護衛ですか?
投稿滞って、まことに申し訳ない、リアルが忙しかったり、書きもしない作品の設定考えたり…つい……
戦記ものも書きたいし、ラブコメも書きたい、スポーツものもしたいし異世界ファンタジーだってしたいっ、学園ものとか、ダンジョンものとか、ちょっと蛸になりたい……
place:バルバニエスタ街道:北
こういう時に『索敵』の上位技能が欲しい、と潤は歯噛みする、『索敵』と『隠密』では『隠密』の方が有利技能であり、1つ以上上のLVでないと暴くことは出来ない、現在『索敵』のLVは9、そろそろ『索敵』有利になる上位技能を取りたくなるころだった。
「取り敢えず居場所が分かっている奴をここから狙う、高位レベルの『隠密』スキル持ちが居るかもしれないから注意を怠らないで」
簡単に御者へ注意を促し反応の細かい位置を探る。
「こそこそこそこそと、逃げ隠れだけしていればその命を失うことも無かったろうに」
「『炎熱矢』」
森の生木であるため、森林火災までもは起こせないがそれでも広範囲に撒き散らされた炎はそこにあるすべてを舐め上げる。
「性格悪っ、『螺旋矢』、『誘導矢』、『斉射』」
文字通り炙り出されたプレイヤー達にぞっとしながらもとうとうマスターした『斉射』込みでの同時複数狙撃を成立させる、最も本来マスターボーナス込みで15本にも及ぶ矢を全て別々に制御するなど正気の沙汰では無いのだが、本来姉妹達を遥かに凌ぐはずのスペックを無駄に消費しつくして、それは為されていた。
「急いで出発させて、僕は足止めの罠を仕掛けてからいく、合流は手筈通りに」
「わかった、気をつけて」
足を止めさせていた馬車を送り出し潤は背後へ弓を構える。
「まあ取り敢えず災害コンボでいっか…」
数日前のイベントでこれ以上なく極悪な破壊力を示したスキル群を使おうとスキルの使用を重ねていくなかで、それは起きた。
「『炎熱矢』、『嵐矢』、『重力矢』、『暗黒矢』、『凍結矢』、『水裂矢』、『散岩矢』、『螺旋矢』、『麻痺矢』、『毒矢』、『魅了矢』、『沈黙矢』、『盲目矢』、『爆炎矢』、『誘導矢』、『火炎』…弾かれたっ!?」
バシュッ、と打ち消すような音と共に矢に灯っていた大量のスキルエフェクトが掻き消える、そう言えばログインする前に若干のパッチが当たっていたことを思い出し小さく舌打ちをする。
「MPも全損かよくそっ、『火炎嵐』、『斉射』」
悪態をつくのは後とばかりに『火炎嵐』をばらまいた潤は反転、『空歩』を駆使し空へ駆け上がる。
「やっぱ高度稼げるってのが最高だとおもう、『氷結嵐』、『斉射』」
『空歩』への感想を呟き、『火炎嵐』の向こう側へ後付けの防壁をもう一枚足した潤はそのまま空を駆け、馬車を追いかけて行った。
それはそれとして王位争奪戦とかくそめんどくせぇ、誰だよ書き出したの、アサシンプレイで方つけてもいいですかぁっ




