スケルトンですか?
寒いです、アイスが止まりません、どうしたものかしら…
place:アルフ大墳墓(B2F)
「湧いた、12時方向、3、2時方向、2、6時方向、4、挟まれた」
「んあ?しゃーねぇ、ウガル、ヒモオ、全面の足止めを、後ろは俺とジミーで片付ける!」
「おう、任せろ!」
リガルドの声に騎士の男、ウガルが答え、前に向かっていく、神官のヒモオも一緒についていったこともあり、そちらは心配は無いものの、リガルドは自分の方が生き残れるか怪しく、ギリギリの戦いになると踏んでいた。
「少し手伝うよ、あまり奇っ怪な動きはしないでね」
「ん?行けるのか?」
「死にたくは無いでしょう、さっきまでと同じ調子で動くなら大丈夫、当てられる」
「わかった、頼む、ジミー、バフはこいつに優先してやってくれ」
「…良いんだな?」
「ああ、必ず、生き残れ」
潤の手伝いの申請により、生還に少しの見込み位は出てきたものの、やはり死亡する確率は今尚高く、それを感じたリガルドが小芝居をするのも仕方ないと言えなくも無かった。
「疾っ、ほら、早く行って」
潤が矢を射掛けながらリガルドを急かし、ようやくリガルドが走り出した時、既に残ったモンスターは1体と瀕死に陥った物が1体だけとなっていた。
「って、うおっ、ほとんど残っちゃいねぇ、『ヘビーアップ』!」
そしてリガルドがスキルを使用し残りを片付けた時、反対側からは足止めを頼んでいた筈のウガルとヒモオが歩いてきていた。
「おいお前らっ、向こうの奴らはどうなった?」
「ああ、片付いたよ、閏さんは凄いな、撃った矢がどんどん当たっていくの、それも多分全部弱点に」
「な、それは本当か?」
「いや、何発かは外した、やっぱり骨だけだと狙いづらいな」
「いや、あんな骨ばっかりの奴にきっちり当てられるだけでも十分凄いぞ、と言うか、よくそんなに弱点部位がわかるな?」
「スキルだよ、『天眼』っていう、弓を使ってる間弱点部位を視覚することが出来るスキルだな」
「そんなものがあるのか、凄いな、弓ってのは」
「そこに攻撃が当たらなきゃ意味無いけどね、そろそろ行こう、また湧いたらたまらない」
「ああ、そうだな、じゃあとっとといっちまおう」
◆◇◆◇◆◇
place:アルフ大墳墓(奥地手前)
「っと、じゃあ今回はここまでだな、戻るぞ」
「「「おう!」」」
リガルドの言葉に男達が応える。
「あれ、ボスは叩かないの?」
「無理だな、ここのダンジョンは適正LV35、だがここのボスだけは適正LV50、とても1パーティーで勝てるもんじゃねぇよ」
「……そう、じゃあ帰ろう」
「ああ、じゃあ帰るぞ、ネスティアに着いたら各自解散、次の集合は明日の20時、北門集合だ、遅れんじゃねぇぞ」
「「「おう!」」」
こうして、潤の1回目のレベリングは幕を下ろした。
あれ?思ってる話数と思ってる話の進み具合が釣り合わない?嫌々まさかそんな……と現実逃避を試みてます…どうしようまじやっべぇ




