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落陽を穿つラグビーボールかな

 新年は人の心をのどかにさせる。今年の初売りに向かう道中の空も雲も川も水鳥も、この目には全てが穏やかに映った。


 帰宅後、メルカリで商品が売れたから近所のコンビニまで歩いていって発送を済ませたが、そのコンビニへ行くまでの道路に異常な渋滞が発生していた。なんだこれは。しかしその原因はすぐ察しがついた。


 なぜなら、この道をもっと進んだ先にあるのは馬との関係が深い神社だからだ。今年は午年なので初詣の参拝客が増えるとは言われていたがまさかここまでとは。でもせっかくだからちょっと散歩の距離を伸ばして、私も着の身着のままその神社まで足を伸ばす事にした。


 道の真ん中を占領する車達の群れは、しかし目的地が同じであるがゆえにほとんど前進できていないようだった。比喩ではなく単なる事実として、私のように歩いて向かう参拝客のほうがよっぽど早く辿り着けていたからだ。


 奈良なにわ神戸滋賀福井三河……、他の府県のナンバーの割合がいつも以上にかなり多い。ざっと見たところ一番遠方は板橋。東京から車で帰省した上で参拝に来ているものだと思いたいが、まったくタフなものだ。


 そして境内に近付いたところ、人もまた群れをなして歩道を占領していた。なんとまあ、お参りの行列が境内を突き抜けてここまで伸びているのだ。真面目に待てば一体何時間かかるやら。元の目的はあくまで散歩。さすがに付き合っていられないのでお参り自体はせず、大絵馬や特別に来てくれた馬の写真を何枚か撮って帰った。


 以上の文章は1月3日に書かれたものだ。それはそれとして今回も4話ほど語る。一応内部事情的な話をすると今回で異世界編は終了って事になっている。でもそれはあくまで後付け設定でしかなく、ここからもしばらくは同じような話が続く。それがあまりにも長く続きすぎているから、一旦分割してリフレッシュしようって程度の話でしかないのだから。


 その上で異世界の話は、まず今年中にはベーシックな執筆は終えられるのではないか。それから投稿や掲載、ましてや本稿において採り上げられるタイミングはとなると来年以降にまでずれ込む可能性大ではあるが。とにかくこの次の展開も概ね見えてきつつあるので、今はしっかり着地出来るように頑張っていきたい。




挿絵(By みてみん)


作成 2024年12月

投稿 2025年6月

掲載 2025年7月


本人からするととてつもない悲劇かも知れないけど客観的に見るとこれはどうだろう、みたいな話がたまにあったりするけど、ともあれ本人がそれによって苦しみを受けたのは間違いではないのだから、そこは認めなければならないとも思う。


 神保くんにしてもこれの元ネタの彼にしても、根本的にはその人が若さ故に犯した愚かな行為の代償を受けた結果ではあるのだが、それにしてもさすがにもう十分じゃないかって部分はなきにしもあらずで、まあ色々な流れの中で一部コミュニティに留まらず広がってしまったのはさすがに不幸な奴だなと思っている。


 それはそれとして広まる中で起こった諸々の展開の面白さみたいなのもある時期までは確かに存在していたわけで、以前の話でもう風化しつつあるみたいな事を登場人物に言わせたけど、実際はそう簡単にはいかないものだ。なんか伝説として残ったりするしね。


 絵としてはそれなりに凝った部分は凝った。1コマ目の煽りっぽい構図とかグラデーションをかけた集中線とか、2コマ目のどうせここにしか登場しない連中の服装とか。背景もベタ塗りをベースに色々試したりして。




挿絵(By みてみん)


作成 2024年12月

投稿 2025年6月

掲載 2025年7月


 平成を生き抜いて今や令和すら8年と数えるほどの時が流れた。本作のスタートは2019年、まさしく令和元年の出来事であり、本編のタイムラインも一応それに準拠してはいる。だからこの世界ではコロナウイルスが猛威を振るう事なんてないはずだ。ただそれはそれとしてラグビー用語なんかも割とここ数年で変化し続けているので、そこは当然採用せねばなるまい。


 だからトータルで言うと明確に「本作は2019年の日本を舞台にした話である」と言い切るのではなく、ある程度ぼやかしたほうが具合が良くなるのではないか。そして神保くんは平成の残骸なので、台詞とか価値観にもその辺を反映させたつもりではある。


 絵としては特にどうって感じでもないが、1コマ目の背景なんかは今までにあんまり使ってこなかったタイプの技法を試してみた。モノクロの中でもカラフルな感じになって個人的にはお気に入りだが何を意味しているのかと問われると急に弱る。




挿絵(By みてみん)


作成 2024年12月

投稿 2025年6月

掲載 2025年8月


 もやもやした過去、平成の世で受けた傷を捨て去り、令和の世に生きる単なる一人の少年として目覚め、本当の意味で生まれ変わる神保くん。筋としては生きる事への肯定感を高めるような爽やかさを目指してみた。延々とやってきた異世界編のクライマックスとさえ呼ぶべきとても重要な内容のはずだ。


 絵としても割と頑張ってるし。1コマ目は比較的暗い背景からトゲトゲに削ったものでこれは比較的シンプルだけど結構強い効果になるので割と好きな演出。2コマ目の定規を用いて一本一本削っていった斜めの集中線。3コマ目には新採用されたお魚背景。そして4コマ目も珍しい効果を見せている。ギザギザなブラシを横にスライドさせたもので、こういうのもなかなか使い所が少ないけど使えるなら使いたいと常々思っていただけに割と満足。


 人物の絵は全体的に指の描き方がそれらしくなるようにと努力した。基本的に自分の手を色々な角度から観察しつつ最終的にはフィーリングでちゃちゃっと仕上げる感じでやっているのだが、今回はより観察の度合いを強めた部分がある。




挿絵(By みてみん)


作成 2025年1月

投稿 2025年6月

掲載 2025年9月


 うわあ作成が今年、じゃなくて去年になってる。年が明けてもう10日以上過ぎ去っているのだからさっさと今が2026年であるという事実に適応せねばなるまい。


 この話も比較的絵は頑張ったほうではないか。まずは1コマ目の沈む夕日を表現するためのグラデーションとか、今見ても「よく頑張ってるなあ」と自分で自分を褒めたくなるぐらい凝っててしかも出来も良い。凝ってはいるけど成果は今ひとつ、みたいなコマも割と多いだけに、入れた力がちゃんと成果になってるのは何よりうれしいものだ。


 2コマ目は光らせすぎたな。テンちゃんのポーズも意味不明だし。アムロを殴った後のブライトかよ。3コマ目の神保くんの髪の毛、細い線を一本一本引いてみたけどこれなんかがまさに凝った割にそれほど成果を上げていない演出の典型ではないか。


 ともあれこの一連のクライマックスで異世界編は終了、というか本来は特に区別なくこれ以降も描いていたのだが「区切るとすれば?」と考えた結果ここだなってなったのが本当だったりもする。ただまあ一つの区切りになったのは確かであろう。つまり異世界編とは神保くんが異世界における協力者からミュールズの一味になるまでのお話であったと言えるだろうから。


 とりあえず今回はここまで。他に出すところがない文章を今回の冒頭にぶち込んだので長くなったが、内容自体は普段と特に変わりはない。このペースを保ったまま今年も頑張って生き抜きましょう。

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