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俺のクラスメイトが魔法少女な件  作者: のろとり
~第3章~俺の学校生活が喧しすぎるで章
40/146

第40話 俺の友達と居候がゲームバトルな件

 今回は息抜き回です。

 前回は色々と情報が出てきましたが、今回はそんなの無いです。頭を空っぽにして読めます。

 アクロコを拾ってから約1ヶ月経ち、俺はランにアクロコが元気になった事を伝えるのをすっかり忘れていた事を思い出した。

 言い訳をすると、テスト勉強があったり、ペンヨウが空から降ってきたり、勇子の追試対策をしていて忙しかったのだ。


 ランもあの後どうなったか心配しているだろうと思って、陸上部が休みの日にランを家へと誘ってみた。

 ランと遊んでいる間にガク先輩が変な行動をしていないか心配事だが、まぁそんなすぐマホ達と接触するなんて有り得ないか。


 マホ達は基本的に屋上で昼食を取っているようだし、ガク先輩の部室は屋上から離れている。

 それこそ両方が偶然出歩いていて尚且つタイミング良く会わなければ無い話か、少し心配しすぎたな。


 なお、こうしている裏で現在進行形(第39話参照)でガク先輩はマホ達に魔法少女を知った経緯を話しているのを俺はまだ知らない。


「よし、そこだ! いけ、いけぇ!」


「負けないワニ、ワニャアはまだ負けないワニ!」


 ランがアクロコと会った瞬間、丸焼きにしようとか言い出さないか不安であったが、意外にもすぐ意気投合して、俺たち3人は一緒にパーティーゲームで遊ぶ事となった。


 ゲームのルールは簡単。相手を吹っ飛ばすか、場外に落として最後の一人になるまで戦えば良いだけだ。より具体的に、そして分かりやすく伝えると残基制のス〇ブラ。


 ランとアクロコが最後の一機を掛けて、激しい戦闘を繰り広げている中、俺はステージの端っこに立って、二人を見守っていた。


 俺が2人の戦いに参加しないのはちゃんと理由がある、このゲームには必勝法があるからだ。その必勝法とは、他の奴らが戦って弱るのを待つことだ。唯一の問題としては、これをすると友達を無くす可能性があることだが……2人とも周りを見る余裕が無いようだからバレないだろ。


「オレ達のパワーが勝ったあああああ!」


「負けたワニィィィィィ!!」


「お、そうだな。じゃあランを落とすわ」


「ぐわああああ!」


 ランが「オレ達」って言ってるけど、お前1人で戦ってただろ。

 ランとアクロコの激闘は無事ランが勝ったようだが、俺はアクロコを倒して余韻に浸っているランを躊躇なく崖から突き落とした。よく覚えておけ。相手を倒した思った瞬間が一番油断しやすいのさ。


「ほい俺の勝ち~」


「ノーカンワニ、今のはノーカンワニ!」


「ノーカウント、ノーカウント、ノーカウントなんだぁ!」


「「ノーカン! ノーカン! ノーカン!」」


「お前ら仲良いな」


 ランとアクロコがノーカンと叫んでいるが、いくら言おうとも俺の勝ったと言う事実が代わることは無い。勝者こそが正義ってやつだ。


「ワニャワの分身なら勝てると思っていたワニが」


「分身って……確かにアクロコが使ってたのはワニのキャラだけど、お前キングじゃねぇだろ」


 アクロコはワニのキャラを自分の分身と呼ぶほどに気に入っていたが、それを使って最下位になった事に落ち込んでいた。ちなみにだが、そのキャラの名前は「キングダイル」である。キング+クロコダイルが元の名前だからワニなのは共通しているが、お前のキング要素はどこだよ。


「次は力男狙おうぜ!」


「賛成ワニ!」


「おい待て待て、1人狙いとかズルいだろ!」


「「姑息な戦法使う奴には言われたくない(ワニ)!」」


 姑息じゃないから。立派な作戦だからな! と言ってみたが、2人は聞く耳を持たないようだ。もしかしてアレか、ステージの端から遠距離でチクチク攻撃したのが気に触ったか、それともアイテムを横取りしたのがいけなかったか!?


 このまま次の試合に行ったら、ランとアクロコは手を組んで俺を狙ってくるだろう。俺たち三人の実力は拮抗してるから、1人狙いされたら絶対負ける。何か良い方法は……あ、そうだ。


「そんな事するなら身体でテレビの画面を隠すぞ!」


「それじゃあゲーム出来ないワニよ」


「たかがメインカメラをやられただけだ!」


「メインも何も、このテレビにしかゲームの画面は映らないワニ」


 冗談でテレビの画面を身体で隠したが、ランは画面が見えなくても俺を倒す気でいるようだ。何がお前をそこまで駆り立てるんだよ、ちょっと怖くなってきたんだが。


 取り敢えず画面が見えないとゲームにならないので、俺はテレビから離れた。他に1人狙いを回避出来そうな方法はあるか? そういや家にアレがあったな。


「ちょっと始めるの待っててくれ」


 俺はリビングから移動して、他の部屋からクッキーを持ってきた。だがただのクッキーではない、本来なら中々買えないであろう高級クッキーだ。どうしてそんなものが家にあるのか言うと、当たったら良いな~感覚で懸賞を出したら何故か当たった。


「1位になった奴にはこの菓子をプレゼントだ!」


いつか食べようと丁寧に保管していたが、俺はこれを生け贄に1人狙いから意識を逸らさえてもらう。これなら2人とも食い付くだろうな。


「負けられない、この戦いだけは絶対に負けられないワニ!」


「もうこれで終わっても良い。だからありったけを……!」


「お前らのその切り替えの速さなんなの?」


 食い付くとは思った、思ってたけどそこまで情熱向けるのは予想外だったなぁ。さっきまでアクロコはワニキャラ、ランは脚の速いキャラを使っていたが、2人ともクッキーの話をした瞬間に強いキャラへと鞍替えした。


 自分のイメージすら捨ててまで勝ちにいくなんて、お前らどんだけクッキー欲しいんだよ。ワイワイしてた空気が一瞬で殺伐とした状態に変わったんだが。


「おっしゃ、始めるぞ!」


 その後無事俺が優勝した。

 まさか始まった瞬間に2人して1人狙いしてくるなんて……お前らの辞書に卑怯って言葉は無いのか! アクロコとランが同士打ちするように逃げ続けてたら、いつの間にかゲーム内で乱闘となっていた。


 優勝したは良いが、クッキーどうするか。どうせ取っておいても忘れ去りそうなんだよなぁ。よし、3人で食べるとするか。

 俺たち3人は仲良くクッキーを食べた。

 ランは元気になったアクロコに会って無かったので、会わせるついでに遊んでもらいました。あと最近は魔法少女サイドの話が多くて、ランの出番が無かったので。

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