打ち合わせですか?
しゅうかいつらい…プリキュア欲しい…
体力が無くなったので一気に書いてしまいます
place:森林都市:ネスティア
「…」
「……」
「………」
決闘の後、そこにはなんとも言えない沈黙が漂っていた。NLOのデスペナルティは非常に重く、所持金の全損、装備品のランダムドロップに加え、24時間のステータス半減と言う代物であった。これがPKであった場合、所持金と装備品はそのPKが得ることが出来るため、NLOでは常に一定数のPKが湧くこともプレイヤー達の注意するべき点となっていた。尚、PKがPKKされた場合、所持金は町で預けてある物も含め全損し、装備品も全て失うことになる、PKするのにもそれなりの覚悟が必要なのであった。
「…あー、取り敢えずこれ、[黒鉄の騎士剣]、返すよ、後金と、何ミルス持ってた?」
「あ、いや、剣は借り1つとさせて頂くがミルスの方は受け取ってくれ、実力を見抜けなかったのは俺だ」
「そ、そうか…じゃあ、そう言うことで」
「ああ、うむ……皆、済まないが明日また集合と言う形に出来るだろうか?本当に済まないが今見て貰った通りの現状だ」
暫く天使をふらふらとさせた後、ぎこちなく会話を再開する潤とワルド、そのままの空気で翌日の再集合指示した後、そのなんとも言えない空気の中、その日は解散となったのだった。
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place:森林都市:ネスティア
「無理な召集にも関わらず、今日も応えてくれてありがとう、今日は手早く班分けを済まし、そのまま北のレイドへ向かいたいと思う」
昨日よりも幾分大人しめにワルドが演説を打つ、そしてそのまま順次レイドでの班分けが指示されて行った。
「では、班を分けていく、それぞれの班でパーティーを組み直してくれ」
そう言って順次ワルドがレイドパーティーを発表していく。
「第1パーティー、タンク班、ゆみるをリーダーに
第2パーティー、近接火力班、リーダーは俺だ
第3パーティー、遊撃班、セツナ、リーダーを頼む
第4パーティー、回復班、リーダーはコヨコヨさん
第5パーティー、支援班、鼻提灯をリーダーに据えて、今回の編成は以上、自分の役割は分かっているな?尚、閏さんは遊撃班、セツナ、上手くやってくれ、では以上、30分後に出発とする、解散!」
話しているうちに調子が戻ってきたのか、ワルドが声を張り直していく、段々とはっきりしていく声の中で告げられた解散に従い、集まっていたメンバーが一気に動き始めた。
そうそう…実はNLOでは"詠唱"と言う行為が出来ないと言う訳ではないんです、ジョブ、魔()師以上になると"詠唱"が解禁され、無詠唱の場合より威力増大、消費MP減少等の恩恵が受けられます。




