セッション5リプレイ2_ストーリー
GM:じゃあバルドのシーンから始めるぞ。
今回はこっちでシチュエーションを完全に指定させてもらう。
バルド:オッケー。
GM:それじゃ始めるぞ。
あ、あとトレーラーで話した情報については全員が既に情報として知っているという事でよろしく。
そしてとりあえず全員、幸運で判定してくれ。
難易度は内緒だ。
ユウ:いきなりとか嫌な予感しかしないな。 (コロコロ!)
えーっと3と1で幸運のボーナス4を足して8だな。
バルド:俺も。 (コロコロ!)
うわぁ、1と2って出目低すぎるだろ。
幸運3と足して6だ。
錠介:それではほいっと。 (コロコロ!)
出目3、4に幸運ボーナス3を足して10です。
この中では高めでしたね。
GM:(なるほど。こうなったか)
それじゃオープニング開始だ。
●ここから「」の部分はキャラクターのセリフ、地の文はプレイヤー発言か状況描写になります。
キャラクターであるバルド、ユウ、錠介を除いたキャラクター(NPC)は基本的に全てGMが処理しています。
~~オープニングフェイズ1「静寂の街」~~
GM:バルドはいつも通りに目を覚ます。
何の気もなしに周囲を見回せば見慣れた自宅のベッド。
いつも通りの起床風景だ。
だが君は起きた瞬間、言い知れぬ違和感を感じ取った。
バルド:さっそくやばそう。
GM:それじゃ違和感の正体に気付く事が出来るかを判定してもらうぞ。
知覚で難易度は8だ。
振ってくれ。
バルド:知覚ボーナスは5か。
ほとんどファンブルチェックみたいなもんだな。 (コロコロ!)
出目2と6で合計13。
余裕だな
GM:(失敗されると困るからやたら低くしたんだけどな)
ではバルドは部屋の外に人の気配がない事に気付く。
自宅には家族がいるはずだというのに物音一つ感じられない。
さらに家の外からもいつもならあるはずの喧騒がまったく聞こえない。
窓から見える道路には歩いている人もいないし、走っている車もないぞ。
あと外の様子を見る際に、日が落ちかけている事もわかるだろう。
いわゆる黄昏時だな。
ユウ:あからさまにホラー要素ぶっこんできやがった。
錠介:これはまた偉く厄介な状況に。
バルド:えーっと。
「夕方まで寝てたってわけじゃない、よな?」
とか呟いてめっちゃ警戒しながら部屋を出る。
何かあったりする?
GM:特にイベントはないな
何事もなく部屋を出れるし、自宅を歩き回れる。
そして人はお前以外いないという事がわかるな。
バルド:タンスとか棚なんかの家具は全部ある?
あと水道から水とか出るの?
GM:家具はあるが服なんかの本来入っているべき物は無いな。
あと水は出ないし、コンロの火もつかないし、電気もつかないぞ。
ユウ:外観だけ再現されてるってことか。
錠介:等身大のミニチュアの街って感じですかね。
バルド:うーん、キャラの性格から考えると異常事態に怯えるよりは解決に乗り出すと思うんで。
「訳がわからないけど。このままじゃダメだろ!」
って自分に言い聞かせる。
……そう言えば腕輪でラオに連絡って取れます?
GM:無理です。
ラオとの連絡はもちろんフォーチュン徽章や携帯での連絡も出来ないぞ。
PL一同:ですよねぇ。
バルド:うーん、じゃあとりあえずこの自宅にそっくりな場所の家捜し。
何か使えそうな物があれば持っていきたいんだけど。
具体的にはいつも持ち歩いている竹刀とか。
GM:そうだな。
竹刀は見つかっていいだろう。
ただ手に持った瞬間、いつも持ち歩いている物と形は一緒だが何かが違うと確信できるな。
バルド:まぁ今は何ももってないよりはマシだろうから持っていこう。
なんかあったらすぐ捨てるし。
GM:ではバルドが家の外に出たところでシーンを区切るぞ。
次はユウだぞ。
ユウ:あいよ。
~~オープニングフェイズ2「似て非なる世界」~~
GM:ユウは気がついた時、飛野市の大通りに立っていた。
夕日が眩しい黄昏時だ。
錠介:はい、二人目入りました。
バルド:これ全員、謎空間入りしてるっぽい。
GM:はいはい、続けるぞ。
ユウは直前まで本日分の仕事を終わらせてフォーチュン支部の寮への帰路についていたはずだった。
その自分がなぜ大通りのど真ん中にいるのか?
