表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/75

儘ならぬ


 

声が小さくなって


どんどん小さくなって


消えていく



喋れない 喋れない


選んでいる


言葉を 選んで


ぼそぼそ ぼそぼそ


あ えっと あ えっと



あの子達とは 世界が


違うから


私は 自分が


嫌われないか心配で


私の言葉を そのまま


伝えていいのか


不安でたまらない



時間をください



もう少しだけ


考える 考えるから


選んでみせるから


だから もう少し



待って



私は咄嗟に答えられない


だったら 考えて 考えて


考えて 選んだ答えを


君に 伝えるから




ああ


日常会話でさえままならない




誰か私を救ってください


ひとりは 嫌だ

 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