セッション1リプレイ_戦闘_3
~~クライマックスフェイズ「怪鳥退治」~~
●3ラウンド目
GM:今のマップ状況はこんな感じ。
~~戦闘マップ~~
飛野市住宅街
\一二三四五六七八九
A▼□□□□□□□□
B▼□□バ▼▼▼▼□
C□□□□□□□□□
D□□□□□□□□□
E▼□□□▼▼▼▼□
F▼□E□3□□□□
住宅街なのでそれほど背の高い建物はないので射線が通らなくなるって事はない。
▼は住宅の密集地帯で移動が困難という設定になる。
具体的にはここを通って移動する時に1マス移動するのに2マス分の移動力を使う。
1はバルドの現在配置
2は錠介の現在配置
3はユウの現在配置
A~Cは怪鳥
D~Eは大怪鳥
今回のエネミーは全員、飛行状態。
バは同スクウェアにPCとエネミーがいる状態。
・B4にバルドと錠介と怪鳥Cと怪鳥Aがいる。
団は同スクウェアにPCが2人以上いる状態。
~~~~~~~~~
GM:セットアッププロセスで全員が未行動になる。
特技の使用はないからこのままイニシアチブプロセスだ。
行動順はこうなる。
大怪鳥E(行動値13)→錠介(行動値11)→怪鳥A(行動値9)→怪鳥C(行動値9)→ユウ(行動値8)→バルド(行動値3)
イニシアチブプロセスでの特技使用はあるか?
PL一同:無し
GM:それじゃ大怪鳥Eの行動だ。
ムーブアクションでの行動は無し。
マイナーアクションでの特技使用なし。
メジャーアクションで遠隔攻撃『火炎弾』でユウを攻撃。
命中判定だ (コロコロ!)
3と3で合計6に砲撃値9を足して15。
ユウ:防壁値は低いんだよなぁ。
防御判定 (コロコロ!)
6。防壁値4を足して10。
GM:ダメージロールだな。 (コロコロ!)
6と4で合計10に炎属性の22点を加えて32点のダメージだ。
ユウ:炎の防御修正を引いても26点。
今のFPは18だから墜ちるな。
戦闘不能状態になる。
「ぐぁああああああ!!」
大怪鳥の口から放たれた炎の塊がカバリエ級_試作実験型に直撃、衝撃で地面に倒れこむ。
装甲が剥がれ落ち、各部が悲鳴を上げ、コクピットに鳴り響くアラートはまるでガーディアンの悲鳴のようだ。
バルド:「だ、大丈夫ですか!」
と思わず通信を入れる。
通信のやり方も考えたら自然と頭に入ってきたって事でよろしく。
錠介:錠介もロールプレイします。
「これは本格的にまずい状況になってきたな」
なんて呟きながら最悪の場合を想定して、撤退も考えておく。
GM:戦闘不能状態はロールプレイを行うオートアクション以外の行動が出来なくなる。
この状態でとどめを刺されるとガーディアンは爆散し、キャラクターは死亡するぞ。
ユウ:ならば!
加護イドゥンを使ってHP、FP、ENを全回復する。
ロールプレイするぞ。
「(やばい。預かり物の機体をぶっ壊しちまった。始末書どころじゃ済まねぇぞ、最悪クビか!?)」
アラートが引っ切り無しになっているコクピットでそんな事を考えている。
錠介:ぶれないですね、この人。
バルド:気にするところが盛大に間違ってるなぁ。
なんかキャラ的にはすごく長生きしそう。
ユウ:「こいつは五体満足で基地に持ち帰らにゃならないんだよぉおおおお!!」
というところでイドゥン発動。
AL粒子が噴出し、機体を包み込み、粒子が消えた時には無傷の状態のカバリエ_試作実験型の姿が現れる。
立ち上がり、マニピュレーターを握り開きを繰り返し調子が戻っている事を確認。
「ここからだぜ、化け鳥ども」
GM:こんなロールプレイでも発動する加護って凄いな。
まぁそれはともかく。
イニシアチブプロセスでの順番確認だ。
次は錠介だな。
錠介:よし、ここは38点ダメージを与えている怪鳥Cを狙う。
ムーブアクションはなし、マイナーアクションもなし。
メジャーアクションでアームパンチで攻撃。
命中判定 (コロコロ!)