疑問を抱くと同時にもう一つ気付く。
普段、かなりの通行量を誇るはずの大通りであるはずなのに車やバイクはおろか人っ子一人いないという事に。
ユウ:とりあえずの反応。
「はっ?」
自分の置かれた状況に間抜けな声を出しながら瞬きをする。
持ち物は何かある?
GM:普段から持ち歩いている物は持っていて良いぞ。
ユウ:拳銃もOK?
フォーチュン隊員として荒事がいつ舞い込むかわからないし常時携帯してるって事で。
最近物騒だし。
GM:問題ない。
でだ。
今、ユウは大通りを見通せる位置に立ち尽くしている状態だがこれから何をする?
ユウ:とりあえず状況が不穏すぎるわけだし、ジャケットの裏に仕舞っていた拳銃を抜いておく。
ぱっと見で人も車もいないって事以外に不審な点とかあるか?
GM:そうだな。
知覚判定だ。
難易度は10でよろしく。
ユウ:あいよ。 (コロコロ!)
出目は4と6で知覚ボーナス足すと14だ。
余裕だな。
GM:えらい高い出目になったな。
では情報を渡すぞ。
見た目は完全にユウの良く知る飛野市の大通りだ。
しかし夕暮れ時な上に人気がないだけで、すごく不気味に感じる。
出目が高かったんで追加情報だ。
どこからかわからないが、誰かがこちらを見ているような気がする。
ユウ:ほう。
ちなみに視線の主とか見えたりはしない?
GM:無理だな。
見回しても人はいない。
これは間違いない。
不気味な夕暮れ時の街が広がっているだけだ。
錠介:なんかこういうシチュエーションのホラーゲームありませんでしたっけ?
バルド:ああ、あったかも。
ユウ:GM。
大通りって言うのはフォーチュン管理の寮に行くに当たって通る道なのか?
GM:いや買い物に来る時には来るだろうが、そもそもフォーチュン支部の寮は支部に併設されている。
敷地を跨いですぐそこという距離だ。
ユウ:つまりこの場所にいる事自体がすでに瞬間移動って事になるからおかしいと。
ならまぁ周囲を見回しながらため息。
瞬間移動じみた現象と周りに人がいない状況、自分がガーディアンを所持したリンケージである事を鑑みてこう呟く。
「これはあれか? 最近、流行ってる神隠しってヤツか?」
視線を感じたわけだから周囲をめっちゃ警戒しとく。
ただ真面目な顔してるが頭の中では事態を解決した時のボーナスの事と、厄介事に巻き込まれた事へのうんざり感がない交ぜになってるぞ。
錠介:真面目かと思ったらこれである。
GM:いつも通りである。
ユウ:やかましい。
問題なければとりあえずフォーチュン支部を目指したいんだが?
GM:構わないぞ。
大通りからフォーチュン支部までは徒歩でおよそ30分の距離になる。
バルド:それほど離れてるわけじゃないのな。
ユウ:とはいえあんまり長く外にはいたくないよなぁ、何起こるかわからんし。
GM:とりあえず行動方針が決まったようなのでユウのシーンはここで区切る。
次は錠介だ。
錠介:OKです。
~~オープニングフェイズ3「失踪したチームメンバーを探せ」~~
GM:ユウとバルドが失踪した。
錠介:開口一番それですか。
ユウ:予想してたけどな。
バルド:まぁわかってた。
GM:はいはい、話の腰を折るな。
えーっと、二人はフォーチュン徽章の機能でも居場所が探知できない。
よって件の神隠しにあった物として現在調査が行われている。
もちろんチームを組んでいる錠介もまたこの調査に駆り出されていた。
荒事にもっとも強いだろうガーディアン乗りが2人も消えたかつてない苦境に立たされた飛野市支部がピリピリとする中、君はどうするか?
