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貴方を抱きしめて。  作者: 丹
2/22

1人の朝ご飯。

書くの遅くなって失礼しました!!先の展開は大分考えてあるのですが…

私はまた夢を見る。


彼は、夢の住人。私を待っている。


でも、彼の顔がぼんやりしていて、思い出せないけども。


何故?待ってるなんて思うの?


私は何を置いてきたのかな、愛しい人?夢の国?夢に出てくる彼を抱きしめる。


「ここに居てよ」


ハッと目が覚めると、今日は休みの日だと気が付いてもう一度二度寝するんだけど、同じ夢を見るどころか、何故かお魚咥えたどら猫ならぬ、お魚がどら猫を咥えてた。うーんうーんと思い出そうとするのだけどね、思い出せない。


巧実は、今日は彼女とデートだろうな…しんとしている。


何だか少し寂しい。


―私だって。


そんな考えが浮かんで消えた。



仕込みや調理師の免許は持ってるのですが、こんな日は手抜きしたいんです。


ピーッとコンロからやかんの音が鳴る。カップラーメンを啜る準備をする前に3分間待つ時間すら、ぼーっとしてしまうのに、店長の言葉をふと思い出す。


『でも、お前、最近ちょっとボーッとしてるぞ。

心ここにあらずって言うのかな…たまに、お前大丈夫かって思う』


分かってるのよね、そんなこたー。


最近料理がどんどん手抜きになり、仕事のみになってる。キッチンもホールも私の仕事だから…いや、巧実がいないのが寂しいんだ。彼女が居ないときはこんな時に巧実が手料理を振る舞うのだけども、下手すぎ、胡椒利きすぎ!などと思うのだが、巧実の料理はいつも心を温かくさせてくれた。


その料理が綺麗で美味しい物になったのは、愛しい彼女に食べさせるためなのだろう。


「あー、子供に戻ってネバーランドにでも行きたいわ!」


ダンッと手をテーブルに打ち付けると、いたた…と泣いてしまう。



メールも着信もなし。


しょうがない出掛けよう。


「行って見る?ネバーランド。君の住む世界より甘美で愛しい世界」


幻聴かと思ったが、テレビが付けっぱなしだったので、後ろ手でリモコンを持ち消す。


どうせ、テレビの音よね。


久々にフルメイクして、恰好もカジュアルなINGNIのボーダーワンピ何か着て見る。サンダルを履き、ドアをきぃと開けたときである。


何じゃこりゃ!!!


驚愕してしまうよ。

大人なのにネバーランド?と言う事に違和感を感じますが、いいのかな。GWに更新出来なくてすいません(TT)

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