3とか危ねぇ。
命中値と合わせて16です。
GM:例によって回避は11固定だから命中だな。
錠介:ダメージロール! (コロコロ!)
6に10点を足して16点の殴属性ダメージだ。
GM:防御修正はないので全部通る。
フラフラとしていた怪鳥Cはライトニング級の炸薬式の射出拳が炸裂する。
頭部がひしゃげた怪鳥は悲鳴を上げる事もなくその場に崩れ落ちた。
錠介:よし、撃破。
バルド:あと2体。
ボスがまだ無傷なんだよなぁ。
ユウ:こっちの低い防壁のせいで砲撃されると命中するから俺はもう大怪鳥に突っ込むわ。
回避値の方がまだ高いし。
バルド:まだ怪鳥が一匹残ってるからこいつを片付けたらそっちを総攻撃しよう。
GM:ではイニシアチブプロセスを終えて……次は怪鳥Aだな。
こいつはさっきのサンダーボンバーでバルドに敵意を向けているからそっちを爪で攻撃する。
ムーブアクション、マイナーアクションは行動無し。
メジャーアクションで『剛打1』を使用してダメージロールに+1D6。
で命中判定。 (コロコロ!)
1と6で合計7。
命中値7を合わせて達成値は14。
バルド:防御判定 (コロコロ!)
4に回避値を合わせて8だな。
GM:ダメージロールで3D6を振る (コロコロ!)
5と1と1で合計7に、爪の攻撃力12を足して19の斬属性攻撃だ。
バルド:斬への防御修正は10だから通るダメージは9か。
特技『ガードナックル』を使ってダメージを3D6+クラスレベル分軽減する。
EN16から13に変更して命中判定 (コロコロ!)
9に+クラスレベル1だから10点軽減。
ダメージ無しだ。
GM:マジかよ。堅すぎる……(次から防御修正の無い攻撃入れるべきか?)
怪鳥Aの行動は終了。
イニシアチブプロセス……次はユウだな。
ユウ:さっき宣言した通り、大怪鳥に突っ込むぞ。
ムーブアクションで大怪鳥EのいるF3に移動。
マイナーアクションでの行動は無し。
メジャーアクションでビームサーベルを使っての攻撃だ。
ENを3減らして28から25にする。
命中判定するぞ (コロコロ!)
3と3で合計6だな。
命中値11+6だから17だ。
いや、ここで加護ヘイムダルを使って判定をクリティカルにする!
GM:む、こっちに対抗できる加護はないから防御判定は自動失敗だな。
ダメージロール頼む。
ユウ:通常のダイスロールで2D6、クリティカルで+2D6、『位置取り』と『ムーブ&ファイア』で+1D6を2つ、パニッシャーの効果で+2D6、合計8D6だ。
ダメージロール (コロコロ!)
う~ん、22か。思ったより低いな。
武器の攻撃力13点を足して光属性の35点のダメージだ。
GM:いやけっこう痛いんだが。
迫る光の刃を大怪鳥は羽をクロスするようにして受け止める。
ジリジリとした熱で羽が焦げ、大怪鳥は痛みに奇声を上げた。
まぁまだぴんぴんしてるな。
ユウ:むぅ、行動終了だ。
GM:イニシアチブプロセス……次の行動はバルドだ。
バルド:目の前の怪鳥Aを叩く。
ムーブアクション、マイナーアクションでの特技使用は無し。
メジャーアクションでガーディアンブレードを使って攻撃する。
命中判定 (コロコロ!)
3と2で合計5だな。
命中値11と『エイミング』の+2をあわせると18。
GM:イベイジョンでダイス目は7固定だから回避値6を足して13。
命中だな、ダメージロールどうぞ。
バルド:『アタックブースター』を使用する。
HPを18→16に減らして+1D6し、合計3D6のダメージロール。
9だな。
主近接武装の戦闘値は斬属性の25だから合計は34だ。
いけたか?
