台風のニュース聞きつつ野菜切る
8月15日に台風が本州に直撃した。ちょうど朝方は強い風が吹き荒れて、思わず外に出て風を全身で感じたくなるほどだった。子供は風の子と言うが、強い風は心を子供に戻してくれるかのようだった。
でも強風はそのうち収まって単に雨が降る日になった。交通機関もどうせ止まっているし買い物もとっくに済ませていたので、本腰を入れて絵や文章の作業を進めた。
それで今月で闇のラガーマン編のまとめは終わるのだが、今の異世界編はいつ終わるのか皆目見当がつかなくなってきつつある。全体の閲覧数を見た時になんだかんだで試合展開はアベレージとして高くて、やはり求められているのはこれかと思いつつもそんなのやってると何年かかるか。
単なる作家性の披露ではなく読者に向けてのエンターテインメントでありたいとは本作のみならずどの作品においても共通している。その数は極めて少なくとも、聞こえない声をどうにか聞き分ける事で方向性を定めているはずなのだが、それが正しいかもよく分かっていない。
ともあれそういう状況である以上あれこれ言い訳を並べたところで最後に物を言うのは作家性、本人の個性、自分がやりたい事ってなるのは言うまでもない。
それでこれを本当にやりたいのか、やってて楽しいのかと問われるとなんだかんだで楽しいので、まだまだ続く事になりそうだ。命に気をつけて、これからもエンジョイしていきたい。今回は名鑑第二弾も掲載されているのでよく見てね。
作成 2022年4月
投稿 2025年4月
掲載 2023年1月
元の投稿は22年12月。いきなりエイトくんのありえないような説明台詞から幕を開ける作品。特に菊池くんが語りまくっている。
今回の中心たるエイトくん菊池くん生駒くんの3人は幼馴染なので幼稚園児の頃からエイトくん発案でラグビーボールに親しんでいた。それから小学中学高校まで同じ道を歩み、その友情はすでに10年を超えている。
そうなると当然存在するのは途中で途切れた人だが、それも今後登場する予定はある。でも今の展開が終わらない限りは出しようがない。まあしっかりキャラクターを練り込むとしよう。
絵的には動きに乏しい展開もあって新しいものはあまりないか。1コマ目の渦巻きの効果をそのまんま使った背景は嫌いじゃないけど。
3コマ目とか普段と違う服装だけどなかなかいい感じに仕上がったと思う。各々の表情もよろしいかと。そしてしれっと名前が出てくるカッコちゃん。彼女もまた彼らの幼馴染だ。
闇のラガーマンの名前も二転三転して、当初は東上とかそんな感じだったが猪俣庸未となった。読みは「いのまた・つねみ」。なんか男の名前で「○美」とかついてる人って大体いかついおっさんってイメージがあるので。
作成 2022年5月
投稿 2022年12月
掲載 2023年2月
前話でようやく名前も判明した闇のラガーマン独白編。1コマ目はどう見ても恫喝だし、こんなやり方で人が集まるものではない。そこはうざいぐらいに心を開いて絡んでくるエイトくんの勧誘方法とは異なる部分だろう。
2コマ目では学ランを描いてみた。火の玉高校はブレザーだが、学ランのほうが黒ずくめなのもあって描くのは楽だったな。でも作者は人生で一度たりとも学ランなんて着たことがないからこれで正確なのかはちょっと分からない。
3コマ目はバンダナにサングラスで一応変装しつつ例の皇子戦もテンちゃんやカッコちゃんの後ろ辺りで観戦していましたという光景。こう見ると全部のコマで服装が違うんだな。そんなところ凝ってどうするんだか。
そして最後に僻み根性を炸裂させて終了。延々とハゲ頭を描いてて何やってるんだかと思わなかったとは言えないが、ストーリーの展開上仕方なかった。
作成 2022年5月
投稿 2022年12月
掲載 2023年3月
割とあっさり許されて和解する。これも若さか。と言うかエイトくんは最初から許す気満々だったし、これもまたあらかじめ定められた落とし所にうまく落とし込めたという流れであろうか。
