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俺のクラスメイトが魔法少女な件  作者: のろとり
~第1章~俺のクラスメイトが魔法少女で章
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第7話 ワニャアの総帥が怖すぎな件ワニ

「アクロコよ、貴様は何をやっている」


「ひ、ヒィィィ!」


 今日も今日とて魔法少女に敗北したワニ。元気パワーこそは集めてるワニが、総帥の命令は「元気パワーの収集」と「それを邪魔する存在の排除」の2つワニ。片方しか成し遂げられていないワニャアは、今現在総帥の怒りをかっているワニ。


 あくまで音声だけでの連絡ワニが、身体中に重りがのし掛かっているような声と、一定のリズムを刻みながら響き渡る爪を椅子にたてる音で相当に怒ってると分かるワニ!


「元気パワーを集めてる部分こそは評価しよう。だが、予定よりも少ないではないか。その程度の力しか無いのなら、貴様はもう」


「で、ですが魔法少女が……!」


 総帥の言葉を遮るのは、本来なら怒りが飛んできても不思議ではないワニが、そこから先に続く言葉は容易に想像がつくワニ。


 でもあのにっくき魔法少女が、魔法少女さえ居なければワニャアは本来の目的を容易く完遂出来てたワニ!


「魔法少女、だと?」


 そんなワニャアの言葉に引っ掛かりを覚えた総帥が、音を出すのを止めて無言になったワニ。あ、危なかったワニ……


「は、はいワニ! あの伝説の魔法少女ワニ!」


「チィ、妖精の力を借りて変身するあの忌々しい伝説の存在か! 伝説の存在とは言え念を込めて妖精国を滅ぼしたはずだが、まさか生き残りが居たとはッ!」


 この世界に来る前、総帥に他の幹部達と妖精国を滅ぼすように命令がされたのは、魔法少女の誕生を防ぐためだったワニか。それに妖精の生き残りは、青いのと一緒にこの世界に迷い込んだ一匹だけと思っていたワニが、他にも居たワニ。まさかまだ居るワニか?


「アクロコよ。今確認出来ている魔法少女は何人だ?」


「スカイブルーと名乗るヤツと、スカイレッドと名乗る二人ワニ!」


 スカイブルーはマホ、スカイレッドは勇子と呼ばれてたような気がするワニが、そんなのをいちいち覚えてないから、合ってるか分からないワニ。


「そうか。伝説だと魔法少女は合計で五人だ、今はまだ二人……いや、もしかしたら面識が無いだけで、既に五人揃っているかもしれない。分からないとは怖いものだ。なぁ、アクロコよ」


 総帥は何かに怯えるような声を出す。総帥の悪い癖が出てるワニ。何故か知らないワニが、総帥は「分からない事」にとても恐怖しているワニ。


 以前気になって聞いたワニが、総帥が「そんな事を気にするぐらいなら、早く任務を果たせ」とキレられてしまったワニ。他の幹部も知らないと言っていたワニだから、きっと総帥が恐怖している理由は誰も知らないワニ。


「お前に最後の命令をくだす」


「さ、最後ワニか!」


 最初に言おうとしてたのはワニャアは用済みだろうワニだから、それよりはマシになったと言えど崖っぷちなのは何一つ変わって無いワニ。


「その2人の魔法少女を排除しろ。倒すではなく、排除だ。そこを間違えるなよ?」


「そ、それは……」


 ワニャアは人質取ったり、劣勢な相手を全力で倒したりする悪ワニが、誰かの命を奪うほどの外道には落ちぶれてはいないワニ。


 そう言おうとしたけど、口が回らないワニ。理由はワニャア自身でも分かっているワニ。総帥が怖いからワニ。


 ワニャアなんか足元に及ばないほどの力とカリスマを持つ総帥に盾を付くとどうなるかは、この組織ワルインダーに所属していると嫌ほど知っているワニ。


「ほう? 何か文句でもあるのか?」


「い、いえっ! 無いワニ!」


 そんはワニャアの様子を不審に思ったのか、それとも黙っているワニャアに対してイラついたのか、総帥の重い言葉と共に空間の重力が強くなった気がするワニ。やっぱり言えないワニ。言ったらワニャアがどうなるか……


「まぁ私もそこまで鬼では無い。排除するのはたった2人だ、2人だけで良いんだアクロコよ……誕生してるかも分からない後3人の魔法少女を探せとも、排除しろとも言わない。どうだ、優しいだろう?」


 優しいってなんだったワニかな。少なくとも今まで成功してない事を、後1回で成功させろと言う意味で無いのは確かワニ。無理と言いたいワニが、それを言えばワニャアは今後こそ総帥に消されるワニ。


「もし失敗したらお前には消えてもらう」


 やっぱりそうなるワニか。ここで逃げても結局は総帥に消されるワニだろうから、魔法少女と戦って勝つ道しか残ってないワニが、どうせ勝ったところでワニャアの評価は最底辺ワニ。


「まぁ、私もそんなに鬼では無い。成功すれば褒美をやろう」


「褒美ワニか!」


「あぁ。待遇や地位をワンランク上にしたり、食料1万年分、強い部下を用意したりと……私の出来る範囲ではあるが、手配しよう。魔法少女を排除出来るのなら、安いものさ」


「頑張るワニ!」


 ご褒美、何を貰うか悩むワニ。同期の幹部を置いて1人で出世はちょっと申し訳ないワニだし、他の幹部に負けないほどの力を貰うのも良いかもしれないワニ。いや、ここはこの世界を貰うのを願うワニか! そうすればあの揚げ物も食べ放題ワニ!


「お前の戦い、私は見ているぞ。健闘を祈る」


「ハハーッ!」


 そういえば、あの揚げ物で思い出したワニがワニャアの脳内に聞こえてきたあの声はいったいなんだったワニ。赤いのや青いのには聞こえていなかったようワニだから、ワニャアの幻聴ワニか?


「総帥……って、もう通信切れてるワニ」


 まぁただの幻聴を報告するためだけにかけ直したら「それがどうした?」と怒りを買いそうだから、黙っておいた方が良いワニ。報告するとしても、魔法少女を倒してから報告するワニ。


「いつ仕掛けるワニか」


 正面から戦っても怪人とワニャアの二人がかりでも厳しいワニ。なら狙う時は魔法少女がクタクタに疲れてる時ワニが、青いのは体力オバケワニ。そんな隙なんてあるワニか?


 ワニャアは次の戦いに勝てるビジョンが見えず、不安を抱えながらも、準備を進めていくのであったワに。

赤元(あかもと) 勇子(ゆうこ)/スカイレッド】

 元気ハツラツな女の子。名前は赤い、元気と言った明るそうな言葉を使い、勇子は勇気のある子と言う意味である。

 この世界に迷い込んで街中を彷徨っていたマホと仲良くなり、居候させることに。居候させる件は両親に嘘をついて許可をもらった。両親は嘘だと気付いてるが、何か事情はあると思い何も言わない。

 魔法少女名は凄い悩んだが、プリキュアが「キュア〇〇」なら、似たような感じにするか。と思って「スカイレッド」にした。うん、ダサいな!

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