荒野の夢と森の朝
1話短いよね、短くない?
ちょうどいい長さがわからない
見渡す限りの荒野が広がっていた。
辺り一面に何もなく、ただただ荒れた大地だけがそこにあった。
何故こんな所にいるのか分からなかった。周りには何もなく、ただ――――
「此処は何処?」
(私は誰ってか――)
「貴方はだぁれ?」
突如振り返る少女の姿が視界に映り、景色が狭まる。
◇
はっ!?何だ、夢か……
おかしな夢だったな。夢占いならよくない結果が出そう、なんか性の暗示とかいって。それはフロイト先生だけか。ヤバそうな夢の方が意外にいい結果だったりするんだっけ? よく知らんけど。
それにしても疲れてんのかな、なんか森が見える気がするし。部屋で寝てたはずなのに、風を感じる訳ないよな。あれか、夢から覚めたと思ったらまた夢のパターンじゃ
「ねえ、あなたはだぁれ?」
へ?
「もう! さっきからきいてるでしょ」
「クスクス、聞こえないよ。人間に僕たちの声は」
「そうよ、人間に私達は見えないわ」
「でも変ね。どうしてヒトがいるのかしら」
「そうだよね。ここにヒトがこれるはずないよ」
なんだ? こいつら何を言ってるんだ?
「何故かな?」
「分からないわ」
「不思議ね」
「おかしいよ」
「ねぇ! あなたどうやってここにきたの」
俺が知るか!!
このあとも会話ばっかだし、全部やると長い。でもこれだけだと短いジレンマ
(未完成)後日加筆