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花宮奏そしてテスト
私の名前は花宮奏、今日水野瞬くんという人のせいで面倒なことになった。教室に帰ると初めて友達になった青葉美咲という子が話しかけてきた。
「ねぇ奏、職員室に呼ばれてたけどどうかしたの?」
「特に何もなかったよ」
「ひっどいよー奏ー!私にも教えてよー!」
青葉美咲は陽気な子だ。いつも明るくみんなに優しく接しておりこんな私でも友達になれた。でも、少し話すのはまだ慣れない。
「実はね.........」
美咲にはさっきのことについて全て話した。
「えっと.......水野くんだよね?私水野くんとあまり話したことないからわかんないけど奏も水野くんもカンニングしないって分かってるから大丈夫だよ」
「そうだね.......明後日で分かるから心配しないで大丈夫だよ......ありがとう」
1回水野くんを疑ってしまったから、美咲の言葉に私は少し胸がいたんだ...........