西レイドですか?
ごめんなさいやっぱり0時とか無理な気がします
place:ネスティア街道・新道:西
「Purullllllllllllllll」
ネスティアの西から伸びる街道の先、結界によって仕切られたフィールドの先に、そのモンスターは待ち構えていた。
レイドモンスター【プルルル】、可愛らしい名前とは裏腹にその見た目は………
「別のモンスターじゃねぇかっ!!」
赤色をした鏡餅を前に潤が吠える、モンスターが違えばその行動アルゴリズムが違っていると考えることはごく自然の事であった。
「めんどくせぇ、『螺旋矢』っ」
小さくため息を付きながらも放たれた矢は、【プルルル】に載った橙に命中する。
「げっめんどくせぇ怯まねぇじゃん、『螺旋矢』、『連射』」
一矢で怯まぬならと連射を用い四連撃を与えるものの、怯まず、体力は削られて行くのを見てまぁ良いかとそのまま『螺旋矢』を放ち続けた。
「おーい、閏くーん?クライアントからの依頼だよー」
暫く無心で矢を放っていると不意にセツナからのフレンドコールが鳴り響く。
「そりゃ依頼人が持ってくるのは依頼でしょうよ、で、何ですか」
「うーん閏君冷たくてお姉さん泣いちゃいそう、という訳でもうちょっとストップモーション絡めてってねぇ」
「………………………………了解でーす」
「うーん、今の沈黙がお姉さん怖いけど、よろしくねっ」
出来てしまったものはしょうがない、めんどくさくても仕事は仕事と割り切り、パターンを試してみることにする。
「さて…『麻痺矢』、『誘導矢』、『斉射』」
まずは麻痺、『誘導矢』を使用し同時に放たれた3本の矢のうち、まずは1本、次に2本、反応を確認しながら当てる。
「んー、効果無し、『麻痺矢』、『誘導矢』、『斉射』」
次に放たれた3本の矢を全て同時に、これで効果が無ければ次のスキルを考えなければいけない。
「これも効果無しっと……あれ?他に何かいいスキルあったっけ?」




