新しい家族と...
自分のこの病気に関することは一旦おいておき僕は眠る準備をした。
「明日は6時起きでいいかな?」
僕はアラームをせってし眠るのだった。
そしてアラームの音で僕は目が覚める。
「なんか変わった気がする?」
僕は体に少し違和感を感じた。
特に気にする必要もないけどでも違和感を感じた。
「まぁ大丈夫だと思うけど。」
僕は小声でそう言って台所に向かった。
「朝は食べに来ないだろうからトーストでいいかな?」
僕はオーブントースターでパンを焼いた。
そしてその間に果物をミキサーにかけてミックスジュースを作った。
「葡萄とマスカットのジュースは美味しいな。」
完成したジュースとパンを口に入れながら食べるのだった。
それにしても今日はなんだか気分がよかった。
「そういえば昨日なんか考えてた気がするけど、
まぁ忘れてることだからきっと関係ないかな?」
昨日の夜。
何かに対して深く考えていた気がした。
だけど今の僕は忘れているわけだからどうでもいいことなんだろうと僕は結論付けたのだった。
「お母さんは何時くらいに来るのだろうか?
まぁいつでもいいか。」
僕は学校の教科書を読んで勉強をするのだった。
ここ最近は勉強していなかったから暇になった時間に勉強することにした。
「やけに内容覚えやすいね。
なんか教科書変わったのかな?」
僕は教科書の内容をすぐに覚えていた。
つい最近まで覚えるのに時間がかかっていた数学の公式など容易に覚えることができた。
「これはテストで高得点取れるかもしれないね。」
僕はそんなことを言って勉強を続けるのだった。
その後も英語のスペルも簡単に覚えることができた。
「もしかしたら性別が変わって頭が良くなったのかな?」
僕はそう思うといろいろなことを調べることにした。
例えば韓国語などをまとめているサイトが存在しておりそれを読むと、
大まかな内容とはいえある程度理解できたのだった。
「これはすごいね。
頭の容量がとても増えたって感じかな?」
僕は2学期のテストで高得点を取れる。
僕はそう確信するのだった。
「でも勉強は続けないといけないよね。」
僕はお母さんが来るまで勉強するのだった。
そして数時間勉強していると家のインターホンがなった。
「お母さんかな?」
僕は確認するとお母さんだったので、
ドアを開けて家に入れるのだった。
「お母さん思ったより早かったね。」
「実はね来てるんだよ今日。」
「誰が?」
「再婚相手だよ。
挨拶したいって言うから連れてきてもらった。
ついでに雲雀ちゃんもいるから仲良くしてね。」
「っちょお母さん!」
僕はそう言ったが、
腕を引っ張られるのだった。
「連れてきたわよ〜」
そして僕はお母さんの再婚相手と会った。
その人はすでに40代のはずだが30代に見えるような人で、
男だった僕でもかっこいいと思えるような容姿だった。
「どうも。今日はよろしくね。
晴くんだっけ?」
「はい。よ、よろしくお願いします。」
僕は少し動揺しながらそういった。
「お父さん早く車に入って、
邪魔になってるから。」
車の方からその声が聞こえた。
「わかった雲雀ちょっと待ってろ。
それじゃ車に来てくれ。」
僕とお母さんはその人の車に乗るのだった。
「それじゃまずは自己紹介からね。
私はしなくても大丈夫よね。」
お母さんがそういうとみんな頷いた。
「それじゃまずは涼君から。」
「黒沢涼です。
一応君のお母さんと再婚させてもらいました。
それじゃ雲雀次な。」
「雲雀です。
よろしくね。
晴ちゃん。」
「柊晴です。
特に言いたいこととかはないです。」
僕がそういうとお母さんが、
「晴動揺しすぎよ。
そんな動揺していたらショッピングが楽しくなくなるじゃない。」
お母さんはそう言った。
「雲雀?
晴の面倒見てやってね。
この子今色々と事情があるから。」
「わかったよ。
それじゃまた今度料理教えてよ。」
「いいわよ。」
お母さんと雲雀さんはその後もずっと会話をするのだった。
そして僕は到底ついていけなかったのだった。