学園内トーナメント・二回戦
最近一話当たりの長さが短くてすみません
今の所増える見通しはありませんが、元の文量よりは増やしているので勘弁してください
もう一つの話も繋げようかとも思ったのですが、そうすると続きの話が完成するまでに間が空くので考えどころです
気付いた方も多いかと思いますが、章をつけさせていただきました
元々の話ではなかったのですが、続きも書くという事で流石に章がないと話がまとまらないと思いまして、昨日をもってつけさせていただきました
では、第13部『学園内トーナメント・第二回戦』お楽しみください
学園内トーナメント2日目、2回戦が始まった。
二回戦第一試合が終わり第二試合。ゼウスティアの試合だ。
二回戦の相手は第五学年の主席。生徒会の中で8位の実力者だ。
一試合で戦ったライオスより弱いという事だが、それは去年の時点での話。
去年はまだ四年生の彼は去年の終わりで主席に上がったと聞いた。
つまり、今戦ったらライオスにも勝てる可能性があるという事だ。
「続いて、第二試合。ガーネット・フォン・フィーロ対ゼウスティア・フォン・オルコットの試合を始めます。選手は準備をしてください」
「君がライオス先輩に圧勝した一年生か。油断しないようにしないとね。よろしく」
「こちらこそよろしくお願いします」
「では、第二試合を始めます。試合・・・始め!!!」
試合はじめの合図とともにガーネットは魔法を放ってきた。ゼウスティアの視界を遮るように魔法を使い、攻撃力よりも範囲に想像力を働かせたようだ。
大きな魔法を使ってくるのか、それとも物理攻撃を使ってくるのか・・・
それをすべて打ち消すと、その答えが分かった
ガーネットが剣を振りかぶり目の前にいたのだ。
「危ないですね。『物理防御結界』これで良しと」
「何で剣を振る度、お前の目の前で剣が何かに阻まれるかのように止まるんだ!」
「何でって、結界ですよ。ただ、僕の50センチほど手前で部分的に発動する結界ですけどね」
「そんな技術を・・・何故君が持っている!」
「訓練のたまものとしか言えませんよ」
ガーネットは、それでもあきらめずに剣を振るってきたり、魔法を放ってきたが体力が切れてしまい降参した。
「第二試合終了。
勝者・・・ゼウスティア選手!
続いて第三試合に移ります。会場に残っている選手は直ちに退場してください」
次の第三試合はリーナの試合だ。
対戦相手は8学年の三位だ。
相手も魔法タイプなので魔力量の勝負になるだろう。
試合が始まり相手の選手が撃ってきた魔法と相反する属性、同じ魔力量の魔法を放ち相殺していった。
リーナはこの一年の間ゼウスティアが鍛えてきたのだ。
いくら何でも、生徒会にも入れていない者に、使える魔法の種類と量で負けることは無い。
試合は十分ほど続き試合は相手の魔力切れという形で終わった。
午前の試合が終わり午後の部に入った。
第七試合セシリアの試合だ。
相手は二学年の次席。魔法を使いつつ中距離で槍を使った攻撃を得意としていた。
試合が始まるとセシリアは魔法を使って影魔法の偽物と入れ替わった。おそらく相手は気付けていないだろう。
相手が使った魔法を消していたが槍で突かれたことにより分身は消滅してしまった。
相手は分身だったことに気付いて焦ってセシリアを探そうとするが、まだ魔力操作のつたない二年生にセシリアの魔力隠蔽を見破ることは出来ない。
一息つく頃にはに後ろから背中に剣を突き付けられて降参した。
次に第8試合。ティーヤの試合だ。
相手は六学年の次席で、戦い方は魔法を使いつつ、自衛として剣を使っていた。
試合が始まると魔法を放ってきた。ティーヤは自分の周りに魔法障壁を発動して相手の魔力切れを待った。
大きな魔法を使い、武器に魔法をかけ、その上で身体強化まで使っていた相手の魔力は、五分ほどで切れてしまい降参した。
最後に第10試合。フィアの試合だ。
相手は九学年の四位。戦い方は身体強化を使った物理戦闘にちょっとした火属性魔法を使っていた。
試合開始とともに二人で物理戦闘を始めてが、フィアが体の小ささを利用して、大ぶりな攻撃をよけると、腹部に掌打を行った。
すると相手は気絶して倒れてしまい、救護班に会場の外に連れて行かれた。
三回戦に一年生が全員残ったこともあってか、会場は凄い盛り上がりだった。
ここまでお読みいただき有難うございました
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次話の投稿は明日の0時を目標としています
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