英雄集えり、次代を告げるは爆雷の砲9
モンハンがハクスラに当てはまらないとか言う説を見てハクスラの定義が揺らぎそうになりました、蹂躙して自分の装備をひたすら高めていく都合上立派にハクスラだと思うんですけど…
place:第1回イベント特設マップ
『狂化』特定条件下発動
発動中全能力値が倍加する
3秒毎に残りHPの3割の継続ダメージを受ける
市街区を抜け出し、西にある荒野地帯へ向かっている途中で冷静さを取り戻した潤は、いつの間にか習得していたスキルを確認していた。
「なんてピーキーな…最終的に残りHP1で固定されるパターンの奴か、一撃で消し飛ぶって言うのはまあ、そんなに変わらないか」
もとより大して割り振っていないVITとHP、高火力に一撃で飛ばされるのが何を食らっても一撃で飛ばされるようになっただけ、大した問題では無いと踏んでいた。
特定条件がどういった条件なのか予想はつかないものの、今気にしても仕方の無いことと割り切り、思考を切り替える。
「じゃあ、張り切って行こうか、次は…」
ふらふらと辺りのプレイヤーを狩りながらマップに表示される光点、ランカーを目指していた潤はとうとう視界の端、遠くの方にそのプレイヤーを視認するに至った。
レイドボス戦におけるリーダー、恐らく現状で最高クラスの前衛能力を持ったプレイヤー、ワルド、最後にやりあったのは1ヶ月ほど前のこと、その時は辛くも勝利を納めたが今やりあえばどうなるかは分からない、だからこそ潤はふつふつと自分の中の戦闘欲が滾ってくるのを感じ取っていた。
◆◇◆◇◆◇
place:第1回イベント特設マップ
「じゃあ、楽しんで行こうか、『鷹の目』」
目標のワルドから凡そ40Mほどの距離を開け、潤は物陰に潜んでスキルを発動させた。
「『螺旋矢』、『炎熱矢』、『凍結矢』、『散岩矢』、『暗黒矢』、『嵐矢』、『盲目矢』、『沈黙矢』、『麻痺矢』、『毒矢』、『水裂矢』、『重力矢』、『爆炎矢』、『連射』」
「『火炎嵐』」
「『氷結嵐』」
出し惜しみ等一切抜きにありったけのスキルを盛り込んだ魔法銀の矢に載せて打ち込む、この初撃にて勝負を決めるつもりで放った矢は…そこに地獄の様相をもたらした。
『火炎嵐』とか、『氷結嵐』とかは大量に盛られたスキルとはあまり相性が良くない上に同時には打てないとか言う謎の制約があります、少数なら盛れる上に撃ってしまえば被るってそれどうなんだ…
先に言っておくときちんとナーフは受けます。




