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偽善者と素敵な仲間たち  作者: とむ
第一章~偽善者&若作り系女子VS魔女狩り&人形遣い
1/1

とりあえず、こんな感じです。

――♪♪♪ 


 軽快なリズムと明るい歌声が特徴的な曲が、室内に響き渡る。


「――ってぇ。昨日は飲み過ぎたか」


 頭痛をなんとか堪え、スマートフォンのアラームを止める。


 時刻は12時15分。もうすっかり昼になっていた。


 鈍りきった頭をなんとか覚醒させようと、洗面台へと足を運ぶ。


「……あぁ。今日はもう駄目だこりゃ」

 

 冷水を顔にかければ少しはマシになるだろうと思ったが、結果は頭痛が増すだけだった。

 

 テツマは今日一日を全て諦めて、ベッドに再度ダイブした。

 

 しかし、無情にもスマートフォンが振動と共に、軽快な楽曲を奏で始める。


「――うわぁ。レイナかよ」

 

 スマートフォンの画面を見て、思わず頭を抱えるテツマ。

 

 どう考えても頭痛が悪化する未来しか見えないが、着信を無視した場合、頭そのものが破裂させられる未来が待つことになるだろう。

 

 テツマはあえて3コール待ってから、覚悟を決めて通話に出る。


「ハロー、レイナちゃん。僕今おつむが痛いからまたかけ直してくれる?」


「……お前の頭がイカレてるのは元からだろうが」


 スマートフォン越しからでもわかる程の冷たい殺気が込められた声に、鈍りきった頭がわずかにだが冷めてきた気がする。


「憤怒の魔人様に褒められるとは、恐悦至極の極み。今度一杯奢るからさ、今日は勘弁してよ」


「……そんなに都合が悪いのなら、後日にしてやる」


 思わず自分の耳を疑う。この女が譲歩することなんて滅多にありえないからだ。


「え、マジで?」


「ああ。その結果、日本とフランスで戦争が起こるかもしれないが、門倉鉄舞(かどくらてつま)には一切関係がないことだろうしな」

「……はい?」

 

 テツマが知っている怒崎玲奈(いかりざきれいな)という女は会話に冗談を挟む程のコミュ力は持っていないはずだ。

 

 つまり、レイナの言っていることは、本当のことか、この会話自体が夢なのか、どっちかである。 

 

 非常に悲しいことに、ここが現実だということを頭の鈍い痛みがしきりに訴えてくる。


「ええと、レイナさん?日本とフランスがなんで戦争?普通、韓国とか北朝鮮じゃない?」


「あの蛮族共が魔術を満足に扱えるとでも?」


「あ、やっぱり魔術絡みの話なんすね」


「お前は私がわざわざ世間話をする為に電話を掛けているとでも思っているのか?」


「思ってないよ。たださ、辛い現実から逃げたくなる時ってあるじゃない?正に今の状況そのものなんだけど」


「その辛い現実に一筋の希望を与えるのがお前の信念なのだろう?まさに、最高の状況じゃないか」


 珍しいレイナの楽しそうな声とは対照的に、テツマの声は冷えたものになっていく。


 ……なんでこんな時に特大の厄介事が俺に降りかかるのだろうか?


「勘弁してくれ。二日酔いでマジで頭が割れそうなんだ。他のやつに振ってくれよ」


「私はただ、イッカクに頼まれて伝言を伝えているだけだ。そういう苦情はあいつに直接言うのだな」


「イッカクのご指名かよ。オーケーわかった。とりあえず、話だけはちゃんと聞こうか」


 Aランク魔術師(オレ達)の実質的なリーダーからのご指名らしい。下手に断ると流石に後が怖い。


「要点を纏めて話す。機構内で保管してあった、暴欲の魔神結晶が、何者かに盗まれた。交換留学でフランスから来ていたマルムス=レイジガルドの情報提供により、Bランク魔術師の如月彩華が容疑者に上がっている」


「……なるほど。で、機構の上層部はフランスから来たマルムス君を疑っていると?」


「魔神結晶が保管されていた場所には如月彩華の魔力残滓が残っていた。しかし、彼女は機構からの依頼により、渋谷での魔獣討伐に出向いていたし、目撃証言もある」


「それで、魔神結晶が盗まれる直前に、現場に居たのがマルムス君でした。ってことかな?」


「目撃証言はない。しかし、現場付近の掃除用具入れのロッカー内に、人払いと、痕跡殺しのルーンが刻まれていた。検証の結果、使われている術式は、魔女狩り系とのことだ」


 ほぼ間違いなく、マルムスが黒だということだ。


「なるほどねえ。ま、日本ではほぼ絶対にありえない系統だわな。でも、押さえるにはもうちょい証拠が欲しくない?」


「レイジガルド家は魔女狩りで名を馳せた名家だ。ついでに、マルムスの消息は不明。ペアを組んでいた、園田悠人(そのだゆうと )は死体で発見された。ブチ殺すには十分過ぎるほどだと思うが?」


