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陰の支配者-私の保護者は猫と鳥-  作者: ミコト
初めての出会いと幸せとは
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入れ物探しにやってみたら・・・・入れ・・モノ?

教会を後にした私たちは、これからの旅に必要になってくるバッグを買いにやってきました。

最初にバッグを買うことになった理由は神父のおじいさんの予言?っていうおすすめを聞いたからです。


入口はこの町に入るときにいた門番さんと同じくらいかもしかしたらそれ以上に強そうな人が扉を挟むように立ってた。

でも、声をかけずに普通には入れちゃった。


リリさんが言うには、不審な動きをしたりしたらすぐに何してるのかお話しをすることになるんだって。

後は、企んでたりしたら長年の経験?勘?で分かるからすぐに捕まえちゃうんだって。


すごいね。




でも、ダンさんたちが言うにはその人たちは笑顔じゃなくて怖い顔しててすごく怖い雰囲気を出し続けてるって言ってたけど、ずっと笑顔だよ?

しかも、すごくうれしそうだし手を振ってくれるよ?

まぁ、振り替えしてあげたら小さく握り拳作ってたし、お顔が赤くてすごく幸せそうだったよ?

全然怖くないよ?


「あぁ・・・フリージアちゃん効果が・・ここまで影響するのかぁ・・・」

(?)

「気にしなくていいわよ~」

リリさんが何か分かったみたいだったけどはぐらかされた。



気にせず中に入ります。

中に入ると色んなバッグがありました。

紐の長さが違ったり紐自体がなかったり大きさが全然違ったりって色々。



ここは3階建てになってて、それぞれの階層はお値段で区分けされてるんだって。

で、一番下が安いらしく銀貨が5枚前後くらいから上で、2階が金貨1枚以上で、3階が金貨が10枚以上使うって感じで分かれてるんだって。


だから私たちは2階に上がります。

銀貨がいっぱいあるから金貨はこういうときじゃないと使わないしね。

それに、カルナが言うには防具とかも力を入れたいらしいけど、まずは持ち運ぶ道具を出来るだけ軽くするためにも入れ物にお金は自重?したら駄目だって。



「フリージアちゃん、この階層にあるのは大体のモノは手持ちのお金で買えるから好きなように見て回って良いわよ。」

カルナをチラッと見たら好きにしていいって言われたから好きに動きます。

自分の意思で好きなように見て回れるって言う初めて体験でドキドキしつつもわくわくしてる。

シャスティが隣で並走してるけど、カルナはちょっとだけ離れたところから見守ってくれてる。



背中に背負うタイプとか、腰にぶら下げるタイプとか腰に巻き付けるタイプとか色々ある。


お値段で分かれてるだけと思ったけど、一部ではごちゃって一つの箱にごちゃ混ぜで入れてるのもあった。

カルナが言うには、モノは人が作ったモノで、作った人だったり出来たモノのすごさによって見た目とかが同じに見えても値段が違ったりするからきれいに並べておいてたり、そうじゃなくてごちゃっと置いてたりするんだって。


でも、何でかなぁ?

すっごいそのごちゃっと並んだところが気になる。


で、好きなように動いて良いって言われたから気の向くままにそっちに行きます。

みんなアレ?って言ってたけど、気にしません。



で到着しました。

おっきな箱は私とリリさんが二人で入っても余裕がありそうなくらいおっきいです。

そんなのがいっぱい並んでる。


一つの箱の中に色んな形のバッグが入ってる。


その中で1つ、とあるバッグ?に目がとまる。


このバッグいっぱい並んでる中で1つも同じのがない。

すごいなぁ。

作った人の趣味らしいけど、他の人たちと同じ形にするのがいやだったのかな?


箱から出して詳しく見てみたいです。

ちょっとだけ背伸びしてギリギリ届くかな?という感じで頑張ってとろうとしたら、


-ずりずり-


そのバッグさんは自分から近づいてきました。

優しいですね。

おかげで簡単にとれました。



ん~

このバッグ手触りが良いですね。

プニプニしてます。

それと、透明で向こうがなんとなく透けて見えるけど、きれいな緑色です。

でも、緑は黒っぽいけど、きれいな感じのバランスだと思う。


私はこの色好きだなぁ。

えっと・・・確か黒っぽいんじゃなくて濃い色をしているっていうんだっけ?

すっごい濃いってことだね。


プニプニ

ちょっとだけ引っ張ってみる。


みょ~ん


伸びますね。

どうやって道具を入れるのかな?

