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誰もが知ってるこの童話
むかしむかし、ある所に赤ずきんちゃんという女の子がいました。
赤ずきんちゃんはお使いを頼まれて森の向こうのお婆さんの家に行きます。
赤ずきんちゃんのお母さんは言いました。
「寄り道をしてはいけませんよ。知らない人に着いていってはだめ。転ばないように気をつけるんですよ。おばあちゃんによろしく言っておくのですよ、お行儀よくできるわね? さぁ、いってらしゃい」
しかし、森を通り抜けようとしたその時、赤ずきんちゃんは狼に出くわしてしまいます。
狼は問います。
「赤頭巾ちゃん、一体どちらにお出かけなのかな?」
さて、寄り道はしてはいけない。知らない人についていってはいけない。赤頭巾。
彼女はお母さんの言ったとおりにお婆さんの所へ行けるのでしょうか?