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パワーゲーム

 






 ――――――




 対露交渉の初日。外相のロバノフと対面した。


「食事会でお会いしましたが改めて。ロシア帝国外務大臣のアレクセイ・ロバノフ=ロストフスキーです」


「大日本帝国侯爵、元帥の山縣有朋です。この度は朝鮮の件について交渉の場を設けていただいたことに感謝します」


 という具合に代表者が挨拶を交わして交渉がスタートした。交渉といっても対立する点は(表面上)あまりない。なので以下の点では早々に合意を得られた。すなわち、


 ・朝鮮の独立を保障すること


 ・朝鮮の政治改革を行う(支援する)こと


 ・電信線を維持すること


 の三点である。このうち目を引くのは電信線の維持についての項目だ。これは朝鮮における抗日抵抗運動の一環で日本の電信線が破壊されたことを受けての項目だ。その裏にはロシア側がいたことも掴んでいる。合意に盛り込んだのはロシアの関与を掴んでいることを暗に示し、こちらも親日勢力を使って同じことをやるぞと言っているのだ。ロシアもそれを理解し合意することでやらないという意思を示したのだ。


 そしてある意味でこの交渉における骨子ともいえるのが朝鮮の政治改革とその支援について。項目の内容は実に立派だが、現実は同床異夢も甚だしい。まず「朝鮮の政治改革」という言葉の頭には括弧付きで日本ロシアに有利な、とつく。考えてみれば当たり前の話で、日露双方とも朝鮮を緩衝地帯にしたいわけだから、独立国の看板を掲げた傀儡国くらいになってほしいというのが本音だ。


 つまるところ、この協定は争いの場を舞台裏に移そうぜという合意なのである。しかし、実際のところ日本にとってこれは悪手だ。朝鮮はロシアに傾いている。閔妃暗殺に日本側が関与していたことが失着だった。国王の高宗は閔妃と同様にロシア寄りの立場をとり、親日派の人間を排除しつつある。こんな状況で枷を嵌めるのは悪手以外の何物でもなかった。


 この動きを主導しているのは西公使をはじめとした外務省。恐露病で知られる俊輔もこれを後押ししていた。彼らとしてはロシアと正面から事を構えたくないというのが本音だ。たとえ協定を結ぶことで日本が不利な立場に追い込まれるとしても、ロシアとの決定的な対立は避けて暗闘に徹する。その上でどうにかして日本に有利な展開に持ち込む――というのが彼らの描くグランドデザインであった。そして早速、西公使が球を投げる。


「日本から提案した駐兵地域についてですが、我々としては大同江を境に南は日本、北はロシアという風にしたいと考えています」


 提案した大同江ライン――ざっくり言えば平壌を境に日露で朝鮮を分けようというものだった。日本の国防だけを考え、緩衝地帯とするならそれでもいい。朝鮮北部にある鉱物資源――金や鉄、少し未来の話をすればタングステンやニッケルなど――は惜しいが、外務省としてはそんなものより平和的に緩衝地帯を確保する方向に舵を切った。それらの資源をあげるから日本の取り分を認めて、とかなり下手に出ている。立場をよく弁えている主張だったが、相手も自分の立場をよくわかっているからはいわかりました、とはいかない。


「西公使。こちらとしては今この場で駐兵地域を協定する必要はないと考えています。朝鮮の暴動はあちこちで起きている。何かあったときにはその都度、駐兵地域を決めればいいかと」


 国王がロシア寄りの姿勢なのでそんな取り決めは不要だというのがロバノフ外相の言い分だった。まあ国際政治なんて力こそすべて。現時点でありとあらゆる力で負けている日本の言い分をロシアが聞き入れるはずもなかった。


「では北緯三八度のラインで――」


「西公使」


 ロバノフ外相は苦笑しながら言った。何を言われようがこちらの要求は変わらない、と。まさかの強硬姿勢に楽観論を唱えていた外交官たちは固まる。まあ先週、清国と露清密約を交わして朝鮮へのアクセスを確保したロシアが譲る必要はないだろう。この情報を掴めていなかった日本側の負けである。


「わかりました。では駐兵地域は何か事が起きたときに決定するということで」


 フリーズした西公使に代わって私がロシア側の言い分を認めると口にした。


「山縣閣下!」


「西くん。全権は私だ。私の責任で駐兵地域は設定しないことにする」


 どうにもならないことにぐだぐだと時間を費やすのは無駄だ。下手に粘るよりさっさと受け入れた方が印象もいいだろう。


「賢明な山縣閣下に敬意を」


 そう言いながら手を差し出してくるロバノフ外相。私はすぐさまその手をとって握手を交わす。かくして交渉と呼べるかすら疑問に思える日露交渉は終了。事務方の手で書面が作られ、私とロバノフ外相が調印した。山縣・ロバノフ協定である。