 一見、レイナの言うことは正しく聞こえるが、もしそうならイッカクがテツマを指名するはずがない。


「それでブチ殺したら、国際問題に発展するってオチだろ?単純な殺しだったら、俺じゃなくてカオルか、それこそレイナに依頼するだろ?」


「……なんだ、頭が鈍っていると思っていたが、案外働くじゃないか。その通りだよ、テツマ」


 馬鹿にしているのか褒めているのかよくわからない声色でテツマの名前を呼ぶレイナ。


 過去の経験上、十中八九で馬鹿にされているだろう。


「マルムスは生け捕りにする必要がある。罪を告白させた上でな。フランスの魔術機構がこの事件の首謀者だった場合、殺せば、宣戦布告される可能性がある。今の日本政府は魔術機構に戦争の為の援助をする余裕はないということだ」


「それだけじゃないでしょ。如月彩華も消息不明なんだろ?」


 ……イッカクが俺を指名した以上、事態は更にややこしいことになっているはずだ。


「――ほう。どうやら二日酔いというのは嘘だったみたいだな」


「ホントだよ。ただ、こんな話を聞かされたら、流石に頭も覚めるわ」


「……それもそうか。とにかく、全てお前の予想通りだ。如月彩華と、彼女と親交があった、Bランク魔術師3人の消息がわからない」

 

 想像以上に面倒な状況だった。

 

……これを俺一人で解決しろと?


「――Bランクが4人消息不明ね。これ、俺一人だけだとキツくない?」


 思わず弱音が出る。流石に荷が重い。


「安心しろ。カオルもこの事件に協力する。お前は彼女の手足となって、街中を駆け回れとのことだ」


 テツマは再度自分の耳を疑った。

 

 ……あの女と組むくらいなら、一人の方がまだマシだ。


「……うわぁ。カオルとペアを組むとか、レイナ以上に嫌なんだけど」


「悔しいが、同感だな。言うまでもないが、消息不明の魔術師達も生け捕りにしろとのことだ」


「――すでに死んでるんじゃね?」


「正直、私もそう思うが、イッカクはそう思っていないみたいだな」


王戯一角(おうぎいっかく )がそう言うなら、生きてる可能性が高いと見ておくか。……ああ、めんどくせえ」


「同感だな。流石に、今回の事件は同情する。私だったら、発狂して皆殺しにすることだろう」


「俺だってそうしたいよ。まあ、それができないからこんな役回りなんだろうけど」


「お前のそういうところは嫌いじゃない。ま、精々頑張ることだな」


「え、俺に惚れたって?じゃあ今度――」

 デートしようよ。と、軽口をぶつける前に通話を切られた。

 ……相変わらず冷たい女だこと。




 突然だが、日本には沢山の行政機関がある。


 魔術機構もその内の一つにすぎない。


 他国との交戦権を捨てる上では飽き足らず、武器の所持すらも制限する、極東の島国。


 そんな極端な島国で魔術だけが発達するのか? 答えは当然、ノーである。


 政府主導の元、魔術の存在は秘匿され、完全に空想の産物と化した。


 しかし、完全に根絶されたわけではなかった。 政府監視の元、人格、技量、人望に秀でた者のみが魔術を行使することが許された。


 政府に選抜された魔術師達は結束し、密かに弟子を増やし、選抜されなかった名家の跡取り達を仲間に迎え入れた。


 西暦20XX年、某国で大規模かつ凄惨なテロが発生した。


 そのニュースを見た、政府選抜の魔術師達は最高の好機だと悟り、国会議事堂を制圧した。


「「もう一度、被爆したいか?」」


 日本政府は、魔術師達にひれ伏した。


 魔術師達は知っていた。


 今回の人類史に刻まれるであろう大規模テロが、魔術師による犯行なのではないかと、某国の大使館から緊急通達があったことを。


 日本政府は完全に怯えきっていた。


 魔術師達を完全に手懐けたと、油断していた。


 その結果、魔術師達は日本政府から、魔術師育成の為の施設を立ち上げる権利と、莫大な支援金を勝ち取った。


 こうして、日本魔術機構が誕生したのだ。


 ……え、なにが言いたいのかって?


