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英雄集えり、次代を告げるは爆雷の砲7

イベント残り30分とかで何話つぎ込むはめになるのやら……

 place:第1回イベント特設マップ

  今見ているのはさっきマップに示されたプレイヤーのいる家、つまり考えられる可能性は2つ、本人か、たまたま出くわしたプレイヤーかだ。

 実際に他のプレイヤーが出くわしている可能性は限りなく低いと思いつつも全力でそれを願いながらそっと様子を伺う。


「マスター、多分その人がマップに載ってた人なの」


【瑠璃花】の報告に小さな身振りで応え、不審者然ととした相手プレイヤーとじっと見つめ合う。

 しばしそうした後、どちらともなく目を逸らし窓枠を乗り越える、そしてお互い反対方向に行こうとした時のことだった。


「ランカーいただきぃっ」


 荒々しい声と共に叩き付けられるのはバスタードソード、片手、両手問わずに使用できる現状最も大きい剣とされている。


「ざっけんなよ、こん○○(ピー)がっ」


 口汚く罵りながら叩き付けられる剣を避け、一瞬の逡遵の後、短剣を抜き飛ぶように地面を駆ける、それと同時に襲撃者の反対から迫るのはプレイ期間の長いとは言いがたいとは言え今のところ見覚えの無い武器種別:刀、だった。


「刀?」


 見慣れぬ武器への疑問をかなぐり捨て疑問を巡らせるは3つの事案、すなわちこの襲撃者の意図、何故かここにとどまる不審者への対応、使用するべき武器とスキル、最も武器に関しては右手に嵌められた弓掛を見る人が見れば分かるような状態、さして気にする事でもないと思い直す。

 よってまず始めに考えるべきは不審者への対応、MPKよろしくこの襲撃遮と共に襲いかかってくるのか、或いは全力を出すため引き連れて行きたいのか、好意的、単純に解釈するならこのまま協力して襲撃者を排除し、その後に戦闘、或いは逃走ではあるものの……


「ははっ良いや、()っちゃえ」


 プツッという音を頭の中に覚え、高揚感に満たされていく、現在時刻は17時23分、よほどの早漏野郎で無い限り時間は持つだろうと楽観し装備を展開する。


「あは、あは、ははハハハハハハハ、『暗黒矢(ダークネスアロー)』」


 3人の中央に放つは闇の力を帯びた矢、副次効果として『不浄なる吸生陣(ダーティサークル)』を展開し吸生(ドレイン)をもたらす。


「ほらほら、もっと僕と遊ぼうよ、キモチヨクなろうよ、さあ!」


 狂ったように高笑いを響かせ明らかに普段より素早い動きで2人を翻弄しHPを削り、自分を癒していく、その瞳は爛々と光り、鮮やかな紫の軌跡を二筋、残すばかりであった。

狂戦士系美女(男)、良いよね

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