南街道ですか?
テンションあがりましたね、まさか人形云々のところから伏線にするとか…あ、これ以上は……因みに紅葉はシャンフロは結構好きです、京極ちゃん煽る所とか爆笑してますw
place:ネスティア街道・新道:南
「さて、と…召喚、おいで、【瑠璃花】」
幾度かの呼び出しによって案外適当に呼び掛けても応えることが判明した[水晶の希望]を使用し【瑠璃花】を呼び出す、昨日のイベントの後、棒倒しによって決まった進路へ向かい、新たな町を開拓するため、潤はネスティアを南に旅立つことにした。
「おはようなのマスター、今日はなにするの?」
「…取り敢えずの予定としては南下をしていく、今回は一切情報を仕入れてきて無いから何があるのかとかは知らないけど、行き止まりか町まで、取り敢えず向かうよ」
「了解なのマスター、ここから南なら【瑠璃花】の故郷もあるかもしれないの!」
「そうか、なら向かってみるのも良いかも知れないな、じゃあ、行こうか」
新しくなった漆黒の装備に身を包み、装備とスキルを確認し門を出る、目指すは新しい町の新しいクエスト、転職条件が見つかれば尚上々、未知への期待を胸に、潤は歩き出した。
◆◇◆◇◆◇
place:ネスティア街道・新道:南
「んおっと」
『索敵』に プレイヤーの反応が引っかかる、道を塞ぐように、円を作るように展開し、細かく移動を…
「ってこれNPC囲んでボコってるんじゃないか!【瑠璃花】ダッシュ!」
「はいなのマスター!」
全体の動きからマップに写らない存在ーNPCを囲んでいることを察し走り出す、イメージするのは速く、どこまでも速く加速する自分の姿、その想いは瞬く間に潤の能力に許される最高速度へその身を到達させる、そして戦闘を目視するに至った潤はサジタリアスの加護を以て妖弓を解き放つ。
「っちぃ、増援だ、何人か向こう対処しろ!」
「増援が来たぞ!もう少しだ、持ちこたえろ!」
放たれた矢はその予測通り……プレイヤーの手首を射抜き宣戦布告とした。
「『アイシクルランス』っ」
放たれる氷の槍を回避し前へ走る、既に囲まれている以上、範囲攻撃のスキルは使えず、矢をパリィ出来る存在がある可能性がある以上あまり矢も放ちたくは無い、故に選ぶは接近戦、腰に挿した二刀、[迦具土]と[焔]を抜き放ち、放たれる魔法を掻い潜り、時に切り払い、プレイヤー達に接近していく、遠慮無く戦える状況を彼に与えてしまった時点で、最強のプレイヤー相手に[霊薬]すら取れないプレイヤーごときが相手になるはずも無く、10分もしないうちに、その場の静寂は取り戻されたのだった。
[霊薬][霊薬]とうるさいのは基本的にこの[霊薬]がとれたかどうかが強いプレイヤーかどうかを判断する基準の一助となる程度にはそこの壁が厚かったからです。
あちこちに潜みすぎてるルート分岐の先の設定とかが書きたくて仕方なさ過ぎて本編に戻れそうに無いので誰かが分岐見つけてくれたらそこにだけ言及しようと思います、予想しやすいところから無理ゲークラスのところまで、大量にある上にどんどん増えて行くので……




