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陰の支配者-私の保護者は猫と鳥-  作者: ミコト
初めての出会いと幸せとは
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ペチュニアと賢者とは

教会でお祈りしてたらお母さんらしき人と神様らしき人とのお話が聞こえていて、その間私は光ってたから神父のおじいちゃんがお菓子を用意してくれた。

それから、私が聞いたことを一通りあいうえお表を使って説明しました。

「なるほど・・・賢者様がまさか神様になっていらっしゃるとは・・それと・・」

「あぁ・・フリージア・・それは間違いなくお前の母親であるペチュニアさんだ。」

「お母様が、神様のお手伝いをしているとは・・とても素晴らしいことをこちらにいらっしゃる際に頑張っていらっしゃったのでしょうね。」

神様になったり、神様とそれなりに仲良かったりするのは、それだけ死ぬ前にいっぱいすごくて良いことをいっぱいしたからそのご褒美と言うことなんだって。



あの手紙と写真から想像していたお母さんの姿からなんとなく想像していた声よりもずっときれいだったけど、どんな感じの人って言うのは思ったよりずっといっぱい優しくて素敵な人だった。


けど、生きている間にいっぱいすごいことしたら神様になれるの?

「なぁ、神父さん。」

「どうしましたか?鳥さん?」

「あぁ・・とりあえずカルナって呼んでくれ。こっちの猫はシャスティ」

「にゃ」

「わかりました、カルナさん。そして、どうしましたか?」

「生きている間に英雄と呼ばれるほどの功績を残すと神様になれるモノなのか?」

「どこまでも純粋な気持ちで助け、精一杯頑張ったのであればあり得るのかもしれませんね。ですが、その可能性はとても高いと思いますよ?フリージアさんがおっしゃっていたことを元に考えた結果ですけどね。」

「なるほど・・・」

「失礼ですが、フリージアさんのお母様である方の名前をフルネームで教えて頂けますか?」

「え?ペチュニア・エトワールだが?・・・神父さん知ってるのか?っていうより、あの人何したんだ?俺等はそう言う部分は何も知らないんだ。」

「そうですか・・あの方が・・・」

「知ってるのか!?」

「他の地にある教会からの話しを聞いた程度ですよ。話しましょうか?簡単にですが」

「あぁ、頼む」

「あまり世間では公にならずに密かに有名なんですよ。あの方は各地で予言を残し、大災害から国を護った功績が1つや2つじゃありません。それに、料理に関してはとても素晴らしかったですよ?」

「え?料理?確かにペチュニアは料理は趣味だったが・・それに旨かったし。」

「多くの調味料の開発、料理に新しいジャンルを発案し、それが私たち協会側ではとても印象的ですね。」

「料理のジャンル?」

「えぇ、かつては料理とはただ空腹を満たし、精神的な癒し程度でした。ですが、多くの薬草などを利用することによって料理が調合薬と同じ役割を果たす、薬膳料理と呼ばれるジャンルです。そこまで完璧に再現したわけではありませんが、密かにあちこちの料理店ではそれを元に、通常の料理に薬草を使ったり、調味料などを控え目にすることで通常の料理よりも体に良い料理を作るようになりました。あの方のきっかけによって、健康に気をつける人々が増え、調合薬以外の方法によって命が救われた例もあります。」

「・・・ペチュニアさん・・・なにが私はタダの病弱キャラの余所から飛ばされた迷子ちゃんよだ・・・しれっととんでもないことしてんじゃねぇかよ・・。」

「そして、そんな彼女の性格も関わった人たちは理解していたので公にあの方の名前を伝えてませんので、フリージアさんと同じファミリーネームを聞いて分かる人はいないでしょう。せいぜい、通常より対応が優しくなる程度です。・・あの方は怒らせると文字通り魔法の雨が降ったので命がいくつあっても足りないと全員が言ってましたから。」

「あぁ・・・魔法に関してはとんでもなかったからな・・」

お母さんは魔法がすごかったらしい。

「すごかったぞ?風、水、火、雷の4属性の適性を持ってたからな。しかも、魔力量は普通にSランク。おまけで感情が高ぶると普通にしてるより威力が普通に倍加するから町の1つくらいは1人で魔法の雨あられでぼろっぼろに出来ただろうな。」

そんなに?

