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大出費ですか?2

日間ランキングの順位がなんと上がっていきまして、上位3分の1に食い込んじゃってるんですよ、ありがたやー、、、

 place:始まり町ノルン:仁郎坊木材所

  「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめd(ry」


 極道の人にしか見えないような職人達が数多く働く木材加工所の前で成長しない主人公の様なことを繰り返すのは、成長している筈なのに何分戦闘をするようなフレンドが居ない為いまいち実感出来ていない彼、潤だ。


「ふぅー、よしっ!すみませーん!」


 暫く胡散臭げにチラチラと見られながらもぶつくさ言った後、よいしょとばかりに気合いを入れ声を上げる、これから会うのはこの極道どもの親分、恐ろしいがきちんとした人だと、信じ…たい


「おう、どうしたァ、あぁ、お前さんかい、ちょっと待ってな」


 仁郎坊はちらりと顔を覗かせるとすぐに店の中に引っ込んでいった、そのまま待つことしばし。


「おう、待たせたな、お前さんの用件はこれだろう?」


 そう言って掲げるのは樫系統の木で作り出され、所々に深い紫色をした飾り布を巻いた弓、だった。


「はい、それです、代金が貯まったのでお願いしたいと思いまして」


「そうかい、じゃあ、ほらよ」


 そう言ってトレードウインドウを開き弓と10000ミルスを交換する、深く追及されずにあっさりと引っ込んでいったのを見て、思わず漢女(ウェキナス)極道(仁郎坊仁兵衛)を比べてしまうのはある意味仕方の無い事だった。


[千年樫の弓]

 ATK+40

 魔矢生成


 シンプルにして、強力、仁郎坊の人柄をそのまま映し出したような弓だった、これはもう少し弓という武器に注目が集まってからお披露目しようと思いいそいそとしまう、お披露目の時を思い浮かべる笑顔は、とても可憐だった。


 ◆◇◆◇◆◇


 place:始まりの町、ノルン:軽食処ハロハロ

  「おや、随分様変わりしたねぇ、初めて会った時とは大違いじゃないかい」


 そう言ってニヤニヤとこちらを眺めるのはNLO内に於いて潤の唯一のフレンド、椿であった。


「うん、椿のおかげ、色々ありがとう」


「っ、止めとくれよ、なんか照れくさいし」


 素直に潤がお礼を言うと頬を染めて照れる椿、 その見た目は、正しく彼女の内情を知るものをして、可愛らしいと言わしめるようなものであった。


「それで、どうしたの?急に椿から会いたいなんて」


「ああ、そうだったそうだった、うっかり忘れちまう所だったよ」


 そして椿は表情を引き締め、潤に告げた。


「あんた、次の町、商魂都市:ボッタクルに向かう気は無いかい?」

きっと紅葉は評価とか、ブクマとか、感想とかで凄く喜ぶと思うんです、して欲しいなぁうるうる

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