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深い夜、愚かな一粒

 


深く 暗い 闇の 夜



静けさに包まれた夜の中


ありもせぬ事を思っては


独り


頬に 冷たい涙が伝う



友の事を思っては


心の深部まで探りを入れて


己を憎み 卑下するばかり



その言葉は 断罪を拒む



架空の何かへ 謝罪をすれば


何かが変わるという訳もなく


無駄の繰り返しとは この夜の事



目を瞑れば 浮かぶ空想


見えてしまえば 苦しみもがく



己の妄想に 涙するとは


自惚れが過ぎるようで


己の恐れる展開を


信じ 泣くとは 愚かな事



過ぎせし時間は滅びへと向かう


時を取り戻す為の(すべ)何処(いずこ)


術を手に入れる為の術は何処



嗚呼 時を我がものに



我は


徒人(ただびと)として生きなくてはならぬ

 

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