どこへでも行ける人かな秋の風
ぼやぼやしていたら気付けばもはや十一月の半ば。ちょっと焦りながらも書くべき事はとっくに決まっているからそれを粛々とこなすのみだ。以前別のところで言ったが内部事情として執筆環境がやや変化したので、その環境整備にもしばらくかかったから絵なんかも作成が一時的にストップしていた。しかしもう大丈夫。後はこちらの日程に合わせつつガンガン新しいものを推し進めていく所存だ。
という事で今回も四話。これで二年は二ヶ月に一回のスローペースのまま進めた事になる。ペースを早める事は不可能ではないが、それはそれで問題が出るので当分はこれぐらいで行くしかあるまい。
それにしても全体のバランスを見ると異世界編長過ぎるな。本来は単なる夏合宿と一人仲間を増やすための旅路でしかないのに、もはや本筋よりずっと長くやってる感じだ。これでも本来構想があったイベントを色々省略しているのに。
作成 2024年9月
投稿 2025年5月
掲載 2025年6月
ラグビーを描くにあたって頑張らないといけないのが密集の描写だ。正直な話出来る事なら逃げたいと思っているが、やるとなればやるしかない。というわけでモールを頑張って描くのが今回のメインテーマとなる。それそのものを描いた場面以外も全体的にコマの中に人がいっぱい入っていて、そういう意味だと力作かなと思う。内容が面白いとかは別にしても。
でも単に人をいっぱい登場させるだけだと単にごちゃごちゃしているだけで躍動感も迫力も何もないつまらないカットにしかならない。そうならぬよう色々考えて、背景とか周辺の描写はいつもより頑張った。2コマ目とか目のカットイン、背景、白いウニなどとにかくぶち込みまくってるし。
1コマ目のそれは一発でぽんと置いたものだが2コマ目のは細長い三角形を色々な角度から何度も重ねて作成したもので、努力の量が少し違う。手書き文字もいつもより増量してお届け。
作成 2024年10月
投稿 2025年5月
掲載 2025年6月
割と単発的な話だけど、どこに入れても問題ないといった類の内容ではない。ここらの後半に置くべきという意味では無意味にランダムに入れてもいいような話よりは中身があるのかなと思う。
ざっくり言うと神保くんはもはや欠かせない仲間として広く信頼されているって話。作者は普段そこまで喋るほうではないがある事情で呼び込みみたいな事をして、その時は何時間も声を出し続けたので、声が嗄れるとかそういうのじゃなくて顎が痛くなった。普段鍛えてないからこうなる。
絵的な工夫としては、割とコミカルな表情変化については頑張ったほうかなと思う。3コマ目のベロとか。3コマ目の背景はまず全体を色で塗った後に細い消しゴムで一本ずつ線を入れるようにしてランダムな形を作ったのだが、まあそれなりにそれっぽくはなったかと思う。
それにしても視力が良くなる魔法があったら自分がいの一番に体験したい。それと歯とかも。若い頃は不老不死になりたいとか、そうでなくても120歳とかまで長生きしたいって思ってたけど、今の体で不老不死になってこの状態が永遠に続くかと思うとぞっとする話だし、長生きに関しても今やそういう欲望はなくなった。
父方も母方も男ちょっと早くに亡くなられている感じだし、自分もそれぐらいの年齢で死んでしまうのかと思うとかえって気が楽になったぐらいだ。まあだからと言っていつ死んでもいいってほど達観出来てるわけじゃないし、今例えば末期癌が発覚して余命半年ですとか告げられたら確実に取り乱すし。やりたい事がある以上はどうにか生き抜きたいよなあ。
作成 2024年8月
投稿 2025年5月
掲載 2025年6月
神保くんの事を神保くんと呼べるようになった記念すべき回、ではあるがJくんとか呼んでたのは本編だけで、ここの文章なんかではずっと神保は神保でしかなかったので、そういう意味では今更という話でもある。
それでも話としては割とドラマがあるほうかと思う。ミュールズにとって神保くんはとっくに信頼出来る仲間だが、神保くんにとっても彼らを信じてみよう、信じたいと思えるようになったその閾値を超えた瞬間を捉えたものであるからだ。傍目には唐突であっても、そこに至るまでの積み重ねあっての発言であって、本人の意識からするとまったく唐突なところはなかったはずだし、そういうのも考えた上でえいやっと勢いも必要だったしある種の照れ隠しでもあろうし、それでこういう形で、でも伝えずにいられない気持ちをようやく伝えられたのだから。
2コマ目で地面に倒れ込んで、3コマ目ではその低い視点から一柳兄弟を見上げるような、アングルを変えて色々チャレンジしてみようってのが今回の努力点。トータルで言うともっとうまくやれたと思う。これだという確固たる技術を会得すれば差し替えはありえるだろう。
作成 2024年8月
投稿 2025年5月
掲載 2025年7月
今回の4本目、つまり最後に紹介する話がこんな露骨なコピー連発の手抜き回でいいのかという感じだが、単なる順番に過ぎないのでもはやどうしようもない。話としては前回の続きとなっているから神保くんは倒れ込んでいるし、その低い目線に合わせるべく兄も弟も事前に打ち合わせるでもなく、お互いが持つ誠実な真心に従った結果として一緒に寝転がった、芝生の匂いが漂う一話となっている、かな。
話としては神保くんの心にずっと重たく巣食っていた悩みをそれとなく打ち明けたら、特に気にされていないと知ったので気が楽になった、それである種の素が出た結果急に態度が豹変したみたいになっているのが4コマ目のセリフって事になるかと思う。
それで今回のメイン、と言わざるを得ないだろう、神保くんのアップ顔面だが、これもそこまでクオリティが高くない感じはするなと正直思ってしまう。ただその中で表情はそれなりに変えようとしたりとか小さな工夫で乗り切ろうとしているのも結構小賢しいものだが、まあそれでも太い線で描くほうが色々と楽な部分もあるので今後はそういうのを増やせればなと思う。
今回はとりあえずここまで。話としても佳境に突入して、今後は色々な謎が判明する事となる。まあ謎とか言ったところで大したものでもないのだが。一層寒くなってきたのでまた風邪などひかぬよう健康に気をつけて、慎重に生きていかねば。