エイトくんとて普段から何も考えていないわけじゃない。特にラグビーを否定するような言葉は今までの人生において何度もぶつけられたからその悔しさは身にしみるほどに知っているけど、そういう妬み僻みを外にぶつけたところであんまり意味がないと気付いているからポジティブなラグビー馬鹿に徹しようと努めている。
ともあれ許されるための暴力的な禊も済ませたのでこれで晴れて無罪放免、という事にして終了。納得するかは個々人の価値観に基づく部分だけど、この展開を思いつくまではそれなりに時間がかかったのは確かだった。
絵としては3コマ目のゴッという巨大な字とかは珍しい演出か。迫力ある文字の書き方はもっともっと勉強しないといけない。
作成 2022年5月
投稿 2023年8月
掲載 2023年3月
話自体は前回で概ね終わったので今回は後日談のようなもの。犯人を捕らえる際に清岡くん、交野くん、鳥島くんがいなかったのはいずれも野球部に所属していて、野球部は別の用事があったからだよみたいな説明も入っている。
そして唐突なガンダムW落ち。3コマ目はよく擦られるけどそこからの流れもありきなので4コマ目も大事にしてみた。今回はパロディありきだから絵的には特に言う事もないか。
それとテンちゃんのシャツのデザインは海の画像を加工したものでかなり独特な模様となっているが、どうせ今回しか使われないだろうって事でチャレンジしてみた。あんまり変な服装は一話で終わらせるようにという感謝祭の時に得た教訓を生かしたものと言えよう。
とか書きつつ最後何となしに絵を確認してみたところ、信じ難いミスが発覚してしまった。気付いた以上は仕方ないので再投稿したが、本来は前の3作と同じタイミングで投稿されたものだ。ほんまないわ。
作成 2020年7月
投稿 2025年2月
掲載 2023年3月
基本的に名鑑とかその類が好きなのは度々口にしているのでそこを頑張ろうと努めるのは一つの作家性の発露なのかもしれない。というわけで名鑑第二弾。
作成日時は案外古いなと思われるだろうが、そもそもラグビーは15人でやるものではあるがラグビー部は15人じゃやっていけないものなので、当初の予定みたいに1試合だけで終わるならまだしもそれ以降を続けるためには部員の追加は絶対だった。正式に部活動として発足させるには顧問の先生も必要だろう。だからその方向性が決まった瞬間に新キャラは考えられたというわけだ。
それで今のメンバーと被らないとか、その中で運動神経はそこまででもない人も加わるだろうとかそういうのを加味した上でまず4人。名前も色々考えて、特に難しかったのが板蓋。まずタフって言葉ありきで、それが入る日本語的な響きってあるだろうかと非常に悩んだ。結局物凄く強引なはめ込みになったけど、まあこれでいいかみたいな。
須和なんかは昔からどこかで使いたいと思いながらなかなか機会に恵まれなかった名字でようやくという感覚はある。諏訪じゃなくて須和って字面がいいと思っていた。黎くん、名前はかなり格好良いよね。三波くん、変換がめんどい。普通にやったら南って出るし。神保くん、これはまあ元ネタありきなので。
顧問の先生はスポーツものやる上で絶対的に不足する女性キャラはマストとして、年上だけど可愛らしいタイプってなった。髪型も直前までは大人っぽさをイメージして横分けっぽかったけどストンとしたおかっぱっぽくなったり、名前も変わったり色々工夫した。
今回はこのぐらい。慌てて修正していたらちょっと投稿日が遅れたがこのぐらいなら許容範囲だ。ともあれ嵐は去り、8月ももはや2/3ほどが過ぎ去った。しかし暑さは全然引っ込む雰囲気がない。いい加減にしてほしいものだ。
ある日の外出時小雨に当てられたが、かえって心地良いぐらいだった。後は暑さも峠を超えていけばなお良いのだが、なかなかうまくはいかない。そういえば先日深夜にいきなりツクツクボウシが鳴き始めたのは何だったのだろうか。