表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/75



[涙]


目から 涙と呼ばれるしょっぱい液体が流れた

突然 溢れ始めた

涙は 悲しい時とか嬉しい時に出てくるらしい

何故かよく分からないけど

でも今僕は悲しくも嬉しくもないんだ

ていう事はね 涙が流れたかったか 目が涙を流したかったんだよ

それともこの頬が涙に伝ってほしかったのか

顎が涙に滑り落ちてほしかったのか

床が涙に触れたかったのか

ティッシュが涙を染み込ませたかったのかも

僕の身体は いつだって僕だけのものじゃないんだ

自分の身体だから って 好きにしちゃいけないよ

痛いのは僕じゃない

身体なんだよ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