指を突っ込んでみる。

ツプリと入り込んだ。

ちょっとだけひんやり?


あれ?

と思ったけどちょうどいいあったかさだ。


これ、枕にしたら気持ちよく眠れそうですね。



これは、手で持ち歩くのかな?

頭に乗せるのかな?


ちょっと乗せてみる。


お?

思った以上に安定する。

ちょっとだけぴょんぴょんとジャンプしてみるけど、私の頭から離れないし、首をかしげてみても落っこちない。

それに、すごく軽いです。



これいいですね。

荷物が入るかわかんないままだけど、かわいいからこれを買いましょう。



これ、お値段が書いてないけどいくらなのかな?


カルナに聞いてみよう。




というわけでカルナにこれいくら?と見せながら首をかしげてみたら。


「どこから何を持ってきたんだ!?」

驚かれた。

どうして?

これはバッグなんでしょ?

「いやいやいやいやいや!!これバッグじゃないから!!!魔物だから!!」

カルナが言うには、お母さんはすらいむ?って言ってたらしいけど、何のことだろうね?

「フリージアちゃん!早く捨てなさい!!」


え~?

なんで?

襲ってくるならとっくに私、襲われてるよ?

ずっとプニプニしてたもん。


で、大丈夫だよとアピールするために両手でびよ~んと伸ばして見せる。


というより、生きてたんだね。

あそっか。

生きてたから私のところに近づいてきたんだね。


で、そんな私とこの子のやり取りを見てたリリさんたちはみんなうなだれてた。

ついでに、リリさんたちが慌てるから警備のお兄さんたちがいっぱいやってきた。


で、同じようになんで魔物が!?とか早く捨てなさいとか言ってた。


で、ぎゅ~っと抱きしめながら首をかしげてみた。

かわいいのに何で?と


そしたらお兄さんたちは膝から崩れ落ちた。




「なぁ・・警備の兄ちゃんたち・・なんで・・こんなのが?」

「あ、あぁ・・それはあっちの箱の中に入ってたんだろう?」

「みたいだ。」

「気配を消すのが上手だったのか何なのかうまく隠れて紛れてたんだろうな・・」

「で、本来なら魔物っぽいからすぐに処分するかどうにかしないといけないんだが、家のフリージアが気に入っちまったらしくてな・・本人はバッグを選んでるつもりらしいんだ・・金とかどうすればいい?」

「ん~値段はつけた記憶はないし・・というより、あればその場でこいつに気づいてるからな、即処分してた。」

「だろうなぁ・・なぁ・・フリージア・・それ・・欲しいのか?」

(コクリ)

「いつフリージアに襲い掛かってくるかわからないんだぞ?」


襲ってきますか?

と、とりあえずテーブルに置いて首をかしげてみたら



-×-


自身の体をくぼませてばってんを出した。



おぉ、しゃべれますね。


じゃあ、私と一緒についてきてくれますか?


-〇-


通じてますね。

しゃべってないのに通じてますね。

私の考えてることがわかるの?


-〇-


ちなみにあなたはしゃべれますか?


-×-


おぉ、あそうだ。

バッグを探しに来たんだけど、バッグの代わりってあなたはできますか?


-〇-


できるらしいです。


じゃあ、この子を買います。



「・・・よくわからんが買うことが決定したらしい・・どうすればいい?」

「少々お待ちいただけますか?」


お兄さんがどこかに走り去っていった。


そして10分後


「お待たせしました。この場で彼女とそれが契約すればただでいいらしいです。」

「良いのか?」

「えぇ、そちらの意見としてはお金を出す必要があるがいくらなのかという状況でよろしいですよね?」

「あぁ」

「こちらとしては、お金より以前の問題で魔物が店内に交じっていたことと、けが人が出る前に発見してくださったことと、この場からどこかに持って行ってくれるという解決したというお礼が必要になってくるんです。」

「あぁ、そうか・・店側としてはそういう意見になるのか」

「えぇ、ですので契約することで連れていくことに確実性を持たせるということと、互いの分を相殺して無料にしようという意見になったのです。幸いなことにこの場には我々以外は誰もいませんのでこれ以上にない状況ですので。」

「わかった。そういうことなら・・その代わり」

「えぇ、内密にするのでそちらも・・」

「もちろんだ。というわけだフリージア、そいつと契約すれば連れてっていいぞ。お金はいらない。」

(コクリ)


契約って確か、血をこの子に飲ませて名前を付ける必要があるんだよね?