錠介:えーっと今のところ、俺だけは無事って事か。
メタ的に考えるなら最初の幸運判定の出目が高かったからだろうけど。
ユウ:俺たちは酷かった。
バルド:ボーナス入れても10以下だったからな。
GM:メタ読みも程ほどにな。
それはともかくとしてだ。
現在、まともに調査が出来るのは錠介だけという状況だ。
だからこそお前には色々と調べる事が出来るので選択肢は豊富にある。
情報収集を一手に引き受ける事になるがそちらから欲しい情報の提示はあるか?
錠介:うーん、とりあえず神隠しに遭う前のバルドとユウの様子が知りたい。
GM:それじゃ幸運で判定だ。
神隠しに遭う直前に2人と会っていたかどうかとその時の様子を思い出せるか。
難易度は10だ。
錠介:了解。 (コロコロ!)
出目は6と1でボーナスの3と合わせて10。
ギリギリですけど成功しました。
GM:であれば神隠しに遭う前日の2人の様子を思い出せた事にしよう。
と言っても特筆すべき事は何も無い。
ユウはぶつぶつ文句を言いながら仕事をし、バルドは座学に訓練にと忙しくしていた。
錠介から見て彼らの様子に違和感はなかったな。
錠介:つまり神隠しの予兆はない、と。
無差別っぽいですね、これ。
ユウ:攫われたPC2人のガーディアンに共通点ないしな。
バルド:神秘系スーパー級とメカニカルなカバリエ級ですしね。
GM:それじゃ神隠しについても何か新情報がないか調べてもらうか。
理知で判定してくれ。
難易度は12だ。
錠介:振ります。 (コロコロ!)
4と5で9です。
理知はボーナス4なので合計13ですね。
GM:安定して抜いてくるな。
バルド:羨ましい。
ユウ:同じく。
GM:では神隠しについて整理された情報はこれだ。
・事件の被害者は30人以上で、そのいずれもがガーディアンのリンケージである。
・偶然で済ませられない被害者の数に何者かの、おそらく組織の仕業であるとフォーチュン及び連邦軍は推測し、関係各所が調査中。
・目撃者はなく、どのような手段で行われているか不明。
・リンケージだけが攫われ、ガーディアンが奪われるという事例は今のところ確認されていない。
錠介:代わり映えしない情報ですねぇ。
ん?
あ、そうだ。
ラオって今、どうしてるんですかね?
自分のリンケージであるバルドが行方不明ともなれば、騒がないはずがないと思うんですけど。
GM:(良い所に気付いたな。それならこっちの判定に進めるか)
ではラオがどうなっているか調べてもらおう。
判定は理知で難易度は13だ。
錠介:少し高いですね。
さっきの出目ならなんとかいけるはず……。 (コロコロ!)
5と6にボーナス4で15です。
GM:出目走りすぎだろ。
錠介:戦闘で反動がきそうでこっちは不安なんですけど?
GM:その方がこっちとしてはおいしいが?
情報についてだが、錠介はバルドが失踪した事が判明してからこれまでラオの姿を見ていない。
割と頻繁に不審者ルックで支部内をうろついてるラオだが、聞き込みをした結果、支部の人間も見ていないとの事だ。
独自に調査をしているのか、リンケージが居場所を探知できない場所に消えた事で何らかの変調を来たしたのかもしれない。
バルド:あれ、相方も行方不明か。
ユウ:まぁ操縦者側に異変が起きてるからなぁ。
GM:ここまでの流れと得られた情報を元に行動方針を決めてくれ。
錠介:今のところ神隠しされたヤツラの居場所のヒントになりそうな物がラオ以外ないんで『ラスト・オブ・キング』が置いてある格納庫に行ってみます。
「ラオはガーディアンのAI。機体から直接コンタクトが取れるかもしれん」
と呟きながら向かう。
GM:了解。
それじゃ錠介は格納庫に向かう。
シーンを区切るが構わないか?
錠介:どうぞ。
GM:次はユウのシーンだ。
~~ミドルフェイズ4「アンノウン、襲来」~~
GM:ユウは周囲を警戒しながらフォーチュン支部目指してひたすら歩く。
飛野市に来てからそれなりの時間が過ぎている為、その足取りに迷いはなかった。
警戒しながらの移動なので多少時間はかかっているが、それ以外は予定通りだろう。
周囲の景色にも自分の記憶との違いはない。
ユウ:「ここまでは順調か。しかし風景は一緒だってのに人がいないだけでこうも印象が変わるとはな」
ちなみにGM。
今の時刻は?