GM:いけたな。
バルド:なら倒す所をロールプレイする。
「メェエエエエエン!」
キングブレード(ガーディアンブレード)で怪鳥を唐竹割りにする。
あ、バルドは部活で剣道部に入ってるって事でよろしく。
いつもは竹刀を持ち歩いてるが、今日はたまたま部活がなかったんだ。
GM:設定が生え始めてきたな。
では怪鳥は真っ二つにされ、左右に分かれた体が地面に転がった。
ユウ:あと1体だな!
GM:バルドのターンは終了。
イニシアチブプロセスで全員の行動終了を確認。
クリンナッププロセスでの行動は無し。
4ラウンド目に入るぞ
GM:今のマップ状況だ。
~~戦闘マップ~~
飛野市住宅街
\一二三四五六七八九
A▼□□□□□□□□
B▼□□団▼▼▼▼□
C□□□□□□□□□
D□□□□□□□□□
E▼□□□▼▼▼▼□
F▼□バ□□□□□□
住宅街なのでそれほど背の高い建物はないので射線が通らなくなるって事はない。
▼は住宅の密集地帯で移動が困難という設定になる。
具体的にはここを通って移動する時に1マス移動するのに2マス分の移動力を使う。
1はバルドの現在配置
2は錠介の現在配置
3はユウの現在配置
A~Cは怪鳥(全滅)
D~Eは大怪鳥(Dは撃墜済み)
今回のエネミーは全員、飛行状態。
バは同スクウェアにPCとエネミーがいる状態。
・F3にユウと大怪鳥Eがいる。
団は同スクウェアにPCあるいはNPCが2人以上いる状態。
・B4に錠介とバルドがいる。
~~~~~~~~~
GM:セットアッププロセスで全員が未行動になる。
特技の使用はないからこのままイニシアチブプロセスだ。
行動順はこうなる。
大怪鳥E(行動値13)→錠介(行動値11)→ユウ(行動値8)→バルド(行動値3)
イニシアチブプロセスでの特技使用はないな。
PL一同:なし。
GM:では大怪鳥Eの行動だ。
まぁ状況的には目の前のカバリエ_試作実験型を攻撃するよな。
ムーブ、マイナーは無し。
メジャーアクションで剛打2を使用して白兵攻撃のダメージロールに+2D6する。
爪攻撃の命中判定だ (コロコロ!)
4と4で合計8+命中値9だから達成値は17だ。
ユウ:防御判定 (コロコロ!)
5と5で合計10。
無駄にぞろ目だなぁ。
回避値は7だから足して17。
同値だからリアクション側の勝ちだよな。
GM:ぐぬぬ。
大怪鳥Eの行動は終了。
イニシアチブプロセスで順番確認。
錠介:俺だ。
距離が離れてるから近づきます。
ムーブアクションでD3に戦闘移動。
マイナーアクションで『心の渇き』を使用して攻撃のダメージロールに+1D6する。
代償のHPを支払い、18→16に減らす。
バルド:つかさっきの攻撃とかにも使えばよかったんじゃ。
錠介:この特技の事さっきまで忘れてたんですよ。
ライトニングマシンガンで攻撃。
射程1~2だから届きます。
命中判定 (コロコロ!)
5と3で合計8。
命中値13に『機動攻撃』の効果で判定値に+2、合わせた達成値は23だ。
GM:クリティカルしないと当たるな。 (コロコロ!)
7だ。うん、無理。
ダメージロールどうぞ。
錠介:3D6振るぞ (コロコロ!)
4と2と3で合計9。
武器の攻撃力12を足して21で殴属性の攻撃です。
GM:殴に対する防御修正は無し。
全て通る。
マシンガンから吐き出される弾丸は狙い過たずに大怪鳥の体に命中する。
しかしそれほどの痛手ではないのか巨大鳥は煩わしそうにアンサイズを睨み付けた。
錠介:「効いていないわけではないだろうが、ダメージは少ないか」
と呟き、マシンガンを向けてどうやって倒すかを思案する。
GM:冷静だな。
錠介のターン終了。
イニシアチブプロセス、次の行動はユウだな。
ユウ:しまった。
この状態で攻撃しても『ムーブ&ファイア』と『位置取り』の効果が乗らない。
さっきの攻撃、移動するのは良かったけど同じスクウェアに行く必要はなかったじゃん。
この状態だと移動するには離脱移動しないといけないし、離脱移動するとメインプロセス(マイナーアクション、メジャーアクション)が出来なくなる。
1つ離れた位置から射程1~2のカバリエマシンガンしとけばよかった。
GM:後の祭りだな。
バルド:まぁミスる事もあるある。気にしない気にしない。
ユウ:まぁそうか。
とりあえず気を取り直してムーブアクションは無し。
マイナーアクションも無し。
メジャーアクションで特技『対空バルカン』を使う。
弾数を2から1に減らして相手が飛行状態だから判定値に+4、ダメージロールに+4D6だ。
命中判定 (コロコロ!)