 これで仕事は終わった。調印を済ませるとさっさと宿に帰る。その道中、西公使がなぜ易々と引き下がったのかと詰めてきた。角が立たないようにするべきだとは思うが、外務省の認識はいささか楽天的である。私はリアリストであるからその認識の齟齬を埋めるべく敢えてきつい物言いをした。


「ロシアは強大だ。日本と比べれば月とスッポン。蛇に睨まれた蛙はどうしようもないだろう? そういうことだ」


 切れるカードもなければ、相手の出した手を関係ないとちゃぶ台返しする手もないのだ。日本本土そのものに手を出してきたわけではないのでここはひとまず「わかりました」と聞き分けがいいふりをしておくのが正解である。こう言うと西公使も打つ手なしなのは事実なのでそれ以上は何も言ってこなかった。


 先に述べたようにロシアと協調するのが外務省や首相の俊輔の方針である。しかし軍部は違う。協調方針には乗っているものの、軍部はこれをあくまで時間稼ぎだと捉えていた。


 このままなあなあを続けていたら茹でガエルよろしく気づけば朝鮮半島を失ってしまう。となれば次は朝鮮へのアクセスを確保するために、ロシアは対馬海峡を押さえようとするはずだ。事ここに至れば融和派もさすがに決心するだろうが、そのときの戦場は対馬や九州といった日本本土となる。負けた日には対馬や九州、北海道は巻き上げられてしまうだろう。そのリスクを避けるため我々は前に出る必要がある。


 回りくどい言い方をしたが、要するに軍部は朝鮮をめぐってロシアとの戦争も辞さないという考えを持っていた。この協定は先に述べたようにあくまでも時間稼ぎ。その間に日清戦争の賠償金を元手に軍備を増強する。史実が示すようにロシアの圧力は次第に強まるだろう。今は焦らず着実に力をつけるのだ。


 ロシアでの用事が済むと私はさっさと出国。海たちの待つイギリスへ向かったのだが、その道中でドイツに立ち寄る。中継地というのもあるが、ベンツ夫妻に会うためでもあった。


「随分と大きくなったな」


 ドイツ南西部のマンハイムにあるベンツの工場は初めて訪れたときよりも遥かに大きくなっていた。五十人ほどだった従業員も今や五百人を超えているそうだ。十年足らずでとんでもない成長ぶりである。


「あんたたちのおかげさ」


 店先で出迎えてくれたカール・ベンツはぶっきらぼうにそう言った。彼の会社と倉屋のイギリス法人は提携しており、カールの設計したエンジンをイギリスで生産。それをドイツに持ち込んで組み立てるという生産スキームをとっている。サプライチェーンの構築に手間はかかるが、双方がエンジン生産と車体生産に注力できるため生産効率は高い。


 さらにカールは会社の拡大とともに経営と製造を分離。自身は製造に専念する形で研究開発に邁進していた。その成果ともいえるのが水平対向エンジン。史実では1896年に開発されるが、現世では94年に誕生した。カールが研究開発に専念したことに加え、前に会ったとき四輪車を提案してそれに最適なエンジンを模索した結果である。おかげで同年に誕生した四輪車のヴェロは新開発の水平対向エンジンを搭載していた。


「そんなところで話さなくても中でゆっくりしていってくださいな」


 店先で話し込んでいるとカールの妻ベルタがやってきて呆れ顔でそう言った。応接室に行くときもベルタは夫の可愛いエピソードを暴露する。曰く、


 朝からそわそわして落ち着かなかったのよこの人。


 約束の時間が来ると仕事を放り出して店先に出てずっと待っていたの。


 とのこと。カールはこれについて技術者としての血が騒いだだけだと弁明していた。そういうところが可愛らしい人でしょ、と惚気られる。砂糖吐きそう、と同行していた通訳の倉屋店員に漏らすと思わぬ返しが。


「閣下も似たようなものですよ」


 海や水無子とのやりとりを彼らは私と同じ気持ちで見ているらしい。特に年頃の娘がいる者はあんな感じに懐いてくれない! とほぞを噛んでいるとか。……申し訳ない。相手の気持ちになって考えるって大事だね。