 要するに、魔術機構はロクでもないキチガイの集まりだってことさ。 




「あ、テツマ君。待ってましたよぉ♪」


 時刻は13時30分。


 場所は日本魔術機構のAランク魔術師専用のラウンジ。


 扉を開けると、年齢不詳の妙に若作りした女が、優雅に紅茶を飲んでいた。


「ハロー、カオルちゃん。お願いだからこの依頼僕一人でやらせてくれない?」


「あら、ちゃんづけしてくれるなんて。カオル、嬉しい♡でも、それはダーメ。イッカク君からのご指名なんですから、リーダーには従わないとね☆」


……俺は知っている。この女は気に入らないことがあれば、イッカクどころか機構の上層部の人間すら無視して独断専行することを。


「――あんたが素直にこの依頼を引き受けるとは思えないんだよ。一体なにを企んでるのさ?」


「企むなんて、人聞きの悪いこと言わないで下さいよぉ。私はただ、堂々と喧嘩を売ってきたフランス人共を根絶やしにしたいだけです♡」


 ……ほーら、既にフランスの魔術機構を悪役だと決めつけてる。


「フランスの機構が首謀者とは決まってないだろ。あんた、マジで戦争したいのか?」


「なら逆に聞きますけど、マルムスとかいうなんちゃってBランクの魔術師如きに、私の結界が破られるとでも?」


「如きっつっても、Bランクは上級魔術師だぜ?結界破りくらいはできるだろ?」


 つい忘れそうになるが、Bランクは立派な上級魔術師だ。


 ……Aランクが異常なだけなんだよ。


「……私が魔神結晶に施したのは、神界殺生石。日本古来から伝わる、血継魔術の一つです。日本の系統に疎い、上級魔術師が破れる代物ではないんですぅ」


 ぷくぅと頬を膨らませるカオルを見て、あまりのぶりっこぶりに思わず反吐が出る。


 ……この女は本気でこれを可愛いと思ってやっているのか?


「オーケーわかった。俺が悪かったよ。だから、頼むからそのぶりっこポーズはやめてくれ。イタ過ぎて目の毒なんだ」


「まあひどい。こんな可愛い娘になんて酷いことを言うんですかぁ。カオル、泣いちゃいそう」


「あんたの実年齢に触れるつもりはないが、外見が20代前半の女がやるには、キツイって言ってるんだよ」

 

 実際のところ、黒間薫(くろまかおる )の年齢は誰も知らない。 


 ただ言えることは、魔術機構が発足した当時の写真に、カオルそっくりの女がピースで写っているということだ。


 ……魔術機構が発足してから、もう20年が経過している。


「あらひどい。これでもギリ10代で通用してるんですよぉ!」


「それはない。社交辞令を真に受けるなよ」


 カオルは魔術機構に所属する魔術師の中でもぶっちぎりの最古参。


 つまり、テツマの大先輩にあたる人なのだが、ほぼ反射的に突っ込みを入れていた。



「……テツマ君は本当に手厳しいですねぇ。少しはジン君を見習ってはどうですかぁ?」


「ジンは誰にでも優しいだろ。余程のクソ野郎でもない限り、あいつはスタンスを崩さない」


「そのジン君が、嫌っていたんですよね」


「えっ?」


 先程と何も変わらない様子で、いきなりカオルの声のトーンが下がった。

 

……この女は急に本題に入るからタチが悪い。


「そう。あのフランスから来た七光りのおぼっちゃまと、何故かCランクなのにペアを組んでいた園田悠人を、ね」


「マルムスだけじゃなくて、園田まで?」


「マルムス君は、まあ実力不足なのにプライドだけ無駄に高いから、嫌うのはわかるんですけどねぇ。園田君は一見すると人畜無害な凡人って感じでしたけど、ジン君にはそう映らなかったみたいですねぇ」


「勿体ぶるなよ。ジンはなんて言ってたんだ?」


「園田悠人からは、自分と同じく、二面性がある。ですって。まあ、同族嫌悪ってやつですね」

 

 ……なんだって?


速坂迅(はやさかじん )と同じくらいって相当ヤバイだろ。具体的な証拠はあるのか?」


「七割の勘と、三割の証拠って感じですかねぇ」


「だから無駄に話を引き伸ばすなっての」


「うふ、ごめんなさい。テツマ君と話すの久しぶりだったから、つい引き留めたくなっちゃう♡」


 ……これで確定した。


 カオルも今回の事件はまだ全体像が掴めていない。


 ついでに、ジンの言葉も大して信用していない。 


 この女は自分の思考を纏めている時は、無駄に話を長引かせる癖がある。



「あいにく俺は、なるべくあんたとの会話を早く終わらせたいんだよ」


「まあひどい。こんな可愛い女の子とお喋りできる機会なんてそうそうないですよぉ?それとも、テツマ君はソッチの扉を開いてしまったんですかぁ?だとしたら、カオル悲しい」


