オーバーキルですか?
1日1話?ハテナンノコトダカ
………幾つかの理由により暫く全力で投稿し倒します。
place:極彩色の森(最奥)
これまで使用して来なかったスキルを使う、幸いにしてMPには余裕がある、というより恐らく現状では使いきることが出来ないだろう、MPを使用する量よりも回復量の方が多いのである、しかもどれくらい多いかは未だ判別出来ていない、と言うのも毎回MPが満タンまで回復するので具体的な回復量が分からないのだ‼️
「疾っ」
潤が珍しく呼吸を調えながら矢を射る、スキルの使用に向かって準備しているのか、それとも本当に呼吸が乱れかけたのか、とにもかくにも現状重要なのは潤が2階層で出会った[魔物達の祝宴]のあと大量に、そう非常に大量に買い込んだ[木の矢]で未だ戦闘を行っていると言うことであり、つまりはいざとなれば現在よりもdpsを跳ね上げる事が出来ると言うことであった、用はまだ余力を残して戦って居たのである。
「『嵐矢』っ」
ここで潤は今まで使用して来なかったスキルを1つ解放した、矢に風属性を付与し、地形効果:カマイタチ-効果範囲に無数の風の刃が乱れ飛び、中に居る者のHPを尋常でない速さで削る上、中から外への脱出を阻害する、風属性に耐性を持っていれば比較的対策は容易である-を発生させるスキル、『嵐矢』、明らかに植物の塊であるモンスター相手にどこまで通じるかは不明であったが、副次効果の脱出を阻害する効果だけでも足止めという意味では十分だったのだ。そして足を留めて使用するは…
「燃え尽きろっ、『炎熱矢』っ」
そして『炎熱矢』が『嵐矢』のカマイタチを通り抜けた瞬間、それは起きた。
ゴオッ!
という音を上げカマイタチの結界が一気に燃え上がったのだ、そしてそれは乱れ飛ぶカマイタチにも炎を纏わせ、カマイタチの一撃一撃がグンッグンッと【モルボル】のHPを削っていく、1発1発が軽く手数によってダメージを与えるカマイタチに一撃あたりの火力を文字通り与えた瞬間、今まで潤がした苦労を嘲笑うかのように【モルボル】のHPは消し飛んだのだった。
『火炎嵐』を習得しました
【モルボル】を単一突破したため、特別報酬が送られます
『鷹の目LV1』を習得しました
【モルボル】を適正LVより大幅に下回り突破したため、特別報酬が送られます
[射手座の耳飾り]を獲得しました
bossモンスター戦に於いて、規定をクリアしたため、特別報酬が送られます
[安らぎの宿り木]を獲得しました
こうして潤の初ダンジョン突破は、少しの消化不良と大量のシステムメッセージを残して、終了した。
戦闘書くの楽しいっ、でもそろそろパーティーメンバーが欲しいです…まだパーティーメンバーは出来ません(´・ω・`)