 なお海は来ていないことを伝えるとベルタには残念がられた。二人は文通するほどの仲になっており、来訪を心待ちにしていたようだ。ヨーロッパへ行くことは伝えられており、ならばと期待していたらしい。つい先日もイギリスに着いたとの手紙が届き、また私が来るとの先触れを聞いて期待していたとのこと。


「それは申し訳ない」


 ここで合流するという案もあったが、対露交渉にどれくらいかかるか不透明だったため見送っていた。しかしそんなに期待されていたなら多少のすれ違いを覚悟しても呼び寄せるべきだったかと反省する。


 ベルタは別にいいですよ、と許してくれた。ただ、今度また渡欧することがあれば会いに来てほしいと言われたので約束する。私に何か予定があっても、倉屋の店員と一緒に行かせればいいだろう。そのときはよろしく、と言うと任せろとベンツ夫妻は言ってくれた。


 その後、カールに新しい車のアイデアをせがまれる。といっても技術的なことはさっぱりだ。しかし縁ができたのもアイデアマンの私に関心を持ったから。いきなり知りませんというわけにはいかない。


「これから自動車は大いに発展する。行き交う馬車は無論、貨物鉄道さえも車が代替することになるでしょう」


「おぉ……」


 カールが唸る。何もなければ夢を語ろう、ということで車の将来像を語った。やっていること詐欺師だろという内なる批判者がいたが、軍隊式鉄拳制裁(ダメ絶対)をお見舞いして封殺する。


 ともかく技術的なことはほとんどわからないので車社会の到来を予言。新時代の先頭を突っ走るためにより安価でより大量に生産でき、もっと長い距離を走れる車を作るべきだと。とにかく気宇壮大な夢を語って誤魔化す。


「ところでそろそろ例のものを見せてくれないか?」


 苦し紛れの策だったが、カールに対しては思った以上に効果抜群。彼が夢の世界へせトリップしかけていたので話を本筋へ戻す。今回、彼を訪ねたのは私が提供したアイデアの車両が完成したとの知らせを受けたからだ。直接この目で見極めようというわけである。


「ん? ああ、そうだったな」


 本題を思い出してくれたようで、披露するためにとガレージへ案内してくれた。そこにあったのは車。ただし今までの車とは少し毛色が違うものだ。


「ご希望通り貨物自動車を縦に伸ばしたものだ。車体が大きくなった分、より強力なエンジンを載せている」


 この時期の自動車は馬車にエンジンをつけましたといわんばかりの見た目をしている。上から見たらほぼ正方形なのだ。これはこれで可愛らしいのだがあまり実用的ではない。特に車社会を支える貨物輸送では特に。なので車体を縦に伸ばした自動車――現代でいうトラック――を造ってもらった。


 カールは従業員のひとりに言ってトラックを動かす。車体の大型化に伴う車重が増大しており、車輪が細身で華奢なことも手伝って走る様子は少し頼りない。


「……こんなもんだ」


 自信なさそうなカール。技術者としては満足していないのだろう。しかし私は違った。


「よし買った」


「いいのか?」


「ただし製造権ごと」


 安心と信頼のドイツ製新型機械! というブランドを引っ提げて持ち込み改造するつもりである。改良点は多々あるけれども使い道はあるだろう。


 そんな思惑がありつつ懸念点もある。カールが製造権を素直に売ってくれるかということだ。だがそれは杞憂だったようで、彼は快く売却してくれた。暗中模索の開発は楽しいが、他に仕事があって手一杯だったとのこと。中途半端な出来なのもそれが原因なのだとか。


 売却の契約をして日本に送る手配を済ませる。しばらくは倉屋で研究し、タイミングを見て軍に売り込む。カールが中途半端と言ったように、改良すべき点も多々あるからな。あまりゆっくりもしていられないので、用が済むとベンツ夫妻に見送られつつイギリスへ向かった。


 イギリスでは少し長めに滞在できるよう日程を決めている。海からは(特に求めたわけでもないが)倉屋のイギリス法人の状況が説明された。遣隋使が「日出づる処」と称したことからサンライズ社と名づけられた法人は順調に業績を伸ばしていた。


 ガチガチの階級社会であるイギリスにおいて紳士階級であるジョニーが経営に関与していることから信用を獲得。青天井ともいえる内燃機関の需要と画期的なエンジン(製品)、工業大国イギリスの品質も相まって飛ぶ鳥も落とす勢いだった。倉屋だけでは増資を支えきれず一時停滞したが、銀行が競うようにして融資に手を挙げてくれ勢いが落ちる前に再び拡大できた。