で、ダンさんからナイフを借りて指先をちょっとだけ切って血を出すと、この子も理解してるらしく私の血を取り込んで?飲んだ?

それから、その子に包まれてる切った指先はなぜか見る見るうちに傷がなくなっていった。


なんか心と心がこの子と近くなった気がする。


というより、私があっさりと指先を切って血を出させたのにはすごく色んな人たちが驚いてた。

カルナも

普通は私くらいの子は怖がるんだって。

けど私平気だよ?

だって、いっぱいいたいコトされたからこの程度じゃ怖くないもん。

まぁ・・ちょっと痛いけど、ちょっとだけだからたいしたことないし。



あ、名前・・・・ん~


そうだ。




-スイ-



スイちゃんにしよう。


-◎-


気に入ってくれたらしい。

これからよろしくねスイちゃん

なでなでしてたらぴょんととんで私にとびかかってきた。

けど、私がしっかりキャッチできるくらいにちゃんと手加減してくれてたようです。


はぁ//

プニプニ//




「うまく言ったらしい。けど、ただでもらっちまって本当に申し訳ない気持ちになる」

「こちらもだ。ただでちょっとした事件を事前に解決してもらったのだからな。場合によっては店側の問題として大変だった・・信頼とかな・・」

「あぁ・・・じゃあ、何かあったら互いに手助けするってことでどうだ?あるかどうかは知らんが。」

「そうだな。そういう機会があれば協力しよう。そちらの場合は、そちらのお嬢さんがこの店を気に入ってくれたという事実を残させてくれればそれで十分だ。」

「そうなのか?」

「あぁ。とてもかわいらしく、善人にあふれる魔力を感じるからな。」

「そうか。ほどほどにしてくれよ?迷惑ごとはごめんだぜ?」

「当然だ」

「今さらだが、普通に俺としゃべってるんだな?」

「あぁ、何年か前はあちこちを回っていたからなお前のようなのとは何回かであったことがあるんだ。犬と狐だったがな。」

「なるほどな。とりあえず、サンキュー」

「あぁ」



というわけでいい買い物ができました?



「とりあえず、フリージア、そいつのことをカードで見ておけ」

(コクリ)

そうでした。


カードさん。

教えてください。





ランク:F

名前:フリージア・エトワール

性別:♀

年齢:5

種族:半異世界人

職業:魔法使い、協奏師

称号:絶望を知る者、幻獣の家族、変態紳士ロリコンホイホイ、英雄賢者の正統後継者

属性:陰

体力:F

魔力:E

攻撃:G

防御:F

俊敏:G

練度:E


魔道具:賢者の杖


契約

【幻獣】八咫烏:カルナ

【幻獣】ガルディエーヌ・キャット:シャスティ

【妖精】オニキス・ゲル:スイ


加護

ペチュニアの溺愛、ペチュニアの過保護、元英雄賢者/現神様のお気に入り




【妖精】オニキス・ゲル

ゲル種の妖精族であり、非常に敵味方の好みが激しい。

エメラルドグリーンの大変透明度が高くきれいな色をしており、非常に色が濃い為、見方次第では黒っぽく見える。

というよりも、好みの方はないに等しいほど出会わないらしく出会う確率は人の一生のうち1回あるかないか程度らしい。

そうでもない相手に無理やり触れられようとすると瞬時にこうげきする。

技:【適温】【胃袋収納】【溶解】【回復強化】【サイズ変換】【究極隠密】



【適温】

暖かくも冷たくも自身の体の温度を変えることができる。

ただし、適温と感じるほどまでしかできない。


【胃袋収納】

自身の体内にモノを収納することができる。

植物などを除いた生き物は収納不可。

容量は、自身の魔力量に依存する。

時間経過は、通常の5倍ほど遅くする程度。


【溶解】

触れたものを何でも溶かす。

そのため、状態異常に非常に強く、吸収した時点でその抗体を瞬時に作成可能


【回復強化】

触れたものの回復速度を上げることができる。

ただし、速度を上げることはできるがその分体力を削られる。


【サイズ変換】

体の大きさを大きくも小さくもできる。

限界は自身の魔力量に依存する。


【究極隠密】

自身の気配をどこまでも消すことができるので、あらゆる感知をかいくぐる。





スイちゃんは妖精さんでしたか。

かわいい、プニプニ


ちなみに、リリさんが撫でようとしたら体の一部を鞭みたいに伸ばしてべしっ!ってたたいてた。

気に入った相手以外にはとことん触られたくないらしいです。


それと、その日の夜に気づくんだけど、スイちゃんは体のサイズを変えることができるのに加えて、自身の体の体温をちょうどいいくらいに変えることができるからすごく快適なベッドさんになりました。

