しくじりに心が冷える晩夏かな
7月も6月に引き続きひたすら思いついたネタを同不順で書きまくっていた。その中でキャラクターの個性も少しずつ生まれてきたし、それに基づいて様々な設定も広がっていった。創作において一番楽しい時間ではあるがその成果が広く楽しめるものになったかは保証出来ない。
またリアルのワールドカップも着実に迫っていたので、それを反映した内容も増えていった。というわけでまずこの時期に描かれたものは以下の通り。
作成 2019年7月
投稿 2019年8月
掲載 2019年7月
普段はあまりテレビを見ないのだが以前PCが壊れた時、仕方なくテレビで暇を慰めた時があった。民法のワイドショーは見てて吐き気がするほど苦手なので駆け込み寺として使えるのがEテレ。そして出会ったクックルン。
女の子だけでなく男の子もかわいい格好して料理しているのにはびっくりした。しかもアニメパートの展開も凄くて「何だこれは」と心底驚いた。
ちょうどこれが描かれたのはアユちゃんとかの頃だったのでそのポーズ。まだ追加戦士もいなかった頃なので生駒くんは後ろで適当なポーズを取らせた。
かわいい弟妹の前ではコロコロコミックの編集者並にバシッとポーズとれるいいお兄さん、みたいなキャラもこれで定着。この暖かさであったり会話にも絡める感じが便利だったので今後の出番も増えたし。でも生駒くんの髪型って未だによく分からんところがあるので気分によって長かったり短かったりする。
作成 2019年7月
投稿 2023年7月
掲載 2020年9月
元々投稿は2019年の8月だったがいつくかの不満というか当時はまだ内容を煮詰められていなかったがゆえのありえない描写があったので改造してみた。内容自体は書き文字や背景の工夫の進捗が見どころか。4コマ目とかなんか凄い事になってるけどこれはソフトの機能を素直に活用したものだ。
カッコちゃんのラグビー習熟度に関して、小さい頃からエイトくんらと遊ぶ際にラグビーでパスとかしていたのでボールの扱いは知っているが試合はやった事がないのでゲームの流れなんかはよく分からないってぐらいのイメージ。
そして修正に関して、まず1コマ目はポーズから何からほぼ別物になった。テキストも組み直したし。エイトくんの表情は色々試したが口元で不貞腐れた雰囲気が出たかなとは思う。2コマ目は表情の変更程度。3コマ目はスピード感ある背景を追加し、書き文字もパワーアップ。
そして4コマ目だが、真ん中が新倉くんから仮屋くんに変更された。幼少時から知っているという設定上カッコちゃんのテクだって知っているはずで、それで驚いたような表情はないなと思っていたが、新倉くんの出番確保という事情もあってそこにいた。でもやっぱり嘘だという印象が強まったので変更した。この新倉くんもかなりミステリアスな人材だ。きついポジションを唯唯諾諾とこなしてるわけだし。
作成 2019年7月
投稿 2019年12月
掲載 2019年6月
描くには描いたけど投稿が妙に遅れた作品。エイトくんと仮屋くんはともかくなぜ高崎くんがやってるのかと言うと、他に出番を作れそうになかったから。15人いる中で動かしやすい奴、そうでもない奴はいる。高崎くんは割と後者だった。なまじ顔がいいなんて設定作ったばっかりに。
それがこういう格好させてるのは何と言うか、適材適所ではなかったのではないかという疑念もあった。それと4コマ目の仮屋くんの長ったらしいモノローグも細かい表現をちょくちょく変更したりでこれという形にするのに時間がかかった。「背景の処理なんかで」の「なんかで」は具体的にはそういう部分を指す。
作成 2019年7月
投稿 2019年9月
掲載 2019年9月
前回大会のあの衝撃的な大金星の感動は心の中で大事にしまっているから取り出そうと思うとすぐに取り出す事が出来る。本当に日本ラグビー界にとって最大限にインパクトのある瞬間だった。