「カルナさんの言うとおりですよ。実際に彼女と関わった人の中で彼女が怒った光景を見た者は全員が同じことを言ってましたから。そして気がつけばそこにはいないので彼女を怒らせた者たちがその町の復興の手伝いやお金を出すことになり、あっという間にこれまでの行いを反省したらしいですよ?」

そんなに色んなコトしてたらそりゃあ、神様と仲良しになれるよね。


お母さんがすごかったんだ。

すごくうれしい。


頑張ろう。


「ところで、フリージアさんは本日はどのようなご用件で?神様にご挨拶ですか?」

(?コクリ)

「って違うだろ!?治療してもらうためだろ!?」

ありゃ?

そうだっけ?


・・そうだった・・気が・・する。

「おや・・・そういえば、お連れの方がそう言う話しで捜していらっしゃいましたね・・それもかなり高位の・・申し訳ございませんが事情をお伺いしてもよろしいですか?一応、治癒魔法を扱う者たちの多くは教会と無関係ではありませんし、私の目から見ても彼女は大分改善されてるようですが、相当に弱っていらっしゃるようですから。」

「俺は、神父さん・・あんたがここでは最もすごい治癒魔法の使い手だって聞いた・・話せばあんたがフリージアを治してくれるか?」

「内容にもよりますが、極力協力致しましょう。そして、このことは他者へ漏らさないように徹底致しましょう。」

「・・わかった。」

そして、カルナは私が生まれてから転移魔法で飛ばされるまでのことを事細かに説明した。





「なんてことを・・・なんと罰当たりな・・ペチュニア様がいらっしゃいれば確かにカルナさんの言うとおり人生は大きく変わっていたでしょうね・・・本当になんと言うことを・・」

私のことを聞いてすごく心配してくれて、いっぱい悲しんでくれるおじいさん。

すごく優しい人なんだなって思う。


「ってわけで、俺とシャスティはフリージアに幸せになって欲しいんだ。自由を心ゆくまで楽しんで欲しい。のびのびと過ごして欲しい。幸せにまみれた人生を送って欲しいんだ。そのためには、声を出せるようにしたい。・・自分の思ったことを素直に口にして話して欲しいんだ。じゃないと・・・それに、俺たちは決めたんだ。ペチュニアさんが亡くなった後・・俺たちがフリージアを護るんだって。二度とあんな悲しいことにフリージアをさらしてたまるか!!」

「にゃぁあ!!」

「お二人の強い意志を理解致しました。私も全力で力をお貸し致しましょう。私も彼女には幸せを知ってもらいたいと思いました。この世界にはたくさんの楽しいがあります。それを知ってもらいたい。」

「ホントか!?」

「えぇ、そしてそんなことがあって尚、清らかな心を持っている。それだけでも十分です。」

「助かる!!・・あ、いくらくらい掛かるんだ?今あるのはこのくらいだが」

この町に来たときにギルドでダンさんたちが換金?してくれたお金金貨2枚と銀貨と銅貨いっぱいを出した。

「必要ありませんよ。」

「え?け、けど・・」

「これは、お礼でもあるんです。無料でやらせて下さい。」

「お礼?」

「先ほどペチュニア様のことをお話ししたでしょう?」

「あぁ」

「彼女は、そうやって多くの実績を残しました。ですが、そのお金は全て教会へ募金していらっしゃるんですよ・・そして、私自身、仕事としてではなく個人的な気持ちでフリージアさんを救いたいと心の底から感じました。」

「本当にありがとう・・ペチュニアさんの代わりにお礼を言わせてくれ・・あの人はお腹にフリージアを身ごもったときからすごくフリージアのことを愛していたんだ・・。」

「えぇ、分かりますよ、そのお気持ちは。では、フリージアさん・・女性にこういうのは申し訳ございませんが服を少し脱いで頂けますか?」

(?)