1と3で合計4+命中値11にさらに判定値+4をあわせて19。
GM:防御判定 (コロコロ!)
8に命中値6を足して達成値14。
命中だな。
ユウ:ダメージロールは『パニッシャー』の2D6と『対空バルカン』の4D6で6D6 (コロコロ!)
13か。低いな
GM:大怪鳥Eは13点素通りだ。
ここまでで48点のダメージが入った事になるがその姿を見る限り、まだまだ余力があるように見える。
ユウ:俺のターンは終了。
GM:イニシアチブプロセス後、行動するのはバルドだ。
バルド:といってもバルドってこの距離だと何も出来ないんだよね。
戦闘移動で3マス移動しても攻撃の射程外だし。
といっても遠距離じゃ尚更出来る事がないし。
うん、全力移動してF3に入る。
全力移動したからマイナーアクションとメジャーアクションはスキップしてターン終了するよ。
GM:了解。
イニシアチブプロセスでは何も無し。
クリンナッププロセスも終了。
5ラウンド目に入るぞ
GM:今のマップ状況だ。
~~戦闘マップ~~
飛野市住宅街
\一二三四五六七八九
A▼□□□□□□□□
B▼□□2▼▼▼▼□
C□□□□□□□□□
D□□□□□□□□□
E▼□□□▼▼▼▼□
F▼□バ□□□□□□
住宅街なのでそれほど背の高い建物はないので射線が通らなくなるって事はない。
▼は住宅の密集地帯で移動が困難という設定になる。
具体的にはここを通って移動する時に1マス移動するのに2マス分の移動力を使う。
1はバルドの現在配置
2は錠介の現在配置
3はユウの現在配置
A~Cは怪鳥(全滅)
D~Eは大怪鳥(Dは撃墜済み)
今回のエネミーは全員、飛行状態。
バは同スクウェアにPCとエネミーがいる状態。
・F3にユウ、バルド、大怪鳥Eがいる。
団は同スクウェアにPCあるいはNPCが2人以上いる状態。
~~~~~~~~~
GM:セットアッププロセスで全員が未行動になる。
特技の使用はないからこのままイニシアチブプロセスだ。
行動順はこうなる。
大怪鳥E(行動値13)→錠介(行動値11)→ユウ(行動値8)→バルド(行動値3)
イニシアチブプロセスを終えて最初の行動は大怪鳥。
このまま爪で攻撃する。
ムーブアクション、マイナーアクションなしでメジャーアクションに剛打2を使用してダメージロールを+2D6する。
攻撃の標的はさっきから攻撃してくるユウだ。
命中判定 (コロコロ!)
5と6で合計11に命中値9を足して20だ。
ユウ:クリティカル一歩手前かよ! (コロコロ!)
10だが……回避値7を足しても17で足りない。
GM:では4D6のダメージロール (コロコロ!)
10か。
まぁ武器攻撃力の15点を加えて斬属性の25点ならいいダメージになるか。
ユウ:斬の防御修正は10だから最終ダメージは15点だな。
FP32→17になる。
「くっそ! せっかく回復したってのに!」
毒づきながら操縦幹を握り締める。
GM:では大怪鳥の行動を終了する。
イニシアチブプロセスを終えて、次の行動は錠介だな。
錠介:う~ん。
俺の攻撃力はそんなに高くないし、バルドの攻撃で仕留め切れなかった時の為に『待機』して行動順を最後に回します。
GM:ほう、了解。
ユウ:あ、GM。俺も待機するよ。
理由も一緒だ。
GM:ふむ、そうなると待機宣言した2人の行動値はユウの方が低いからユウが先に行動する事になる。
イニシアチブプロセスで行動順がこう変更される。
大怪鳥E(行動値13)●行動済→バルド(行動値3)→ユウ(行動値8)●待機宣言→錠介(行動値11)●待機宣言
では次はバルドの行動。
バルド:よっし。
ここでスーパー級らしく決めるぜ!
