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プロローグ
「またおまえは…っ!!!」
“先生”の叫ぶような声を無視して走り出した。ああ、めんどくさい。何のために勉強なんかするの?そんなことのためにこの力があるわけじゃないのに。父さんだけは違った。唯一の理解者だったんだ。なのに…どうして…。思い出したくもない光景がフラッシュバックされる。頭がちくりと痛んだ。
「はは…っははははは…っ」
狂ったように笑い声をあげる。通りすがる人々に白い目で見られたがそんなことはどうでもいい。急に真面目な顔になり小さく息を吐いた。また頭がちくりと痛む。徐々に痛みは強くなっていく。それを紛らわすかのように全身に力を込めて飛び降りた──────




