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【プロットタイプ】断片で全貌を知る

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

比例、反比例の話は目を瞑っていただけると。

もう、うろ覚えなので。


断片的な情報だけを頼りに、全貌が想像出来る様になっても、胡座だけはかかない様にしなくては。

「……この子、別作品の〇〇って子に似てる」

「……もしかして、この子、メンヘラなだけじゃなくて、メンヘラ製造機だったりする?」

言葉の破片、断片、其れらを聞いただけで、全貌または真理または核心に辿り着く。それ故に決して愚かではない。当の本人が其れに気付いているかは知らないが。


中学生の時の比例、反比例の公式を薄ぼんやりと覚えている。そこで幾つか問題を解いていくうちに、ある事に気が付いた。公式に示されている定数の文字が、比例と反比例で異なる事を。

でも最初は思い違いだと思った。使う記号は同じであった方が効率が良いと思っていたから。でもある時先生はこう言った。

――反比例では、記号が違うけど。

その時に、自分の回答は正しいのだと実感した。決して間違えではないのだと。

其れから時が経って、情報社会を生き抜く為に、断片的な情報を処理する事が多くなった。

本編を読まず、まとめサイト、SNS、感想を見て、そのキャラの人となりを想像する。そして別の作品で似たようなキャラが出て来たら、その子に当てはめる。

そうして延々と同じことを繰り返して行くうちに、その作品の読者と解釈が一致する事が多くなった。

――この子、〇〇って子に似てる。

――確かにこの子はメンヘラだけど、メンヘラ製造でもあるよね……。

自分の回答が合致していた時の優越感。断片的な答えから、核心に迫った時の喜び。其れがこの身を支配した。けれどもそれは諸刃の剣であるとも理解していた。

このままソースを知らず、断片的な情報だけで再構成を行った結果が全て正しければ、大元に触れる必要さえ無くなるだろう。其れに凭れる様になれば何れ、『自分の考えは全て正しいのだ』と奢る様になるのでは無いかと。

だから実感しても、あえて見て見ぬ振りをしている。知らぬ振りをしている。

「私、派生系の〇〇しか知らないのね。だから大元の〇〇を知らないけど、でも多分、この子に似てると思う」

一切の私情を挟まない機械的なところ。手段を選ばない冷徹さ。それ故に、軋轢を呼んでしまう。けれどもずっと一人で苦しんでいる。

その回答に、全てのシリーズを読破した瑠衣は何も答えなかった。否定も肯定もせず、ただ真っ直ぐに此方を見据えてきた。

不愉快だったのかも知れない。断片的な情報だけで決め付けて、知った口を聞いたのを。

「ごめん」

今って滅茶苦茶、情報社会じゃないですか。

どこ見ても何かしらの情報がある。

私も其れに染まった一人。


だからもう、あらすじだけ読んで満足しちゃうし、まとめサイト見て、本編を想像するという、冒涜的極まりない方法で今を生きてます。


やってることがクソなのは本当に申し訳なく思ってるんですよ。ただそうする事情が多くて。


まぁそんなんでも、断片的な情報を複合すれば、再構成可能なんですよ。

真相というか、キャラの全貌ぐらいなら分かる。


※そうやって影響受けてキャラ作ってるんです。


でもこれに胡座かいて、『自分の考えは公式といつも一緒』なんて考えてはいけないな。とは思います。

だってソース見てないから。

伝言ゲームの最初之人の話を聞いてないから。


伝言ゲームでさえ、あんなに間違って伝わるのに、ネットの情報が全て正しい訳がないじゃんっ(ノシ 'ω')ノシ バンバン


嘘も誠もネットでは作り放題。噂に尾ひれ着くのは当たり前。火のないところでも煙は多分立つ。


だからこそ、見る目があるとは思わない様にしてます。

例えどれだけそれで養われたとしても。

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