おまけで警戒心が高く、私とカルナ、シャスティ以外には誰にも懐かないのである程度の周囲を撃退することもできるらしいのでお外で寝るときにすごく頼りになります。

おまけに隠密?って言う他の人に見つからないようにこそこそ出来るらしいから、もっと素敵です。



とりあえず、私は杖さんを握ってないとまともに歩ける体力がないので頭に乗っかってもらってます。

さりげなく私の頭の形に変形してるのでぷにっとした帽子をかぶってるみたいです。





それからは、お金がバッグを買う分が浮いたから、いろいろ買いました。

魔力を注ぐとお水が出てくる魔道具とか、お料理セット(野営バージョン)と、木でできたお皿とかの食器類と、ナイフとかフォークとかのカテラリーっていうの(全部木製)と、火をつけるための火打石っていうのと、サバイバルナイフが5本と、投げナイフが5本、保存食がいっぱいと、簡単な調味料セット、テント、魔力を注ぐと明かりがつく道具で箱型っていうより四角いランタンっていうの(中に光る透明な石で水晶っていうのが飾ってあった)とか、シャスティ用の調合薬の材料、薬草関係が何種類かといっぱい買いました。

で、全部翠スイちゃんのお腹の中に収納されました。

けど、重さは変わらないという不思議。


大きさは自由に変えられるらしいので今は、私の頭の上に乗っかってのバランスが良い程度の大きさです。


それから、カルナが言ってたから色んな図鑑の本を買うことになりました。

魔物と、植物と鉱石の図鑑と、地図です。

地図はおっきい紙にデン!!じゃなくて、ちょっとだけおっきい本に各ページごとにそれぞれの地域が書いてあるタイプです。

地図帳と言う呼び方がただしいらしい?



今言ったのは、手持ちの銀貨ほぼ全部でちょうど買うことが出来ました。

後は銅貨と、金貨2枚です。




そして、防具です。

カルナが言うには、軽くて丈夫で~ってとにかくこだわり?があるらしいので手持ちの金貨はこれに全部使うつもりで買うんだって。

ん~

この辺りはよくわかんないからカルナに任せましょう。




でやってきたのは、防具屋さん・・というよりお洋服屋さん。

私がイメージしてた防具屋さんって硬くて重たそうなのがいっぱい並んでるイメージだったけどどう見てもお洋服屋さんです。

「なぁ、リリ。ここで買うのか?」

「えぇ、全部オーダーメイドでサイズが自動的に変わるのでも良いけど、今後フリージアちゃんがどういう戦闘スタイルになるか分からないし、服の好みも変わるかもしれないでしょう?今は私たちの趣味だし。」

「それは・・あるな」

「だから、ある程度大きさの調整が出来るのを数種類買っておくのよ。ワザと大きめなのもね。」

「なるほど。」

「けど、1つだけ壊れでもしない限り今の段階で趣味とか関係なく一生を考えて買えるのがあるのよ。」

「そうなのか?」

「えぇ、外套よ」

「なるほどな。サイズ変更出来るタイプにするのか?」

「まぁね。外套に関しては自重したら駄目なのよ。最も旅の中で大事な役割なんだから。」

「確かにな・・で、ここが?」

「えぇ、外套を買うならここが一番リピーターも多いのよ。けど、その他の服もここではまとめて買えるし、まとめて買うとここだとある程度割引してくれるからお得だしね?それに、あっちこっちで買うとなるとフリージアちゃんの体力がきれるでしょ?」

「たしかに。それに、一ヶ所で買えた方が良いしな。」

「会話が出来る鳥さんとはとても珍しいお客様ですね。それに、とてもかわいらしいお嬢さんですね。」

やってきたのは、見た目はキリってして鋭い感じがするお姉さんだけど、笑顔はすごく優しい人だ。

「えぇ、この子の外套をね。」

「何かご希望はありますか?」

(?)