GM:そういえば言い忘れてたな。
デジタル時計の類は時間表記がバグってるぞ。
アナログ時計も針がぐるぐる回っていて時間がわからない状態だな。
この世界に存在する時計はすべて17時半を指した状態で止まっている。
バルド:うわぁ。
錠介:熱い夕暮れ押しである。
ちなみにこっちの世界の時間は?
GM:そちらは10時前後というところだな。
錠介:予想通りですが時間もずれてるんですね。
ユウ:というかこっちの世界は時間経過で日が沈まないんだろ、たぶん。
GM、歩いてからそこそこ時間が経っているけど日がさらに暮れてきたとか、夜になったとかそういう変化はあるか?
GM:まったく。
オレンジ色の夕焼け空から変化は無いな。
ユウ:予想通りだ。
とはいえ現状だとひたすら移動するしかないんだが。
GM:ではそんな君の頭上にふと影が差した。
次いで風を切るような音も聞こえてくるな。
バルド:おおっとこれは。
ユウ:敵襲来たか。
その場から飛び退く事は出来るか?
GM:出来るが反射で振ってくれ。
さっきどこからか視線を感じたから達成値に+2していい。
難易度は12だ。
ユウ:OK、振るぞ。 (コロコロ!)
ファンブル!?
錠介:ボーナスが無意味に!?
GM:はい、では頭上から落ちてきたそれに対して完全な回避は出来なかった。
直撃こそ避けられたものの衝撃で吹き飛ばされ、ごろごろと地面を転がり、挙句に電柱に激突する。
HPに5点のダメージだ。
ユウ:「ごっふ!?」
って呻き声あげながらふらふら立ち上がる。
立ち上がりながら拳銃を落ちてきた何かに向けるぞ。
GM:(まぁ拳銃はいいか。どうせこいつには効かないし)
コンクリートで固められた地面を削り取りクレーターを作った『ソレ』は緩慢な動きで立ち上がる。
それはまるで黒墨で浸したかのような漆黒の人型だった。
ユウ:ほう、人相とかわかるのか?
GM:とりあえず目測で3mはあるだろうソレはデッサン人形のように目や鼻のないのっぺりとした顔らしき部分を君に向ける。
錠介:こいつはやべぇ。
ユウ:「なにもんだ、お前! 神隠し事件の犯人か!?」
って言いながら銃の引き金に指をかけていつでもぶっ放せるようにしておく。
GM:では、その黒い人影はユウの言葉には何の反応も示さず、その間接があるのか分からない腕を振り上げ、君目掛けて叩きつけてくる。
ユウ:避けるのに判定はいるか?
GM:いや受け止めるのならともかく避けるのに判定は不要だ。
ユウ:なら横っ飛びになって回避。
受身取りながら片膝ついて拳銃を構えてぶっ放す。
GM:ではユウの放った弾丸は黒い人型の胴体に突き刺さる。
だがしかしダメージを受けたような素振りはないな。
バルド:ユウと合流したいんだが、登場判定してもいい?
GM:ん?
わかった。
コネクションがある相手ではないから素の幸運ボーナスで判定してくれ。
難易度は10だ。
バルド:了解。 (コロコロ!)
4と4に幸運ボーナス3を足して11。
成功だ。
ユウ:よっし!
これでターゲット分散されるな!
錠介:素の外道発言吹いた。
GM:成功したんでコンクリートを砕くような轟音に気付いたバルドが駆けつけるって事で。
合流時のロールプレイどうぞ。
バルド:はいよ。
「今の音はなんだ! って先輩!?」
角から顔を出したらフォーチュンの先輩がよくわからんヤツに襲われていた件について。
慌ててユウの傍に近づいて木刀を構える。
ユウ:「バルド? お前もここにいたのか?」
って合流したバルドを見て驚きつつ、立ち上がる。
もちろん銃口は黒い人型に向けたままだ。
(この場所が仮に神隠し関係だとしてバルドを連れ帰ってかつ自分も帰還すれば被害者2人救助でボーナスか?)
とか考えてるが。
GM:清々しい守銭奴ロールプレイで安心した。
じゃあ合流してよくわからない人型と対峙したところでシーンを区切るぞ。
バルド:ここで!?
