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プロローグ

「ティア、あーん」

美しい薔薇の咲きほこった庭のガゼボ……とある男の膝の上で私は、羞恥心と格闘していた。

羞恥心の元凶を睨むも、幸せそうにニコニコと笑うばかり……私は何も悪いことはしていないはずなのに、なぜこんな罰ゲームじみたことをやっているんだ。

「ア、アル様せめて膝の上から下ろしてください。」

だが、元凶もとい婚約者であるこの男は私を逃がすつもりは一切ないらしい。

笑顔で黙殺された上に、腰を抱きかかえる手の力が強くなった。


私はただ、読書と魔法の研究がしたいだけの引きこもりだったのに……

どうしてこうなった………


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