「本当に凄いよ。アリーの先見の明だね」


「褒めても何も出ないぞ」


 調子のいいことを言うジョニー。私を煽てて飛行機の件について話させるつもりなのだろう。いい気分にさせて口を滑らせることを期待しているようだ。ロシアに行く前に約束した通り、ジョニーに飛行機の件を話す。そのためにパブを訪れたのだが、今回は私が支払いを持つ番なのに彼が払うと言い出した。やけにいい酒を用意したりと魂胆が見え見えだった。まあその手には乗らないのだが。


 ジョニーには公表できることをありのまま話した。内容は新聞なんかで語られていることと大差ない。その程度のことは当然イギリスも掴んでいる。もどかしく思ったのか直截に特ダネはないのかと訊いてきたが、それを教えるほどお人好しではない。もっと研究が進んだら教えると言って追及を躱した。


「本当に?」


「ああ。私が嘘を言ったことがあったか?」


「ないね」


 ここで止めてくれというメッセージ。付き合いの長いジョニーはそれを正確に汲んだ。


「……わかったよ。その代わり、新しく教えられることができたら一番に教えてほしい」


「いいぞ」


 即答する。というか最初からそのつもりだった。日本のこれからを考えたとき、パートナーとなるイギリスには然るべき利益供与をしなければならないからだ。


 日清戦争の賠償金を元手にして日本は工業化をしていく。現代でもそうだが、ネックになるのはその原料の調達だ。そして何より石油。将来、社会で必須の資源が日本にはほぼない。イギリスは世界各地に植民地を持ち、石油利権も確保している。さらには戦後、世界の石油産業を支配する石油メジャーの一角を占めたロイヤル・ダッチ/シェルがあった。航空技術を供与する見返りに石油精製技術を供与されたり、資源の利権であったりに噛ませてくれないかなと。


 あくまでこちらが考えているだけでどう転ぶかはわからないが相応の見返りは期待はできる。公開を渋っているのも日英間には公的なアライアンスがないという理由もあるが、それ以上に小出しにしていてはインパクトに欠けてしまう。入念に準備をして最大火力を叩き込む。そうして利益を最大化するのだ。今回はお預けを食らった形だが絶対に損はさせない。それだけは誓おう。


「じゃあ飲もう!」


 話に決着が着くとジョニーは殊更明るい声を出す。いつもの感じでいこうという合図である。平常運転といっても私たちは軍人だから話題はほとんど軍隊についてだ。世界情勢から各自の軍隊事情について話す。まあそのほとんどが日本軍についてのことだが。


「そういえば、遂に日本から戦艦の注文があったって話題になってたよ」


 赤ら顔のジョニーはイギリス海軍で注目された話を聞かせてくれた。日清戦争のゴタゴタに合わせて戦艦建造の予算が通過し、イギリスに注文されたことは知っている。とりあえず二隻が建造されて運用についてのノウハウを蓄積することになっていた。といっても今のところ影も形もなく、これから設計が行われる段階なのだが。


「そんなイギリスにとって朗報だ。さらに追加で四〜六隻を注文する予定になっている」


 飛行機のことは秘密にしたからこれくらいは許されるだろう。そう考えた私は整備される戦艦の数を素直に明かした。前弩級とはいえ八隻もの戦艦の建造費は馬鹿にならない。ジョニーはいい報告ができるとご機嫌だった。それが軍当局にも伝わったのかは不明だが、新技術を盛り込みつつ建造費をかなり勉強してもらう。これは思わぬ誤算だった。


 半月ほどイギリスに滞在して戴冠式や交渉で消耗した精神力を回復させる。その傍らで海や水無子にせがまれて戴冠式の様子やニコライ二世の印象を話して聞かせた。逆に私は動画の技術に関する進捗を聞き、寸劇や(パラパラ漫画を見せて)アニメを制作するよう促す。


 さらに大掛かりな事業についての話もして、石油利権に噛むための保険として適当な造船所を買収。タンカーをシェルに売り込むことにした。いずれ日本にも必要な技術。多少の赤字は覚悟の上だ。


 休むつもりが割とがっつり働いた気もする。そうしていると月日はあっという間に過ぎていくもので、帰国する日になった。例によってジョニーと再会を約してイギリスを発った。










 先週は皆様からの温かいメッセージを頂きました。ありがとうございます。今後とも執筆は続けていきます(これを書いている時点で十二月までは投稿予約済み)のでよろしくお願いいたします




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また、下の☆☆☆☆☆から、作品への評価もお願いいたします。面白ければ☆5つ、面白くなければ☆1つ。正直な感想で構いません。


何卒よろしくお願いいたします。




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