2/2
ふと考えた『特別』
私の『特別』ってなんだろう。
家族?誰かからの贈り物?
どれもしっくりこない。『特別』なんて思わない。
だとしたら私の『特別』とはなんなのでしょうか?
生まれて、育って、気がついたら結構な時間が経ってて。
なんの変哲もない『普通』の人生の中で、『普通』に埋もれて暮らしていた。
だからどこを見てもあるのは『普通』であって『特別』じゃない。そう感じてしまった。
私は仕事を始めて一人立ちをした。いつもあった『普通』は、『当たり前』は、そうしてなくなった。
突然だけど、人って頭の悪い生き物だと思う。だって、そうじゃない?目の前にあるものほど、気づくことができないんだから。
なくなってから気づく。いや、なくならないと気づけない。だって、あることが当たり前なんだから、ないことなんて想像もできない。
『特別』は自分にとっての『普通』や『当たり前』の中にある。だから気づきにくい。
『特別』なものなんてない。いえ、見落としてるだけ。
いつもと違う場所に、環境に行くことで貴方はきっと『特別』に気づける。