三十八話 メーア町
メーア町は北西にあるなかなかに栄えた町である。特に鉱山があり、金や銀、また宝石がよく取れ、宝石職人などが集まり栄えた町だ。
そんなメーア町にはある問題を抱えていた。それは最近、謎の魔獣が現れるとの事。なんと、馬に翼が生えているのだ。その謎の魔獣を見かけてからというもの、女児が誘拐されてしまうらしい。原因は分かっておらず、もしかしたらこの謎の魔獣が原因なのでは無いかと噂されているそうだ。
「成程な。」
そう、ドニーが言う。今、アーサーから詳しく話を聞いていたところである。
そして、何故かチユは目を輝かせている。
「それって……!ペガサス!」
と、謎の言葉を話しているが、それはスルーされた。いつも我々には分からないことを話しているので、基本スルーである。
「で、その魔獣もついでに調べてなんなら浄化してこいということだな?」
僕がそう言うと、アーサーはにこりと笑った。
正直面倒だが、しょうがない。
「ま、頑張りましょい!」
とチユは立ち上がって言いそのまま部屋に戻って行った。もちろん僕たちもチユに着いていく。
「頑張れよ〜!チユ様、レン、ドニー。」
と、奥からアーサーの声が聞こえた。
数日後、僕たちはメーア町に向かった。馬車に乗り、数日かけて行った。
メーア町についたのは、昼だった。馬車から僕たちは降りる。そして、メーア町を取り仕切る貴族が僕たちを出迎えてくれた。と、ここで思い出してほしい。ブルーメ村でチユが馬車から降りた後何が起きたか。
僕は恐る恐るチユの顔を見る。さっきまではなんともなかった。だが、見るとちゃんと青くなっていた。
「ちっチユ⁉︎」
僕は、出迎えてくれた貴族に適当な理由をつけ、トイレに行かせることに成功した。
今回は、醜態を晒すことはなかった。僕、頑張った。
こうして、メーア町にたどり着くことができたのだった。
それからは、この町の被害や、謎の魔獣についての話を聞いた。おおかたアーサーから聞いたので間違いはないようだ。一週間後に浄化しにいくことが決定し、説明してくれた貴族様の騎士も同行してくれるようだ。何故一週間後なのかというと、ここの騎士が今討伐で半分がいない様で、戻ってくるのが、四日後だそうだ。なので一週間後になったのだった。
と言っても、やる事はなくチユと僕とドニーは屋敷から抜け出して、町を探索することにしたのだった。
「わー!宝石が綺麗!」
やはり町には宝石店が多い。三人で見て回っていると、
「確かにな!」
「綺麗だね。」
と、後ろからドニーでもチユでもない声がした。
振り向くとそこにはニコ先輩ことエディー先輩と師匠ことキーラが立っていたのだった。
久しぶりです。実はプロットが全部消えまして……書く気が失せてました。また書いていくのでよろしくお願いします!そして、xを始めました。よかったら見てください。@f8RdyAuZOL25232です……。




