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英雄集えり、次代を告げるは爆雷の砲3

本文の最後に潤君のキャラデザ載せてます、描いて下さった【ざいまカエデ】さん、ありがとうございました!

 place:第1回イベント特設マップ

  「迎撃に向かうぞ、どこだ?」


【瑠璃花】の報告に迎撃する事を即決して詳細を訪ねる。


「ここからちょうど反対側なの、6人セットのフルパーティーなの」


「了解、よっぽど連携に自信があるパーティーだなそれ、自滅の可能性はないものとして扱おう」


「了解なの!案内するの、こっちなの!」


【瑠璃花】に連れられ向かった先には斥候(スカウト)のプレイヤーが周囲の様子を一応と言った風に警戒しながら進んでいた。


「マスター、あれなの!」


「ルチル、向こうだっ、距離300!」


【瑠璃花】の元気いっぱいな声によって斥候(スカウト)

 男に気づかれる、その報せにより相手の魔術師から『火球』の魔法が放たれ、こちらに飛んで来た。


 危うく転がって避けた場所に『火球』が突き刺さり地形との相性により地形効果:山火事を引き起こす、速やかに離脱しなければ火に呑まれてHPを割るなか、コンビとパーティーは向かい合った。


「【瑠璃花】、帰還」


 潤がそっと【瑠璃花】を[水晶の希望(クリスタルホープ)]へ戻すコマンドを口にする。


「マスター?【瑠璃花】も戦うの、無謀なの!」


「火の手が強い、今僕は【瑠璃花】を失う訳にはいかないんだ、分かってくれ、【瑠璃花】」


「っ…マスターは卑怯なの!後でまた呼び出さないと絶対に許さないの!」



[水晶の希望(クリスタルホープ)]へ帰還する為その身体を薄くしながら叫ぶ【瑠璃花】の訴えを取り下げ、叫ぶ声を聞きながらまた一段相手のパーティーに注意を向ける、『火球』のクールタイムは比較的短い、恐らく先ほどの会話でその貴重な時間をほとんど使い切っただろう、正直【瑠璃花】が居ないのは痛いが失うよりは遥かにマシだと思っていた。

 後ろには火の手、前にはプレイヤー、前にも後ろにも活路は無い以上、道を切り開くしか潤の生き残る術は無かった。


  「流石にこれ(初心者の短弓)じゃ無理だな、喜べ、とっておきのお披露目だ」


 余裕があるような素振りを必死に演じながら武器を取り替える、取り出すは仁朗坊仁兵衛の手による短弓、[千年樫の短弓]である。かつて決めたタイミングには少し早いがこれを使って上位に食い込めば十分に注目は集まるだろうと割り切る、勝てるとは思っていないが負けてやるつもりもそうそう無かった。

 _______________________________________________



挿絵(By みてみん)

接敵してから1話使って戦闘に入らないお話なんて、はは、そうそうあるわけ(ry

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