「怪我の状況を確認させて頂きたいんです。」

(コクリ)

頷いて着ている服を脱ごうとしたら途中で止められた。


それから、神父さんは私のお胸とかお尻とか女性として他人に見られちゃ駄目なところ?は見えないように気をつけつつ、確認してました。


「・・・これは、喉もひどいですがそれ以外もかなりひどいですね・・では、フリージアさん、これから治療を始めます。楽な姿勢でいて下さい。」

そう言われ、今いるソファーにだら~んとのけぞるように寄りかかった。


それから、

「普段は、治癒と、回復を並行して使用するだけですが、フリージアさんであればこちらを使った方が効果が良さそうですね。」

「聞いて良いか?」

「構いませんよ。あまり他の方には話してもらいたくはありませんので・・」

「当然言う気はないさ。タダの興味だ。・・それにフリージアに関わるからな」

「そういうことでしたら。まず、回復と治癒は怪我を治すということと、状態異常を治すという2種類があります。それが回復と治癒の違いです。」

「そういうことだったのか・・」

「そして、私がこれから使用するのは【神意】と言う魔法です。」

「どういう魔法なんだ?」

「読んで字の通り、神様の意志に従うんです。これは、治す相手・・今回であればフリージアさんがどれほど心が清らかで善人かということと、神様にどれほど気にかけてもらえているか、愛してもらえているかによって治そうとする者の回復や治癒魔法の威力を消費魔力はそのままに威力を増加させるモノなんです。」

「要するに、どれだけいい人かってことと、神様に愛されていればいるほど普段使う魔力の量そのままで、治す威力が強くなるってことか?」

「そういうことです。」

「すごいな・・」

「滅多にいませんからね。この魔法について知っているモノは協会内でも限られておりますよ?」

「じゃあ・・よろしく頼む。」

「任せて下さい。ふぅぅ~~~~はぁぁぁ・・・・神よ、かのモノを癒す力をお貸し下さい。」

そして、私を柔らかくて温かい光が包み込む。



そして、また声が聞こえた。

-ほら!!力貸してあげてよ!!私も貸せるならかすから!!って言うより、受け取りなさい神父のじいさん!!-

-落ち着いて下さい。もとより私は貸すつもりですよ。そして、あなたも力を貸したいのであれば加護を授けたときのように純粋な気持ちで祈って下さい。雑念は無駄しか生みません。-

-そうね!そうよね!!・・フリージアちゃんの声が聞きたい!!カワイイ声でお母さんって呼んで欲しい!!-

-あぁ・・純粋な気持ちですね・・個人的な思いが混じりまくってますが、内容が今回の件のものなので、まぁ、大丈夫でしょう・・フリージアさん。この5年間清らかな心を持っていた功績として力を貸しましょう。それと、私の正統後継者として力を貸しましょう・・ペチュニアさんには内緒ですよ?-

-何か言った?-

-いぃえ。私も神様と言って欲しいだけです。-

-そうよね!頑張って神父のじいさん!!治してくれれば私への貸しとかは全部返したことにするから!-

-最初から貸しだと思ってないでしょうに・・はぁ・・。-



ん~どうやら、神様もお母さんと同じくらい私と仲良くしたいらしいです。

私、お母さんも好きだけど神様好きですよ?

だって、神様のおかげでお母さんの声を聞くことが出来たんだし、お母さんのことをいろいろ聞くことが出来たんだもの。


そして、私を包み込む温かい光はだんだんなくなっていった。


「ふぅ・・」

「ど、どうだ?」

「え・・えぇ・・・思った以上に威力が出ました・・色々と予想外なことがありましたが、大成功ですよ。」

「じゃ、じゃあ!」

「えぇ、喉も体の怪我もきれいに治りましたよ・・ですが、」

「が?」

「怪我は治っても喋るための筋肉が全く鍛えられていないのでゆっくりと喋れるように頑張ればいつかスムーズに喋ることが出来ますよ。」

「リハビリって奴が必要ってニュアンスで良いか?」

「それで大丈夫ですよ。」

「フリージア、調子はどうだ?」

すごく体が軽い。

首元の服を引っ張ってみたらいつもあった青い痣とかそういうのが全部なくなってる。

それと、喉の辺りにいつもあった違和感がなくなってる。


今はまだ喋れないけど、頑張ればいつか喋れそうな気がする。

・・前は喋れそうとか絶対あり得ないって思えてたからすごいと思う。


そして、おじいさんにお礼を言った。

「ぁ・・・ぉ・・ぅ」

ありがとうって言いたかったけど、すっっごいかすれてほとんど声がでなかった。

けど、前はそのわずかすらなかったからすごい進歩だと思う。


けどおじいさんは分かってくれて笑顔で頷いてくれた。



「・・んで、なのにどうして神父さんはそんな顔してるんだ?」

「いえ・・その前に1つ・・フリージアさんは先ほど・・聞こえました?」

(コクリ)

