
「誰一人の命も落とさぬこと、かぁ……」
それこそが潤へ与えられた指示、集まった中でも断トツの高難易度を本人より保証されたそれは、ついでに言うならば第3王女陣営の命綱でもあった。
「まあ、なるようになるか」
気持ちを切り替え、与えられた自室へと戻る、気にしても仕方の無いことを気にするのは至って無駄でしかない、そう言ってのけ、実際に思考から一切を排除する彼の姿は、ある意味では酷く頼もしく見えた。
因みにこのゲームはR18版も発売してます、傷口のモザイクとかが無くなるだけですが…




