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1殺 やっぱこうなるのね

こんにちは皆さん。今回からこの【元世界最強アサシン】と【異世界転生】をかかせてもらいますよぉ。 ものすごーくギャグが多いのですが、戦闘シーン、雑学、などなど作者はちょっと詳しいのでしっかり戦う場面や、異世界ならではのミステリアスは雰囲気はしっかり書きますよー!


しっかりするとことはしっかりするので、是非ともこの作品でくすっと笑ってください。

作者としてはそれが一番うれしいです(笑)

さて、今回は序盤ですので重要な登場人物はアサシンのみです。ではごゆっくりーー

 「じゃあな、じじい。来世ではもうちょいマシな仕事でもしろよ。」



         カチッッ!!




 夜中に降る雨というのは本当に都合がいい。この屋敷まで侵入した足跡も、なんらかの痕跡も、雨の音とともに消してくれる。



今回俺が使った武器はサプレッサー付きの拳銃である。銃声も、銃を撃った時に出る閃光もかき消してくれる。 今回は自分の思っていたよりも簡単に片が付いたので、少し一服することにした。



 近くの窓を開け、雨の独独の香りを肴にしながら煙草を口にくわえる。自分の体をペタペタと触り、火を持ってないのを確認し、じじいの金ぴかの見るからに高そうなライターを拝借する。



「フーーー」



雨が植物の葉に落ちる音と、煙草の匂いがなんとも言えない趣がある。チビチビと余韻に浸りながら煙草を吸っていたが、そろそろ頃合いかと思い、この書斎を後にする。

                   ”””””


今更だが、俺は殺し屋・・・まあ、かっこよく言えば【アサシン】である。今回のミッションも、俺にとっては難しいことではない。ただ地元である国の軍の少将を打ち取るだけだある。



他の殺し屋が、全滅したから俺にお鉢が回ってきたのである。俺としては自分の市場価値が上がるのだから、嬉しいと言えば良いのだろうが、まあ、うん。。あれよ、あれ、物凄ーーく俺にとっては簡単だったので、拍子抜けというか?、、まあそんな感じです。はい。あ、でも僕この世界では、「天才」だとか、「悪魔」だとか、「伝説」とか言われるちょっとすごい人なんですよ??



とまあ、そんなことを考えつつ、さっきまではイキリ散らかして雨のことを「趣」とかほざいていたが、移動となってはやっぱりうざい。ていうかかなりうざい、靴ぐちゃぐちゃになるし、、、あーもう嫌ー-!!



ぶつぶつ言いながら、危険区域を後にする。町の光が見えだし、思わず目を覆う。さっきまでほぼ暗闇みたいなとこでいたから、いきなりの光は目が痛い。町の一角のご飯屋さんにお偉いさんが待っているので、そいつらに報告したらミッションクリアである。



町ということはもう、安全区域なので、ほっと一息つく。舗装された道路の歩道を歩き、靴の汚れを落とす。雨でびしょぬれなのでシャワーでも浴びて、晩飯おごってもらお、とか雑多ごとを考えていた時である。



                  ドン!!!!!



何が起きたのか一瞬分からなかったのだが、俺は空中に身を飛ばされているのは容易に分かった。人間は死ぬ直前に、すべての物がスローモーションに見えるのである。空中で何とか受け身をとる体制をとりつつ、下をちらりとみると、あらびっくり自家用車がデコボコではないですかやだー。



しかし困った、どうやら右手は完全にやられたらしく、めちゃくちゃな方向に曲がっている。右足も同様である。もっと言うなら右半身全域の感覚がない。だめだこりゃ受け身が取れねー-



自由落下しているのをスローで感じながら、雨もこんな気持ちなのだろうかと考えていると、



べちゃ、、と床に落としたフルーツのような音を立てて地面と熱いキスを交わした。



「キャベツ!!!」


地面と激突したと同時に声を漏らす。え、嘘だよね最後の言葉がキャベツなの俺・・あーだめだこりゃ言い直そうにも、口が動かねえ・・・世界最強のアサシンが車に跳ねられて死亡?? それも最後の言葉がキャベツ?? あー死にてー・・・あ、もう死んでるんでした! いやーうっかりうっかり。



せめて最後に相手の顔を見てやろうと、閉じそうな瞼を必死にこらえ、目を見開く・・・気配も悟られずにこの俺を殺したのだ、腕の立つ殺し屋なのだろう。せめて、君が俺の最強の名をついでくれ・・・ん?こいつ・・・ただの酔っ払いでないか!!!????  あーー!あー-! なるほどね道理で殺気がないわけよ! だってコイツ殺す気まっったくねーもん!!?



酔っ払いがムンクの叫びの絵のような絶望感漂う顔で近づいてくる。



「だ、、大丈夫ですか!!!」



うん、君よくそんなこと言えるね。これが大丈夫なの?? 



意識が遠のく。酔っ払いのアホが叫んでいるが、あんまり聞こえない。ただ雨の音と、小さな生物達の声だけが鮮明に聞こえる。 あー-終わったなと、考えている矢先、目の前が黄色い光に包まれ、上に運ばれる。あっという間に雲を通り越し、意識が完全に途絶えた。



・・・



???「あ、やっと目覚めましたか??」

一人の少女がこちらに声をかける


「え、、、ここどこ??」



               



皆さんいかがだったでしょうか??

クスクスと笑っていただけたら作者としてはとてもうれしいです(笑)

さて、次回はですね、とうとうアサシンの名前と???の登場です!!


次回作にご期待ください!!! ここまで見てくれてありがとうございます!

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― 新着の感想 ―
[一言] こんばんは、紗耶香といいます。 作品読ませてもらいました。 丁寧に描写された前半からの後半の逆の落差が面白かったです。続き楽しみにしていますね。がんばってくださいn
2022/02/01 19:35 退会済み
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