「・・・と言うことが、全く同じ声があのときにも?」

(コクリ)

「なるほど・・相当愛されていると改めて確信しました。」

「なぁ・・何があったんだ?」

「えぇっと・・・・フリージアさんがおっしゃるところの元賢者様の現神様と、フリージアさんのお母様であるペチュニア様のお二人のやりとりが・・」

「はぁ!?また!?」

「えぇ・・・」

「ちなみに内容は?」

「端的に申し上げますと。お二人ともフリージアさんのことをかなり愛しく思っていらっしゃると言うことと、ペチュニア様が神様に力を貸せとかなり強気でおっしゃってた・・・という感じでしょうか・・」

(コクリコクリ)

まさしく神父さんは私と全く同じ声を聞いてたっぽいです。


「あぁ・・・確かにあの人ならやりそうだ・・だが、今回はそのおかげって言うのもあるな・・・あ、そうだ。ギルドカードに何か変化があるんじゃないか?・・・ここで視ても大丈夫か?」

「良いですよ。自由にしていって下さい。とても珍しいことの繰り返しでとても楽しいですから。」



じゃあ、カードさんカードさん

私のことを教えて下さい。


-ブォン!-


やっぱりびっくりしますね。

今度からもうちょっと控え目に出てきて欲しいです。



-シュン-


あ、出てきなおした。

しかも、控え目になった。

すごくカードさんは優しいようです。







ランク:F

名前:フリージア・エトワール

性別:♀

年齢:5

種族:半異世界人

職業:魔法使い、協奏師

称号:絶望を知る者、幻獣の家族、変態紳士ロリコンホイホイ、英雄賢者の正統後継者

属性:陰

体力:F

魔力:E

攻撃:G

防御:F

俊敏:G

練度:E


魔道具:賢者の杖


契約

【幻獣】八咫烏:カルナ

【幻獣】ガルディエーヌ・キャット:シャスティ


加護

ペチュニアの溺愛、ペチュニアの過保護、元英雄賢者/現神様のお気に入り



体力ってところと、防御、練度の3ヶ所が増えてるっぽい。

後、称号と加護に何か増えてる。



称号

変態紳士ロリコンホイホイ

かわいい者が大好きな人たちが集まりやすく、積極的に貢いでくるでしょう。

ただし、少々面倒くさい人たちだが、かわいい子を狙うあほから積極的に自主的に影ながら護ってくれるでしょう。

世間の目・・的には少々アレだが、良い人たちである・・一応。

ストーカーにはならないのでご安心を・・そうなる前にその他の紳士たちによって影ながら始末されるため。



英雄賢者の正統後継者

本物の賢者の正統後継者として英雄である賢者に正式に認められた者に送られる。

魔法関連が全て上達しやすくなる。



加護

元英雄賢者/現神様のお気に入り

元英雄である賢者で、現在神様となったモノが心がとても清らかでいたことによって認められた者に贈られる。

運が良くなる。

そして、緊急時にはお告げが頭の中に聞こえてくるでしょう(まれにペチュニアの声が聞こえてくる可能性あり)





で、カルナが

「・・・・・すごい・・確かにすごいが・・何つぅもんを・・・悪いことじゃないが・・・・面倒なのが集まってくるのか・・・どうりでここに来るまでにそう言う視線が集まるわけだ・・・・シャスティ・・警戒範囲が広がったが頑張るぞ」

「にゃ!」

真剣な顔でそう言ってた。


何なんだろうね?

良いことがいっぱいらしいし、まぁ良いよね。



そういえば、私って賢者って職業じゃなかったよね?

魔法使いなんだけど・・職業って変わるモノなの?


と思ったらカードさんが勝手に出てきた。


でも出ていたのは、一部だけだった。



賢者

・魔法使いを初めとした職業の上位の職業であり、どこまでも純粋で清らかな心を保ったまま魔法の腕を鍛えていくことで取得、または昇華することが出来る。

・フリージア・エトワールの場合は、初期魔法でも魔法自体を使えるようになった時点で賢者へ昇華することは確定している。

・魔法使いとの違いは、魔法関連の上達がより一層早くなり、相手が使用する魔法の属性をなんとなく理解出来るようになる。

その代わりに、身体能力に関するステータスは頑張っても生活に困らない程度しか上がらないため、実戦に関してはあきらめましょう。

・そのかわり、ペチュニアの子であるため、魔法を使用した範囲で目を鍛えることで顕現することが可能。




え?

