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今宵のお酒は少し、長くなりましょう。  作者: ノノLulu
杉田 秀平
3/6

ドジなバーテンダー

「あ、あの、大丈夫ですか・・・?」


杉田は、さっきの出来事がまるでなかったかのような

振る舞いでニコニコしてるバーテンダーの女性に声をかける。


「はい。申し訳ありません、やはり慣れない靴は

履かない方がいいですね。もう捨てちゃいました♡」

「す、捨て・・・?いや、そこまでしなくても!

そういうのって高いんじゃないんですか?」

「でももう折っちゃいましたもん。」

「W、WAO・・・。」


バーテンダー姿の女性は、平然と折ったヒールの部分と

靴を見せる。

杉田はあえて、いつ折ったのか、どう折ったのかは

聞かないことにした。


「あ、すみません、自己紹介がまだでした。

私、クロと申します。

クロのバーカウンターのクロです。」

「あ、はい。よろしくお願いします。杉田です。」


「杉田様ですね。ようこそいらっしゃいました。

ご注文は何にいたしますか?」

「いや、あの・・・・その前に・・・。」

「はい?」


クロは首傾げる。


「拭くもの・・・もらってもいいっすか?」

「え?」


クロは、びしょびしょの杉田の姿を

再度見、ハッとした。


「あぁぁぁあ〜〜!!そうでした〜〜!!

すみません〜〜!!」

「あぁもう慌てないで下さい!!また転びますよ!!」


大丈夫なのか?この店。そう思う杉田であった。




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