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湯気のむこうに、届かぬ声

作者:はた 幸
家族との絆とは、特別な瞬間に感じるものではなく、毎日の何気ない時間の中にこそ深まっていくもの──そう教えてくれたのは、幼い頃の母の言葉でした。
「味噌汁が冷めない距離」──それはただの物理的な距離ではなく、心の距離を表していました。

けれど、時が経つにつれ、その言葉の意味は薄れ、私たちの心はすれ違い、まるで味噌汁のように冷めてしまったのです。
忙しさの中で気づけば家族の温もりは遠く、言葉も交わさなくなっていました。

そんな冷え切った心に、母の言葉が再び灯りをともします。
「家族の絆は、放っておくと簡単に失われてしまう」──それを思い出したとき、私は日常の中にある小さな時間の大切さに気づきました。

いま、私はあの頃の母の言葉を胸に、壊れかけた絆をもう一度温め直そうとしています。
この物語は、誰もが忘れがちな「家族の距離」と向き合い、心をつなぎ直すための小さな一歩を描きます。

あなたの家族との距離は、今どんな温度ですか?
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