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うんざりですか?

ちょっと…まぁまぁ…結構短いです、もう暫くしたらまた投稿します。

 place:始まりの町、ノルン:西門

  「ひぶっ」


 出してはいけないような音を上げながら潤が吹っ飛んでいく、パーティーメンバーなのでダメージ判定は出ないがノックバック判定は残っており、紙VITの潤はあっという間に吹っ飛ばされてしまったのだった。


「ほんっとごめんね、あそこまで耐えられないとは思わなくてっ」


 一切の悪気無く、本気で謝りながらも心を抉りにかかるアリス、潤がどんどん疲れた様な表情になっていき、最終的に、


「いや、いいよ、それよりさ、打ち合わせが終わったなら早く行かないかい?」


 悟りを開いた聖者のような面持ちで出発を提案したのだった。


 ◆◇◆◇◆◇


 place:ウェスティナの森

  「じゃあ、僕は先行してくるから、一応そっちでも警戒はしておいて」


 ウェスティナの森入り口でメンバーに告げると口々に見送られながら潤は1人、森へ入っていった。


 ◆◇◆◇◆◇


 place:ウェスティナの森、内部

「疾ッ」


 また1体、急所に矢を受けてモンスターが消え去る、既にかなりのモンスターを発見していたのだが、妙にモンスターが多い気がしていた。


「定時れんらーく」


 フレンドウインドウを開きパーティーのリーダーであるヒカルに一定時間毎の連絡を行う。


「ああ、お疲れ、どんな様子だい?」


「問題なーし」


「はは、了解、次の定時連絡の時に休憩を挟むから、ちょうど良さそうな所を見繕っておいてくれるかい?」


「りょうかーい」


 何の問題も無いことを伝え、コールを切る、()()()()には、今のところ何も問題がなかった。


 ◆◇◆◇◆◇


 place:ウェスティナの森、内部:イリシュナの泉

  予定通りその後の定時連絡にて見付けておいた休憩に良さそうな場所を伝え、休憩に入る、各々が寛いでいる中、その一言は彼らに戦慄をもたらした。


「ねぇ、閏、あなた、さっきからどれくらいのモンスターとエンカウントしたの?」

「先行するね!」

……先行偵察ではなく先行殲滅、という、恐ろしい子っ

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