そういう感動をストレートにぶつけたと言うか、あの南アフリカ戦を改めて見た時に印象的だったのが南アフリカの国旗の色合いをしたヘッドキャップでしかも明らかにでかいマットフィールド、物凄い分厚い肉体を案外軽やかに動かしトライも決めたストラウスの二人であった。後はこれまたアメコミヒーロー並にモンスターマッチョ体型のムタワリラも候補だった。
2019年も事前に試合やってて、これどう突破するんだってぐらいガチガチの守備に阻まれていた。本番でも当たって、同じように敗北を喫した。そして南アフリカは優勝した。
本当に強かった。そんな素晴らしい相手に本当に勝てた。奇跡と呼ぶにふさわしい、あの試合の価値はますます高まったと言えるだろう。
で、四コマの内容だけど単なる感想記のようなもの。実在人物の似顔絵という点では、もうちょっとディティールを描き込んだほうが良かったかな。でも浮きすぎるのもまずいし、良くも悪くもこれが当時の限界だったのは間違いない。
作成 2019年7月
投稿 2023年7月
掲載 2020年1月
弟のテンちゃんの存在は当初より決まっていた。性格なんかも概ね決まっていた。それでいきなりメタネタをぶっこんでくるのも一応は想定内。ただ背景、特に2コマ目の障子の部分が適当だったのでここを重点的に描き直した。元々の投稿は2019年9月だったようだ。
真面目にヘッドキャップを描いてみたが、こんなのを毎回描くのは無理だと判断した。それで省略デザインも定めた。そして本来はメーカーのロゴなんかが描かれている額の部分にナンバー描くという奇策もここで思いついた。
ラグビー漫画が流行らない理由としてたまに挙げられるのがこのヘッドキャップ問題。高校世代までは着用必須だが、デザイン的に見栄えがするものでもないしこれを付けてるともう誰が誰だか分からなくなる、平たく言うとダサいって評判だ。
その真偽はともかく、プロの漫画家が織り成す世界に対する論評でさえそう言われるのだから、いわんや素人絵描きをやだ。テクニックとして弱虫ペダルのヘルメットみたいに適宜消すのもありだとは思うが、それはそれで混乱を招きかねないので基本的には描こうとはこの時点で覚悟した。
ユニフォームのデザインも色々考えた。もっと日本代表そのまんまみたいなアイデアもあったが縞模様が難しくて断念。校名が火の玉だし炎モチーフに、みたいに考えてこういうデザインになった。割とリズムで描けるのでいいデザインになったなとは思っている。
でも今見ると炎の模様のラインが高いな。それと文様が今よりシャープ。
作成 2019年7月
投稿 2023年10月
掲載 2019年5月
この度絵を修正して上げ直して、こっちのデータを探したけどなぜかどこにも存在しない、つまり書き忘れていた事に気付いたというあまりにも不遇な一作。なお元々の投稿は19年9月だったらしい。掲載タイミングも元々は掲載しないはずの記念編だったので強引に差し替えた。もうこの手は二度と使えない。
内容としてはバレー部の高崎くんや野球部の清岡くんは基礎的な動きはすぐマスターしたけど陸上部の林くんはそうでもなかったという感じ。後の展開と連動して、視力に不安があるからという設定は当然付与しているがそれを言い訳にしないのも不器用な実直さの証明か。
絵的にはまだまだラグビーの正しい動きであったりそこにスピード感を加えるとか難しいかなって感じだ。4コマ目は当初は授業中にもいじってたのを菊池くんに突っ込まれる感じだったけど、あんまり充実していなかったので就寝時に変更された。
今回はここまで。6月に続いてこの7月にも数多くの作品が作られている。アイデアの埋蔵量にはまだ余裕があったが、ここらからペースが鈍化するのはもはや避けられない運命であっただろう。そもそもラグビーに詳しくないんだから。