そうなの?

お母さんって目が良かったの?

ちなみにカードさん

お母さんの目の力について教えて下さい。



予知の瞳

・ターゲットを集中して目に魔力を宿し視ることでその者の人生の中で最も大変な状況について詳細を知ることが出来る。

・日時や具体的な部分まで視ることが出来る。

・ただし、生き物限定のため、無機物に関しては無効


・尚、娘には同様の目の力が顕現されることはないが、鍛錬やその者の能力によって何かしらの目の力が顕現する可能性特大。





おぉ

すごくカードさんは親切ですね。

多分これは、神様効果かな?


とりあえずありがとうございます。


と言うより、何でもカードさんは教えてくれるのかな?



-可能範囲-

・自身とその家族について限定。

・ただし、家族は強い絆の結びつきのあるモノ限定のため、血のつながりがあっても絆がない場合は一切ムリ



なるほど。

つまり、私、カルナ、シャスティ、お母さんのことなら分かるってことだね。


カードさんありがとう

これからもよろしくね。





「って、フリージアはさっきからどうした?」

(フルフル)

何でもないと答えるとそうかと軽く返事をしてくれた。


「調べごとはもうよろしいのですか?」

(コクリ)

「そうでしたか。そろそろお連れの方に顔を見せてあげてはいかがですか?おそらく、首を長くしてお待ちだと思いますよ。」

そうですね。

リリさんは特にそうだね。

「確かに・・・神父さん・・ホントにありがとう。」

「いえ、神様の声を直接聞くことが出来たという教会の神父としてとても光栄なことを経験することが出来ました。それに、フリージアさんとの出会いはとてもうれしかったですからね。」

「ホントに金とか礼は良いのか?」

「えぇ、強いて言うならばフリージアさんがこれからの人生を明るく楽しく過ごして頂ければそれだけで十分ですよ。教会はあなたの味方ですから。いざという時はどの土地の教会でも構いませんからそちらに助けを求めて下さい。フリージアさんの心の清らかさであれば教会に属するモノであれば誰もが分かるでしょう。ここに来てからより一層心の輝きが強くなりましたから。」

「あぁ、ホントにありがとう」

(ぺこり)

「あなた方のこれからの人生に幸アレ。神父としてちょっとしたお告げを少々致しましょう。」

「なんだ?」

「これからお昼をお食べ、それからお買い物ですか?」

「町を案内してもらうついでに旅をするために必要なモノが色々あるらしいからな。それらを捜すつもりだ。」

「その買い物の中で、まずは入れ物を捜すと良いでしょう。」

「入れ物?バッグとかってことか?」

「はっきりとはもうしませんがそう言う認識で構いません。そこであなた方にとってとても良い縁があるでしょう。私の預言はささやかな幸せ程度ですがなかなか当たるんですよ?」

(コクリ)

頷いてから手を振ってバイバイしてから神父さんのお部屋を後にしました。




「あ!フリージアちゃんお帰り!」

「リリ、教会の中で大声を出すな。」

「おっと・・それでどうだった?・・って言うまでもないわね。」

「あぁ、俺等でも見てわかる。」

「上手くいった・・・いや、良いことがあったみたいだな。」

「良かったですねフリージアちゃん」

(コクリ)

カルナが言うにはこういうときはほほえんだ方が一番良いらしいけど私の表情は相当強い感情じゃないとまったく表情に変化がないらしいです。

なので、頷くだけです。

ま~身振り手振りとか面倒なのでしないけど。



それから、シスターさんたちに頭を下げて軽く手を振ってから教会を後にしました。


後ろから何かが噴き出す音と、崩れる音がしたけど気にしない。

カルナが赤い噴水がとか、またホイホイの称号の影響か・・とか言ってたけど、まぁいいや。




お昼ご飯は、調合師の人とお料理する人が協力して運営?っていうのをしてるお店で食べました。

お薬も買うことが出来るけど、神父さんが言ってたお料理で健康って言うのをモットーっていうのにしつつ、頑張ってるんだって。

だから、他のお店みたいにお肉がっつり?とか、質よりりょー?って言うのじゃなくて、お腹に優しく健康に親切っていうお料理だけのお店。


リリさんたちが言うにはお店として安定したのはここ数十日の間らしいけど今の私にはぴったりだろうからって連れてってもらった。


ちなみに、お店に入った直後に私を見て顔を赤くして崩れて口を押さえてプルプルする人がいっぱいでて、かろうじて立ってる人が個室に速攻で案内してくれた。

でも、お顔は赤くてプルプルしてた。


何なんだろうね?

