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葉を見ず、花を見ず  作者: 喜世
第7章 愛慕
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【序】愛慕

 初めて『花言葉』というものを意識した。


 お見舞いの花、ガーベラ。

 ……感謝、希望。


 俺らの名前の花、梅。

 ……忠実、忍耐。




 旦那さんから送られた写真の花。


 赤い一本の薔薇。

 ……あなたを愛しています。


 藤

 ……恋に酔う。


 仙人掌

 ……枯れない愛。


 チューリップ

 ……誠実な愛。


 向日葵

 ……あなただけを見つめる。


 最後に送られたメールについていたのは、ハナミズキ

 ……想いを受け入れて。


 旦那さんから来ていた花の写真、全てが梅吉へ対する想いだった。


 

 梅吉は全て確認し終えると、旦那さんのメールに返事をした。

 文章は書かず、花菖蒲の写真だけを付けて。



 花菖蒲の花言葉は……



 ……あなたを信じます。

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