ムーブアクション、マイナーアクションはなし
メジャーアクションで大怪鳥Eを標的にしたガーディアンブレードによる近接攻撃を宣言。
ユウ:あ、バルドのメジャーアクション時にアタックアシストを使用する。
バルドのダメージロールに+2D6だ。
HPはさっき全回復したから20→18に減らす。
バルド:よし、それじゃ命中判定だ。 (コロコロ!)
1と5で合計6に命中値11、さらに『エイミング』の+2を咥えて19だ。
GM:大怪鳥Eの防御判定 (コロコロ!)
6に回避値6を足して12。
命中だな。
バルド:ダメージロール直前に『アタックブースター』を使用。ダメージロールに+1D6する。
HPを16→14に修正。
ダメージロールは、通常の2D6、『パニッシャー』の+2D6、『アタックブースター』の+1D6、『アタックアシスト』の+2D6。
駄目押しに加護トールを使用する。
ユウ:……そういえばトールって他者に使えるし、重ね掛けも出来たよな?
さらに駄目押しって事でこっちも加護トールを使用する。
GM:という事はさらに10D6×2のダイスロールを足すわけだ。
合計27D6のダイスロールとか、酷過ぎる。
ユウ:ダイスロール! (コロコロ!)
え~っと……合計104、だな。
これに武器攻撃力の25を足して129!
属性はトールの効果で神に変化している。
これでどうだ!!
GM:うむ、文句なしに一刀両断されたな。
演出はこうする。
ブレードを正眼に構えるラスト・オブ・キング。
乗り手であるバルドの意志に応えるようにAL粒子がブレードへと集まっていく。
その攻撃準備が整うよりも早く大怪鳥が動き出そうとし、マシンガンの銃撃がその動きを抑制する。
ユウ:「鎧のガーディアン! 手を貸すからこれで決めろ!」
アタックアシスト分の演出に加えて、カバリエ試作実験型からもAL粒子が放出され、ラスト・オブ・キングの剣に収束される。
バルド:「これで決めてやる!!」
背面のブースターを吹かし、大怪鳥目掛けて頭上高く掲げた剣を袈裟に振り下ろす。
GM:AL粒子によって切れ味の増した斬撃は何の抵抗も感じさせずに大怪鳥を斬る。斜めに裂いた。
一拍遅れて巨大な鳥の身体は剣の軌跡通りに裂け、上半分と下半分が力をなくして地面へと落ちる。
GM:おめでとう。全ての敵が全滅した事によりクライマックスフェイズはプレイヤー側の勝利だ。
PL一同:よっしゃー!
GM:とりあえず戦闘終了直後のロールプレイを頼む。
バルド:なら俺から。
無我夢中で戦ったから肩で息をしている。
汗を拭いながら改めて自分の周囲、コクピットの中を見回す。
「俺、リンケージになったのか?」
その呟きに応えるように目の前のモニターに文字が表示される。
見た事のない文字だったけど不思議とバルドには読むことが出来た。
「ラスト・オブ・キング。お前の名前、なんだな」
大きく息を吐き、背もたれに身体を預けながら、ぼんやりとこの後どうすればいいんだろうって考える。
GM:ふむふむ。それじゃ次は?
錠介:じゃあ俺で。
「どうにかミッションコンプリート、か」
バルド、ユウに対して通常の回線で話しかけます。
「ご協力感謝します」
端的に礼の言葉だけ述べてアンサイズを操りその場を去っていく。
ユウ:じゃ俺は錠介にこう返す。
「こちらこそ協力感謝する」
去っていくライトニングを見送って棒立ちになってる鎧のガーディアンに近づく。
所属不明ガーディアンだから一応、最低限の警戒はしながらだ。
「こちら、フォーチュン飛野市支部所属のユウ・ニイヤマだ。聞こえていたら応答してくれ」
GM:では戦闘後のゴタゴタが続く中でこのシーンは切ろうと思う。
次のエンディングフェイズで終了だ。
PL一同:オーケー。