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君と君  作者: 幻
10/10

花宮奏そしてあの日

何気ない日常が好きだった.....けれど今は変わった日常

いつもの朝が好き、毎日の学校も好き、放課後の部活も好き


いつもの日常が少しずつ変化していき、いつもの日常が変わってしまった.......


水野瞬というどこにでもいるような人に私の日常を変えられてしまった。そう思っていた....テストからが私の日常が崩されているのだろうと思っていた。


けれど違った。


初めから........水野瞬と初めて出会った入学式から私の日常は変わってないんだと気づいた....





入学式、私は喜びなどの気持ちはなかった。ただ高校生になったとしか思わなかった。学校の門を抜け自分の教室へと向かった。


教室に着くと騒がしい声が響き渡っていた。私はすぐにイヤホンをつけた。


しばらくすると担任であろう先生が順番に自己紹介をしようと言った。


「私の名前は花宮奏です、出身中学は小森中学、趣味は読書、部活はバスケ部でした。」


とにかく目立ちくなかったので私は早口で話した。他の人の自己紹介を聞いていなかった。


入学式が終わり、放課後になった。私はすぐに後ろの扉から帰ろうとした。しかし、あるクラスメイトの女子から話しかけられた。


「こんにちは花宮さん、私青葉美咲です」


「はぁ」


急に話しかけられ言葉が出なかった。彼女は私よりも小さくポニーテールが特徴的だった。


「なんでしょうか」


「私と友達になってください」


質問をした直後に返事がきて明るい子だなとすぐに分かった


「うん、いいよ」


私は高校生になって初の友達ができた。心の中で少しは友達が欲しいなと思っていたので私は嬉しかった


これから日常が始まっていくのだろうと思った




だが、新しい日常が始まっても私の思った通りの日常にはならなかった。私は普通に生きて行ければ十分だったのに......やはり私はずっとなにかに囚われていた方いいと思った.......


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