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第03話 初めての戦闘

戦闘シーンって書くの難しい・・・良かったら感想お願いします。あとがきに参考程度に現段階のステータスを載せておきます。


食堂での出来事があってから寮に帰ってきた俺達は自分たちの部屋で明日の事を話すことにした。

他のルームメイトは共有スペースにはいないようだ、ただ話し声は聞こえるのでいるみたいだ、軽く挨拶した程度なので、落ち着いたらちゃんと挨拶に行こう。


「アズマさん、先ほどはありがとうございました。あそこで注意してくれなかったらもっと騒ぎが大きくなってたと思います。」

「気にしないで大丈夫だよ、でもあいつらと戦うって言ってもレベルも高そうだったしやばいんじゃないか?」

「ただ僕が見た限り、あまり鍛えてはいなさそうだったので最近来たばかりの召喚者じゃないですか?」


ヴィントは結構強いのかもしれない、俺は平和の国出身だからな、自慢じゃないがロクに喧嘩したこともないしな


「そうなのか?正直俺はその辺のことは全くわからんから役に立たないと思う」

「見た感じアズマさん強そうに見えますよ、さっき絡まれた時も動じてなかったですし」

「さっきの子には悪いなとは思ったけど、絡まれても面倒だから譲ればいいかと思ってただけだよ」

「えー!そんなこと思ってたんですか!ひどいですよー!でもアズマさんが居なければもっと騒ぎが大きくなってたと思うので助かりましたけど」


そういえば俺って[観察眼:Lv1]持ってたのすっかり忘れてた・・・

明日はちゃんと使おう

「あー今思い出したんだけど、そういえば俺スキルで[観察眼:Lv1]っての持ってたの忘れてたわ」

「最初はスキル使うのに慣れてないと意識しないと使えないですからね、慣れが必要ですよ」

「そういえばヴィントってどんなスキルと職業なんだっけ?聞くの忘れてた」

「教えるの忘れてました!こんな感じですね」


なんか俺と比べるとめちゃくちゃ強くないぞこれ・・・





~翌日~


「アズマさん、おはようございます!」

「ヴィントおはよう、めちゃくちゃよく寝れた」

「あはは…凄いですね、自分はいつもよりかなり早く起きちゃったので外で軽く運動してました」

「俺からしたらその方が凄く感じるよ」

「じゃあまだ時間あるし、大浴場にでも行くか―ヴィントも一緒にいくか?」

「えっ、あー僕はこれから今日の準備をしなきゃなので先に行っててください…」

「そっか、風邪引かないように体拭いといたほうがいいぞー」

「はい、ありがとうございます」


大浴場に来たけど朝はあんま人気ないのかな、独り占めしてるようで気分が良いような、寂しいような

早くヴィント来ないかなー

しばらくしてから入ってきたのはムキムキの奴ばかりで腕周りが俺の太ももぐらいあるやつが、凄い見てきたので怖くなって急いで出てしまった・・・


最後までヴィントは来なかった・・・もしかしたら危険察知のセンサーが働いたのかもしれない


そういえばあのチンピラ達訓練場で待つとは言ってたけどいつ行けばいいんだろうな

朝飯食べたら見に行くか!


朝飯を食べた後ヴィントと共に支給されていた装備を付け、お互いのステータスを確認したので訓練場に行くことにした。


訓練場の奥にいたのは、昨日会った3人、そして1人見たことのない大男がいた。


「ドゴールの兄貴!あいつらです!」

「あ~?あのチビと黒髪の男か?見た感じ、魔法使いと軽戦士か、もう少しおもしれえやつが来るかと期待したがこりゃあ俺は楽しめそうにねえな…お前ら、見ててやるから好きにやれ」


ドゴールと呼ばれた大男は子分2人に声を掛けた後、こちらに一瞥をくれると奥へと歩いて行った。


「へい!兄貴ィ!覚悟しろ!お前ら!ぶっ飛ばしてやるぜ!」

「俺は魔法使いを痛めつけてやるチビは任せたぜ!」

「おうよ!」

「アズマさん!あいつらやる気みたいだよ!ここは手筈通りに行きましょう!」

「わ、わかった!任せろ!」


俺は背中から杖と小型の盾を装備した・・・のは良いけどめちゃくちゃ違和感あるぞこれ!


