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空想恋愛令嬢が、パーティー会場で王子様に愛を告白したら、そこは現実の教室の中でした。

作者: 甘い秋空
掲載日:2023/04/21



「私は、この悪役令嬢の生まれ変わり、転生令嬢です」


 恋物語を読んで、私は、確信しました。


 私の、今の名前は、アンジェリーナ、学園の中等部3年生です。

 美しい赤毛に、エメラルドグリーンの瞳、爵位が高い悪役令嬢の証です。



 同級生の女の子、親友のダイヤハート嬢から借りた恋物語に、感動しています。


「私は、孤児院から引き取られた女の子なのよ」

「前世では、社交界で悪役令嬢だった」


「意地悪な同級生のギルスペードは、パーティーで私を断罪した、あの王子様の生まれ変わりだわ」



「アンジェリーナ? 課題の短編小説は出来たの」

 ダイヤハート嬢が、覗きに来ました。


 綺麗な金髪に、サファイヤブルーの瞳、これは平民から聖女に駆け上る証です。



 あれ、ここは、学園の教室? いや、ここはパーティー会場よ!


「貴女は、王子様の横に立つヒロインの、生まれ変わりなのね」


「え? ダイヤハートだよ」

 あぁ、ヒロインの名前は、ダイヤと言うのね。


「もう、短編を提出する時間だよ」

 ヒロインが、婚約破棄を、急かしてきます。


「待って、私は今、前世の記憶を思い出しています」

 私の前世の記憶が、頭に流れ込んできている所のはずです。



「おい、アンジェリーナ、まだ出来ないのかよ」

「静かにしてやってギルスペード、アンジェリーナは集中している所だから」


「貴方は、王子様!」

 目の前に、王子様がいます。


 黒髪を短く整え、漆黒の瞳、これは第二夫人が生んだ王族の証です。


「私のことは、どうか、前世のように、アンとお呼びください」


「え? 俺が、お前の王子様」

「教室の中で、告白するなよ、恥ずかしい・・・」


「私が、こんなに愛しているのに、王子様は、その横に立つ令嬢を選ぶのですか」

 王子様は、ヒロインを横に立たせています。


「え? ダイヤハートは素敵な令嬢だが、俺は、アンジェリーナのことが、ずっと・・・よ」

 王子様は、婚約破棄をためらっているようです。



「王子様、私と、駆け落ちしましょう!」


 私は、立ち上がり、王子様を抱きしめ、、、熱く口づけします。


「「キャー!」」

 ヒロインが、パーティー会場が、私たちを祝福しています。


「お、お前ら、授業中に、何やってんだ!」

 国王が怒鳴り込んできました・・・



 ◇



 二人で、学園長から説教され、、、帰りの廊下です。


「これまで、意地悪して、ごめん・・・俺、好きな子には素直になれなくて」

 ギルスペードが、本音を話してくれました。


「俺、ファーストキスだった・・・」


「私も、・・・感謝しなさいよ」

 漆黒の瞳、柔らかな唇、思い出してしまい、顔が熱くなります。



「明日、赤い花束を持って、アンジェリーナの屋敷に行くから」

 赤い花束は、プロポーズの定番アイテムです。


「え、うん、ありがとう」

 このドキドキ感は、小説で想像していたより、激しいです。



 手をつなぎ、二人で教室に帰ります。



 ━━ FIN ━━



お読みいただきありがとうございました。


よろしければ、下にある☆☆☆☆☆から、作品を評価して頂ければ幸いです。


面白かったら星5つ、もう少し頑張れでしたら星1つなど、正直に感じた気持ちを聞かせて頂ければ、とても嬉しいです。


ありがとうございました、読者様のご多幸を祈願いたします。


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