後、ヤバイ天使とか色々言ってたけど何なんだろう?




そして、食べたご飯はおかゆ?っていう白いつぶつぶのお米って言うのをとろっとしたお汁にいれたのだった。

上には薬草の葉っぱが乗ってて葉っぱご飯のお汁たっぷりって感じだった。

見た目は緑の葉っぱと真っ白だったけど食べたらすごくおいしかった。

聞くと、お出しをいっぱい頑張ってこだわってるから何だって。

おいしかったって身振り手振りで分かってもらうためにピースしたらかろうじて立っていたお姉さんもとうとう膝から崩れた。






お店の人全員「ありがとうございましたぁ!!!」

全員がすっごい笑顔で頭下げてた。



「いやぁ~フリージアちゃん効果すっごいわぁ・・」

「だなぁ・・」

「まさかの料金が半額だったしな」

「何かさ・・フリージアちゃんたちがここに来たばっかの時よりリアクションがすごくね?何か知ってる?カルナ」

「あぁ・・何かさ・・・”変態紳士ロリコンホイホイ”っていう説明がいらない称号をフリージアがとっちまってな・・・後は察してくれ」

リリさんたち「あぁ・・」

「ある意味時間の問題だったんじゃね?」

「確かにな・・・俺が言うのも何だが、フリージアが思った以上にかわいくなったからな・・」

「それは俺も思うよ。整った顔立ちだなぁとは思ってたけど、洗ったらマジで激変だからな。」

「と、とりあえずお買い物しましょう?」

「そうだな。あ、そうだアン」

「どうしましたか?カルナさん」

「まずは道具を入れるのを買うところに行かないか?」

「え?あぁ、そういうのから買わないと大変ですものね。」

「そういえばそうだな。俺たちのパーティはダンのマジックバッグがあるからな。」

「マジックバッグってなんとなくは知ってるが結局どんな感じなんだ?」

「言っちまえば、見た目以上にモノが入って重さを感じなくするバッグだな。」

「安いと何百キロまでしか入らないって制限付きなんだが、高くなればその制限もどんどん大きくなるし、場合によっては制限なしとかもあるし、時間経過もないって言うのもある。」

「時間経過がってどういうことだ?」

「つまり、温かいモノならいつ取り出しても温かいし、冷たいのだったらいつ取り出しても冷たいってことだ。すごいだろ?」

「確かにすごいな。一番安いのでどのくらいだ?」

「金貨1枚以上は普通にするな」

「やっぱそのくらいはするのか。・・フリージアのこともあるし俺等も俺等だからある程度は良い奴を買いたい。」

「確かになぁ。みんな見ての通りって感じで力持ちとかとは無縁な感じだしな。」

「俺とシャスティの場合はでかくなりゃあ良いんだが、そうホイホイするモノでもないし、でかすぎるしな」

「そう言う手もあったな。だが、確かにそれは言える。どのくらいでかくなるかは知らないが、目立つだろうよ。」

「って感じで説明しながらほい到着!」

「ここか?」

「あぁ、ありとあらゆる入れ物が揃った専門店だ。包丁限定だったり、飲み物限定に、調合薬専門とかもあるし、化粧ポーチとか言われるのもあるし、さっき言ってたマジックバッグもある。しかも、形も種類もバラバラだからな。」

「売ってるのが売ってる奴だから盗難防止として他の店よりも厳重だから敷居がぱっと見は高いが、値段は無難な奴からたっかい奴まである。だが、一番安い奴でも品質は保証されるからな。」

「ダンのバッグもここで買ったのよ?フリージアちゃんの手持ちもまぁまぁあるし、それなりに良い奴が帰るんじゃないかなって思ってね。」

「じゃあ、案内頼むわ。」

「任せて」

そして、私たちは入れ物専門店?ってとこに入りました。

次回は普通に日曜日に投稿します

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