「あ、あら?」

「この子・・・事情があってしゃべれないので。それに、世間のことがまだよく分かってないんですよ。」

「あら、そうでしたか。では、どのような感じをお求めですか?」

「それは保護者にお願いします。」

「保護者?」

「あぁ・・一応この子・・フリージアの獣魔をしているカルナだ。俺が保護者・・・というより教育係みたいなモノだ。」

「なるほど・・では、いかが致しましょうか?」

「まだ、本人がどういうのが好みなのかも分からないし、今後どういう風に育っていくか分からないから、出来るだけシンプルで目立ちにくくて軽くて丈夫なのってあるか?」

「ちなみにご予算は?」

「最大で金貨2枚までなら。」

「まぁ!それほどでしたらかなり良いものが購入出来ますよ。具体的な注文は他にございますか?」

「後々で補正とか修理とか出来るか?」

「ご注文承りました。では、金貨2枚の範囲内で限界までこちらの判断でご用意させて頂けるのであればそれらのお望みを全て叶えて差し上げますがいかが致しましょうか?」

「ん~フリージア。どうする?全部このお姉さんに任せるか?それとも、俺等で考えるか?」

このお姉さんはこういうのに詳しいんだよね?

じゃあお任せします。

(ぺこり)

「かしこまりました。フリージア様?かなり地味になる可能性もありますがよろしいですか?」

こんなのと指さされたのを見ると茶色っぽかったり黒っぽかったりしてた。

私、そういうの好きだよ?

(コクリ)

「かしこまりました。少々お待ち下さい。」




20分後



「お待たせ致しました。」

用意されたのは、黒ベースで所々緑っぽかったり青っぽかったりとあっちこっちで色が違ってたけど、良い感じで馴染んでた。

自然な感じのマーブルって言うんだって。

カルナが言うには、ふくらはぎの半分下でかかとから10センチくらい上まであるタイプでフード付きだって。


けど、よく見たらボタンは目立たないように光が当たっても光らない黒色でシンプルだったけど形が肉球マークになっててかわいい。

それに、フードには猫耳がついてた。

尻尾はなかったけど、フードを被ると真っ黒に猫さんの足跡がぽちぽちぽちとあった。

よく見ないと見えないし、フードを被らないと全く見えないところに書いてある。


それと、隣に置いてある針とかはさみとかがいっぱい入ってる箱。


「では説明致しますね。こちらの外套は着ている方のサイズぴったりになるように魔法が込められております。サイズの基準としては現在フリージア様が着ているときのこのくらいになります。」

裾の部分の長さとかの説明だって。

「そして、通常より半分ほどのサイズになっております。防具としての効果は、ある程度の魔法攻撃は弾き、物理攻撃に該当されるモノは刃などの関係は相当強くなければ貫かれないように出来ており、衝撃も外へ逃がすように出来ております。それから、撥水効果もございますし、汚れもつきにくいので掃除も簡単ですよ?

では次に、こちらの道具についてご説明致しますね。こちらの裁縫道具ですが、糸はこの中にある針に魔力を流すことで自動的に出来上がるような仕様となっておりまして、そちらで縫うことで修復することが出来ます。一部がなくなってしまった際もこの針と似たような色の当て布を使用して縫って頂ければ自然な形で馴染むようになっております。それでも、きれいに修復したい際は、弊社のような店舗へ問い合わせて頂ければ即対応致します。」

「どの町にもあるのか?」

「全く同じではありませんが、ある程度料金を支払って頂ければ外套を購入出来る店舗ではどこでも対処可能です。・・ですが、金貨が最低でも1枚は掛かるくらいの商品が普通にあるお店でなければランクが下がってしまう可能性がありますのでお気をつけ下さい。」

「大雑把に値段って今買った値段より高くなるか?」

「いえ、それはありません。あった場合はにたような種類の新しい外套をご注文頂くようにご案内致しますので」

「そういうことか。じゃあ、それで頼むよ」

「ご注文ありがとうございます。」

ちなみに猫耳がついてたり肉球の形のボタンだったり猫さんの足跡があったりするのは地味でもかわいくをモットーに作った代物だったからとのこと。

後は、お客様がかわいいんだから地味でもかわいいのじゃないと!!という気持ちが言葉にせずにお店の人たち同士で通じたからとのこと。



で、お金はぴったり金貨2枚。




ちなみに、その他に買う予定だったお洋服は全部で30着で、種類も基本的にワンピースタイプと短パンタイプ、上下別々での下スカートタイプ、上は半袖から長袖、デザインはシンプルで色は色々とそれはもう大量だったんだけど値段はまさかの銀貨3枚。