 よよよ。と、泣き真似をするカオルに流石にイライラを通りこして殺意を覚えはじめてきた。



「……そう。まさに、今のテツマ君と同じような表情で言ってたんですよぉ。ジン君は」


 ブチギレ寸前のテツマの顔を、カオルは笑いながらつついてくる。


 ……無駄に良い香りがするのが腹立たしい。


「つまり、殺したい程に大嫌い。と、いうことかい?」



「うふっ。……生理的嫌悪感と、戦闘訓練のデータの数値。この2つをもって、嫌い。と言ってましたよぉ」


「訓練のデータ?」


「厳密には魔力の揺らぎ、波長とでも言いましょうか。ジン君曰く、あえて不得意な魔術を使い、本来の実力を隠しているとのことです」


「――それをあんたは、どこまで信用する?」


「半信半疑、ですかねえ。でも、ジン君は私達の大事な仲間の一人ですし、信頼はしてますよぉ」


「まあ、そうだな。少なくともあんたらキチガイ共と比べたら、ジンの方が余程信頼できるな」


 ジンはA級魔術師の中でもぶっちぎりで穏やかで、協調性がある男だ。

 

 ……キレた時はレイナよりもやばいが。


「こんな美少女をつかまえて、なんて酷いことを。カオル、本当に泣いちゃいますよぉ?」


「間違いなく、俺の方が泣きそうだよ。頼むから普通に会話してくれ」


「――ぶっちゃけ、園田悠人は本当に死んだと思います?」


「……」


 ややタレ目で誘惑するかのような瞳に、力が入り、声のトーンが更に下がる。

 

 ……やっとカオルの思考が纏まったようだ。


「園田悠人の死体を発見したのは、偶然任務から帰還中だった、Bランク魔術師達。死体解剖の結果、血中魔力と指紋が登録データと一致したことから本人の死体だと断定された」


「……普通に考えれば、本人で間違いないと思うけどな」


「死体は火葬処理され、親族には不慮の事故であるという通達がされた。ここまでは、いつも通りの内容ですね」


「ああ、そうだな」


「実はですね、私、触ったんですよ。園田悠人の死体を」


「えっ?」


「火葬処理場の結界点検の際に、こっそりね。それで、カオルびっくりしちゃいましたよ」


 無邪気に笑うカオルの顔を見て、思わず背筋が冷えてくる。


「肌が無機物のような質感になっていて、間接が球体だったんです♪」


「つまり――」


「そう。園田悠人の死体はまるで人形のようになっていた。いえ、完全に無機物の人形でした♡」


「……」

 テツマは完全に言葉を失っていた。


 ……この20xx年の現代で、人形遣いだと?


「相手は中世の魔術を扱う、ガチの魔女ってことかい?」


「そういうことです♡楽しくなってきましたね、テツマ君♪」 


「ああ、楽しすぎて、ゲロ吐きそうだよ」


 ――人形魔術。


 現代ではとうに忘れさられた古の魔術系統。


 理由は至極単純。習得難度が高い癖に、応用が効かないからだ。


 人形魔術は無機物に魔力を注入し、傀儡として操るか、魔術を掛けて、他人になりすますくらいしかできない。


 そのうえ、術式が独特すぎる為、他の魔術の習得から派生させることができない。当然、その逆もできない。


 こんな魔術を習得するくらいなら、四大元素の属性魔術を習得した方が、何をするにしても効率が良いのだ。


 探知系統の魔術が乏しかった中世には重宝されたらしいが、現代では中級魔術師以上なら誰でも、探知系の魔術は習得してるのが当たり前なので、こんな非効率な魔術を習得する物好きはいない。



「……フランスとアイルランドの黄金タッグってか?」


「さあ?もしかしたら、未知の古代呪術系かもしれませんよぉ?」


 ……楽しそうに笑うカオルを見て、いよいよ逃げだしたくなってきた。



「それで、カオルちゃん。一体僕はどうしたら良いのかな?」


「うふふ。カオルとデートに行きましょう♡」


「あはは。寝言は寝てから言ってよ」


「寝言じゃないですよぉ。品川の某食品加工会社の倉庫。そこが園田悠人の死体発見場所です」


「なるほど。痕跡探しだけなら、俺必要ないよね?」


「ガチの結界を展開するので、護衛が必要なんです♪カオルはか弱い女の子ですから☆」


「どの口がほざくんだか。……はあ、おうちに帰りたい」


「こんな可愛い娘とデートできるんですから、喜ぶのが男のマナーですよぉ!」


 再び頬を膨らませるカオルを見て、俺はイッカクを胸中で罵った。


 わざとらしく腕を組もうとする、カオルを振り払い、俺はゾンビのようにうなだれながら、カオルと共に品川を目指した。 


やる気が出たら2話書きます。

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