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※羽七子とかれぴさん(次名前出す)は映画サークルにはいってます

「は!?」


先輩は、僕の話を聞くなり大きな声を出した。確かにここ最近、毎日羽七子を夜な夜ないじめているから、連続で休んじゃってるし、驚くのも無理はないだろうけど。


「羽七子休み!?また!?」

「…はい。熱が下がらないみたいで」


僕たちが付き合ってること、同棲までしてることをサークルのみんなは知っている。だからこそ怪しまれないように程々にしておくべきなんだろうけど止められない。羽七ちゃんがあんないじめたくなる顔するから悪いんだよ。


「ま、今日まだヒロイン出番ないから良いけど。羽七子ほどの適役いないんだから、お前も無理させんなよ。病弱な彼女のこと、ちゃんと気遣ってやりな」

「はは…」


まあ、そういうことにしておいても良いかな…ただ、この先輩やたら羽七子と仲いいんだよな。二人でやたら楽しそうに話すし。でもいつも見てるから二人きりで外出なんてことは絶対にないはず。羽七ちゃんが何してるかは、ほんとずーーっと見てるから、心配ないだろう――――――僕さえ我慢できれば。

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