けど、その値段はさっきの外套のお値段に含まれてました。

割引サービスとかでぴったり金貨2枚でそれらも収まったみたいです。

安すぎない?とリリさんたちが心配してたら、私を見て和んだし、私がいたことが影響して今日の売り上げがいつもより多かったとか、お店のお姉さんたちとお兄さんたちが個人的に買ってくれたとかでそうなった。

一応頭を下げたり手を振ったりしたけど全員が口に手を押さえて膝から崩れ落ちた。

お顔は幸せそうだったから気にしないことにしました。





とりあえずお買い物はこれで完了らしいです。

時間はすっかり夕方でお宿に帰ってお風呂に攫われて、私でも食べられるお腹に優しくて心がほかほかするご飯を食べて翠ちゃんを抱いてお休みなさい。

ちなみに外套とかその他の道具は翠ちゃんが収納してくれました。

外套自体は、お外を歩く時は常に着るように癖をつけるようにとカルナに言われました。

フードは顔を見られないようにするような時と、町のお外にいる時だけで良いって。

町中にいる時は基本的にはフードは被らなくて良いみたいです。







そういえば、私ってこの町で住むわけじゃないんだけどいつ出発するのかな?

まぁ、すぐに離れたいわけでもないから良いんだけど。


と、あいうえお表を使ってカルナに聞いてみた。

「一応は、フリージアが普通に歩き回れる程度に体力が戻ってからにする予定なんだ。後は、ある程度魔法を使えるようになるまで・・かな。俺等も毎日特訓してるし、翠もいる。そうそう問題ないとは思うがな。」

(コクリ)

納得です。

じゃあ、もうしばらくかな?


ちなみに、私の声に関してはスムーズにしゃべれるようになるのは多分1年とか2年では到底ムリらしいです。

と言うのも、通常なら赤ちゃんとして産まれた後にたくさん泣いたりして喉が勝手に鍛えられるらしいけどそういうのは全くされてないのに加えて、むしろ喉に関しては弱体化を通り越して退化仕掛けてるらしいです。

だから、今の私はものすご~く慎重にしなきゃ、簡単にあっという間に喉から血が出てもっとひどいことになっちゃうからってことらしい。

だから、普通にしゃべれるようになるのは多分ムリらしい。

まぁ、片言だったりとかかなり長期間を目処に頑張れば出来るらしいけど


とりあえずは焦らずゆっくり頑張れってことらしいです。

私自身も困ってないしね。

大抵のことはカルナたちが察してくれるし。



いっぱいお買い物をしてから更に数日。

町中を散策しながら私はいっぱい歩いてリハビリ中。

で、魔法の特訓ではなく、魔力操作の特訓です。

魔力操作は毎日やるべきことで、魔法が上手になれば止めて良いものでもないくらい大事なモノなんだって。

それと、文字のお勉強。

それは、翠ちゃんも一緒にやってる。

と言うより、体を使って文字を浮かび上がらせたりしてお話し出来るようにしようとしてるんだって。

私が思ったことはなぜかカルナよりも細かく理解出来るらしいから通訳としても十分頑張れると思ったんだって。

すごく助かるかも。

と言うわけで一緒に頑張ります。



魔力操作はあのときギルドカードを登録したときにやった心の奥から雲のようなフワフワしたのを溢れさせて手に集めたのを言うんだって。

アレを手以外に集めるとそこに魔力が集まるから基礎的な魔法の1つである身体強化が出来るんだって。

けど、属性を帯びていない身体強化だからそっちよりは強化する比率は弱いんだって。


で、そのやり方だと一ヶ所だけ強くするんだけど、体全体に包み込むようにするか、体の中を全体的に血みたいに巡らせるかのどっちかの方法だと体全体を強く出来るって。

私としては体の中を巡らせた方がやりやすいからそっちをする予定だけど、世間的には纏わせる方が楽らしい。

どっちがどう違うんだと思ったら、纏わせると強いけど細かい動きがやりづらくなるけど、巡らせると細かい操作までできるからこっちがすごいし強いんだって。

けど、その分魔力制御が大変なんだとか。


なんか、体から魔力が漏れちゃうんだって。



とりあえず、色々とお勉強しながらいっぱい歩き回れるように頑張ります。


次回は2月2日に投稿します

日曜日も投稿しますよ?

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