「ぶっ!なんだこいつ!?魔法使いなのに盾なんて持ってやがる!腰抜け野郎め!」

俺は慌てず観察眼を使い、敵の上段からの大振りの一撃を盾でしっかり受け止める。

「ぐっ!舐めんな!食らえ!」

俺は相手のがら空きになった腹に向かって、出来る限りの力を込め、杖で突いた。

「ぐはっ!・・・くっそっ!痛えじゃねえか!もう完全にキレた!!容赦しねえぞ!」

相手が体勢を立て直し、こちらに向かってこようとした瞬間に相手が倒れた。


「アズマさん!大丈夫ですか?」

「ああ、なんとか無事だ、ありがとう。それにしても一瞬だったな・・・」

ヴィントは相手の一人を一瞬の間に倒し、俺の相手も恐ろしい速さの一撃でダウンさせた。

これが肉体強化系のスキルか、脚力強化:Lv2・・・俺の目では追うので限界だった。


「緑髪のガキはスキル慣れはしてるようだが、ただすばしっこいだけだな、レベルも昨日の召喚組と考えると1か良くて2か・・・黒髪は素人だな、話にならねえな」


俺の評価は散々だな・・・実際魔法も使えないし、悲しくなってくるぜ


「アズマさん、あいつさっきの奴らよりかなり強いと思います・・・勝てるかどうか」

「隙が見当たらないって言うのか?俺に相手は無理そうだ」

「やってみせます。後方でアズマさんは観察眼でなんでもいいので気づいたことがあったら大声で教えてください」

「大声で伝えて大丈夫なのか?なるべく早めに見つけれるように頑張るが・・・」

「それで隙が生まれれば良し、直ぐに改善できないようなものならなお良しです」


「お~い!お前らもういいか~?ほらよっ!約束だからな、そいつは好きにしろよ」

そう言うと茶髪の少年をこちらに放り投げるとどっかに行ってしまった・・・


「ぐへっ!」

「お、おい!大丈夫か?なんかあっさり返してくれたけど、ヴィントどうする?」

「そうですね・・・彼を助けるという目的は達成されたので大人しく引きましょうか」

「そうだな、大丈夫か?歩けそうか?ダメそうなら肩貸すぞ」

「あ、ありがとうございます…一人で歩けます…」

「そうかじゃあ行くか」

「またどこかで会いそうな気がしますね」

「そうだな、ひとまずは俺らの寮に戻るか」


ドゴールか、変わったやつだったなヴィントの言う通り又すぐ会いそうな気がする


   ~side???~


「まさか二日目にドゴールに目を付けられるとは・・・ なんともなくて良かった・・・」

「おい、あいつらはお前の仲間か?中々面白そうじゃねえか、なあ?」

「おわっ!ド、ドゴール!?なぜバレたし!」

「はっ!気配がだだ洩れだ、馬鹿が!ったく強力なスキル持ってても使い手がこれじゃあ話にならねえな、使えねえなら俺が貰ってやろうか?はっはっは!」

「誰が渡すか!本気を出せば余裕じゃあ!今日こそは勝ってやる!」

「いいぜぇ!丁度やりてえと思ってたとこだ、やろうぜぇ!」



   ~sideアズマ~


訓練場を出るときに派手に人が吹っ飛んでるように見えたんだがあれは気のせいか?それにしてもまさか初めての戦闘がいきなりの対人戦だとはなぁ、疲れた・・・


ヴィントは俺とは比べものにならないほど疲れてるだろうな

少し話をしたら、休むとしよう。



ステータス

名前:東 竜次(アズマ リュウジ) 年齢:21歳 種族:人間

召喚回数<1回> 帰還回数<0回>


職業:魔法使い

レベル:1

最大体力:100/100 最大魔力:0/0 

スキル

観察眼:Lv1 

マイナススキル

【魔力回路(破損)】【魔力抵抗(破損)】

称号

異世界から召喚されし者


ステータス

名前:ヴィント 年齢:18 種族:人間

召喚回数<1回> 帰還回数<0回>


職業:軽戦士

レベル:2

最大体力:73/73 最大魔力:60/60

スキル

脚力強化:Lv2 短剣術:Lv1 

ユニークスキル

【疾風脚】

称号

異世界から召喚されし者 


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