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あとがき

(犬という知恵のかたまりはもちろんニャアと鳴く獣でもわかる話)


テクニックだけで話をすると、近現代の日本文学史というのは、こんな感じ。

連載終わり。

 最初にテーマか、文章表現技術か、いずれを重視するかというグループ分けがあります。

 文章表現技術を重視したグループは、擬古典主義だけは読んだ時のリズム感の話を詳しくしましたが、後世では三人称の視点の扱いに興味が移ります。

 テーマを重視したグループは、ほぼ全て人格の話をします。キャラとストーリーで言えばキャラの話。でもって、様々な人格の描き方でも良い作品が生まれるとする高踏派から出発した耽美派だけが場面構成の大切さを説くことになります。


 人格をヨコで考える写実主義。

 人格をタテで考える浪漫主義。

 僕は弱いから人格とか無理と拒否した山田美妙。

 人格を完成するのは当然だから社会でもまれろという自然主義。

 ヨコの人格形成を拒絶した白樺派やプロレタリア文学。

 タテの人格形成も難しいのではないかという無頼派。


 暗記するときにも「その流れってわかる」という感覚があるのとないのとでは大違いだと思います。

 小説技術の整理のために本稿を役立てていただければ幸いです。







【企画】 あなたの作品必ず読みます、感想書きます


https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=116031


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