GM:次は錠介のシーンだ。
錠介:いい加減、合流したいですしね。
~~ミドルフェイズ5「神隠し」~~
GM:ガーディアンの置かれた格納庫へ向かった錠介。
到着したその場所は整備班が慌しく動き回り、いつでも出撃できるようにガーディアンの点検が行われていた。
リンケージがいない為か、ハンガーで直立しているバルドの『ラスト・オブ・キング』とユウの『カバリエ_雷神』はどこか物寂しく見える。
さて錠介はどう行動する。
錠介:うーんと、いつどうなるかわからないしまずは自分の機体の整備状況を確認したい。
『アンサイズ』の周りにいる整備班の人か、整備班長と話す事は可能ですか?
GM:問題ない。
判定なしで話を聞ける。
整備班の男性が男くさい笑みで錠介が聞きたかった事に答えてくれるぞ。
整備班:「あ、鍵山さん。お疲れ様です。アンサイズはいつでも出れるように調整してありますぜ」
錠介:「そうか。いつも助かる」
と当たり障りない感じで返答しつつ気になっている事を聞きます。
「ところで『ラスト・オブ・キング』に何か変調は見られないか? AIのラオからバルドの失踪について何か話が聞ければと思ったのだが」
整備班:なら整備班の男性はこう答えるぞ。
「それがラオのヤツ、バルドが消えたと思われる時間帯からずっと『ラスト・オブ・キング』のメインコンピュータに引きこもってまして。たぶん独自にリンケージとの繋がりを辿って調べてるんだとは思うんですがね。こっちからコンタクトを取ろうとしてもブロックされちまうというか集中し過ぎて聞こえてないというかそんな感じで」
バルド:さすが相方。
探してくれてるんだな。
ユウ:とはいえこの状況だとラオから何か情報を聞くって事は出来なさそうだな。
錠介:そうですね。さてどうしたもんかな。
GM:(ふむ、自分からラオに接触しないか。ならこっちのやり方で行こう)
それじゃ錠介はここで幸運による判定をよろしく。
難易度は8だ。
錠介:ずいぶん低いですね。 (コロコロ!)
出目は2と4でボーナスと合わせて9です。
地味に危なかったですが成功。
GM:よろしい。
では『ラスト・オブ・キング』のカメラアイに火が灯る。
同時に外部スピーカーから『ラオ』の声が。
「時空の歪みを感知した! 避けろ、カギヤマ!」
錠介:ええっ!?
ユウ:おっと唐突に事態が動いたぁー!
GM:というわけで反射で振ってくれ。
難易度は少々高い15だ。
錠介:ダイスで9出さないと厳しいですね。
まぁ振りますけど。 (コロコロ!)
出目は5と5です。
ボーナスと合わせて16ですね。
ユウ:おお!
バルド:ボーナスが6あったとはいえよく抜けたなぁ。
GM:抜きやがったか。
(これ抜けなかったら『ラオ』が加護の『ガイア』使って助ける事にしようと思ってたのに。こいつほんと今日はダイス走るな)
なら自身の背後に突然、現れた黒い穴に気付く。
そこから伸びてくる黒い腕を避け、その場から飛び退いたぞ。
錠介:整備班の皆さんに避難を促しつつ、自身の機体の元に駆け寄ります。
GM:オーケーだ。
その行動には判定は必要ない。
整備班の面々はこの異常事態に対して大慌てで距離を取るぞ。
一部はむしろガーディアンに近寄り、いつでも機体を動かせるように対処するために動いているが。
ユウ:整備班の鑑がいるぞ。
錠介:自身の機体に飛び乗り、動かします。
周囲の状況は?
