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First chapter 2.目の悪い女

女は眼鏡をかけるのを嫌がった。かといって、コンタクトレンズをするわけでもなかった。ただ単に、自分が“目が悪い”という事を受け入れたくなかったのだ。


不自由な事はたくさんある。


しかし、それ以上に眼鏡をしている自分に対して嫌悪感が働く。


そんな女にも自分を好きになれる部分があった。特に好きだったのは、自分の歌声。他の誰にも聞かせた事はなかったが、いろんなところから流れてくる音楽や声、そのどれと比べても自分の声はずば抜けて素晴らしいと考えていた。


「自分の歌声を皆に届けたい。」


心の奥底では考えていたが、表に出てくる事はなかった。それが女の羞恥心故のものなのか、他の何か故なのか。女自身にも分からなった。



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