ラオ:機体に通信が送られてくる。
相手はもちろんラオだ。
「カギヤマ、あの歪みの中からバルドに渡した腕輪およびニイヤマのフォーチュン徽章の反応を感知した。彼らはその先にいるぞ!」
錠介:そう来たか。
ならこう言う。
「あの中に突っ込めば彼らを助けられるのか?」
ラオ:「私があの空間を広げ、そのまま維持する。長時間は無理だが2人を連れ戻すくらいの間は持たせて見せる!」
バルド:頼もしいなぁ
ユウ:外に出る時は不審者ルックなのにな。
GM:ラオは自力で『ラスト・オブ・キング』を動かし、その両手を黒い渦のようになった空間に向ける。
両手で押し開くように空間の端らしき場所を掴み、ガーディアン一体が通れるくらいに空間を広げた。
まぁ物理的に空間を広げられるわけもないからそこはスーパー級の不思議パワーだと思ってくれ。
錠介:ここまでお膳立てされたら錠介としては躊躇う理由がありませんので、言われた通りに広げられた空間の歪みに突撃しますね。
ハンガーのロックを外して機体ごと。
GM:ではここでシーンを切るぞ。
まぁすぐに出番だが。
バルド:やっと合流かぁ。
ユウ:機体も無しに戦闘かとひやひやしたわ。
~~ミドルフェイズ6「合流」~~
GM:黒い人型と対峙しているバルドとユウ。
そんな両者の間を遮るように景色が歪み、黒い空間が出現する。
バルド:当然、驚く。
「な、なんだこれ!? どうなってんだ!?」
ユウ:同じく。
「なんじゃこりゃ!? これ以上の厄介事はごめんだぞっ!?」
錠介:同じようなセリフなのになんか違いますよね、意味合いが。
それはともかくGM。
これって俺が出てくる空間だと思うんだけど。
GM:ああ、そうだ。
錠介:なら出現演出してもいい?
GM:許可する。
錠介:では。
空間の孔からマシンガンの銃口が、次いでライトニング級独特の回るカメラアイが顔を出す。
そして目の前の黒い人型を確認して一片の躊躇無く引き金を引く。
GM:では人型は何も出来ずに蜂の巣にされる。
普通の拳銃は効かなくともガーディアンの攻撃は有効だったようだ。
錠介:ではそのまま空間から機体の全身を出します。
そして周囲をレーダー他の計器で確認。
バルドとユウの姿も確認して、頷いておく。
「案外、元気そうだな」
と外部スピーカーで2人に声をかける。
バルド:プロ、流石です! プロ!
ユウ:「おお、どうやら助かったみたいだな」
錠介の声にあからさまにほっとしておく。
バルド:あ、じゃあバルドも。
「鍵山さん! 助かりました!」
って答えとく。
GM:助けが来たことに安堵する2人。
だが状況はさらに進んでいくぞ。
地鳴りが周囲に響き渡る。
君たちが何事かと辺りを見回すと建物が崩壊していっている事がわかる。
どうやら先ほどの黒い人型を倒した事がトリガーになり、このよくわからない場所は壊れつつあるようだ。
錠介:手を2人の前に差し出して「乗れ!」って言います。
ユウ:一も二もなく飛び乗る。
バルド:同じく。
錠介:じゃあラオが開けてくれた穴にスタコラサッサしまーす。
GM:では穴に入る直前、蜂の巣にされて倒れていた人型の腕が伸びてアンサイズの足に絡みつく。
しかしその力はとても弱く、振り払う事は容易いだろう。
錠介:じゃあ振り払います。
GM:絡みついていた足はあっけなく振り払われる。
しかし絡みついたまま残っていた腕が光り、同時にアンサイズに乗っている錠介、手に乗っているバルドとユウの視界が歪んだ。
ユウ:罠かよぉ!
バルド:これ、わかってても対処出来ないやつぅ!
GM:君たちは一瞬の視界の明滅によって顔をしかめるだろう。
そして次に君たちの視界に映ったのは青い空とざわめく人々。
いつも通りに騒がしくも愛おしい喧噪がある生きた街の姿だった。
錠介:俺はアンサイズに乗ったままですか?
GM:そうだな。お前たちの状態は視界が歪む前と変わらないぞ。
ただ周囲を見回せば突然現れたガーディアンにどよめいている人々の姿が確認できるだろう。
ユウ:「元の街に戻って来れた、のか?」
と警戒と疑問の声を上げる。
GM:君たちがいつもの飛野市に安堵しそうになったその時、地響きが起こる。
錠介がレーダーを確認すると巨大な質量が幾つも確認できた。
モニターを見れば何体かは目視出来るだろう。
ユウ:追いかけて来やがったぁ!
バルド:と言うことは?
GM:お察しの通り、戦闘フェイズ行くぞ。




